若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

Archive for 5月, 2015

ゴジラ 30作品一挙放送中 その3

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平成ゴジラシリーズ、ここからは2000年以降のミレニアム「IF」シリーズになる。基本、各映画同士の繋がりがなくなり、それぞれが独立したお話になるというわけ。世界観や設定を自由にいじることができるので、変なしがらみなくストーリーが作れるというわけ。

時代としては1999年に平成ガメラシリーズが完結したあと。大映が作った完成度の高い怪獣シリーズのあとに、本家東宝が下手なものは作れないというプレッシャーはあっただろうなぁ。(それでも失敗してしまうのはやはりゴジラの呪いか)

ゴジラ2000 ミレニアム

久しぶりに復活したゴジラはやはり台風扱いというか、駆逐できない超自然の存在として一般に認知されているのは平成シリーズと同じですかね。出てくるUFOってどっかで見たことあるなーと思ったら、「ナビゲイター」みたいじゃないか。お話はどちらかというと「インデペンデンス・デイ」ですかね、ゴジラ vs 宇宙人。怪獣大戦争よりこの手の話の方が好みだが、セールス的にはやはりvs怪獣じゃないので失敗したとみなされて、次からはvsシリーズ復活となる。でも大人が見て面白いゴジラにするためにはこの路線を進むべきだったんじゃないかなぁ。

ガメラシリーズの影響か自衛隊が頑張ったり、特撮もそれなりのレベルになってる。ゴジラは今までにない造形で、は虫類っぽい。まぁでもガメラを見た人はもうこれくらいじゃあ満足できないんだよなぁ。

怪獣が出ないからヒットしないんじゃないんだよ……。

ゴジラ × メガギラス G消滅作戦

首都大阪!原子力発電完全廃止!というすげーIF日本史(もちろん原因はすべてゴジラ)の中で展開するゴジラ殲滅作戦。そーか、ゴジラは放射脳な人の味方か。(違います)つか、結局ゴジラが倒せない理由ってのは他でもない、「ゴジラが東宝映画最大最強のスターだから」なんだけどね。

今作の見所はゴジラのプロレス。(笑)走ったり、噛み付き攻撃だったり、ボディプレスしたりと昭和ゴジラの後半みたいな軽快な動きでトンボのお化けと闘います。ご当地破壊シリーズはお台場。でもフジテレビは壊さなかったなー。w

そしてゴジラが消滅?するIF日本史……消えてないのか?w

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

ガメラシリーズを作った金子監督がゴジラを撮ると、やっぱりガメラだった。(意味不明)自衛隊(ここでは国防軍とかになってる)も頑張るし、ちょっと怪獣多すぎてまとまりがなくなった感はあるけど、それなりに正しい怪獣映画になってる。スタッフも多くはガメラシリーズから引っ張ってきてるらしく、音楽も大谷幸だったり。

このお話ではオリジナルゴジラ、さらに大失敗した米ゴジラ(しかも学者認めてないとか言い切っちゃうしw)が正史になってる。「護国聖獣」とか、ゴジラが太平洋戦争の英霊の残留思念の塊とか「ガメラシリーズ」の匂いがいっぱい。キングギドラが千年龍王という人類の味方にしてみたという逆転の発想はいいかも。でもなんか最初はバラン、アンギラスだったらしいけどセールス上の理由でモスラとキングギドラに。まぁ「とっとこハム太郎」と併映されちゃったらもーどうしようもないよね。

特撮もガメラを思い出す非常に上手な遠景を多用した撮影。そうなんだよ、怪獣てのは大きいからアップで映すとかしても大きく見えない。比較対象になるものを手前とか背景に置いて遠景で撮ることで、初めて大きさが分かるようになる。

ゴジラが歴代の中で一番怖い顔なのも○。これぞ怨霊。w こんな顔付きで人類滅ぼすところまで行って欲しい>新作。w

ゴジラ × メカゴジラ

前作でちょっと見直した特撮手法はなくなってしまい、しかも意味もなく「ゴジラの骨」からメカゴジラを作ったがために暴走してろくでもないことになるというストーリー展開。骨使ってDNAでなんとかとか意味なくね?メカゴジラのデザインは元々のメカゴジラっぽくて良くなってるし、ミサイルつかってオールレンジ攻撃もかっこいいんだけどさ、結局画がなってない。

まぁストーリーはどーでも良くて、ゴジラとメカゴジラを対峙させるぜ!って映画ですな。バージョンいくつなんだっけ、このときの釈由美子。疎まれてるっぽく見えて結局機龍隊のアイドルだよね。 w

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS

ミレニアムシリーズの中では唯一、前から続くお話なわけだが。「モスラ」とも繋がるってことで、モスラに出演した小泉博が登場。なんと小美人も……って長澤まさみ!(笑)モスラの歌歌ってるし!w 吉岡美穂も出てたのか(しかもホントに下手。どーしようもないほど下手)。こんな映画に出るほどあの人売れてたのか。

ゴジラのスーツがどうしようもなくゴムっぽくて、特撮も前作同様のダメな出来。シナリオも酷い。カメーバ死に損。結局この作品の観客動員数が全作通してワースト3に入って、ミレニアムシリーズの終了が決定したというまぁある意味記念すべき作品。まぁ確かに子供向け映画にしかなってないわな。

そーいえば新しいゴジラはスーツなんだろうか、それともCGなんだろうか。日本の伝統(笑)のスーツアクトをやめてしまうのはどーなのよと思うが、リアルさを出すためにはやはりCGの方だろうし……。本家なんだから少なくとも2014ゴジラに勝てる作品が作れないとダメだよなぁ。

ゴジラ FINAL WARS

ということでミレニアムシリーズの最後、つまり現状、日本の最後のゴジラ映画になったこれ。凄いですよ、東宝怪獣映画にこれまで登場した15体の怪獣が入り乱れてのプロレス大会。w しかもX星人に妖星ゴラスに轟天号まで、もー東宝特撮シリーズのすべてを注ぎ込みました!という……こんなんで締めくくっちゃったのか。(哀)

実は特撮パートは割といい画を作ってるんだけどさ、結局シナリオが「マトリックス」もどきでどーにもならない。怪獣同士を戦わせるだけのストーリーなので、お話はどーでもいいのね。さらにアクションシーンも「マトリックス」の影響をふんだんに受けてのワイヤーアクション。ケインと松岡でバイクで高速バトルとか。ああ、海底軍艦なのも実はネブカドネザルなのか。

でもまぁゴジラ、強い強い。ハリウッド版偽ゴジラもガイガンもカマキラスもどいつもコイツも一撃ですよ(怪獣大戦パートになって特撮が酷くなったのは内緒だw)。まぁこれで怪獣同士のプロレスは最後になるという方針で作ったのかも……と思ったら、2014 ゴジラでやっぱり怪獣同士で戦わせちゃったしなぁ。

あ、このシナリオで唯一いいところがある!人類がほぼ滅びるってところだ!(爆)

これでやっとミレニアムシリーズは終了。いやぁ、俺1本も見てなかったわ。(^-^;) そして楽しい昭和シリーズへと続く。 でもなぁ、やっぱり途中からどーしようもなくなるからなぁ。

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5月 19th, 2015 at 2:42 am

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Display Menuが便利

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ほらほら、MacBookでもこんな超絶解像度!(使えるかどーかはまぁ……)

15インチ RetinaもMacBookも普段解像度を上げて使ってるんだけど、訪問先でMacの画面を見せながら作業をしたいときとかにはちょっと表示が小さくていちいち解像度を直してる。しかし[システム環境設定]の[ディスプレイ]のオプションでメニューバーにアイコンを表示させておいても、解像度の変更にはシステム環境設定を表示させる必要があって面倒だった。どーせならメニューバーから解像度変えられればいいのに。

DisplayMenuicon.png で、きっとそんなソフトがあるはず!と思ってMac App Storeを探したらあったあった、Display Menuというソフトが。無料で使えて、メニューバーから解像度を指定して変更できるというのが基本機能で、デュアルディスプレイのときもディスプレイを見つけたりミラーリングを指定したりできる。

そしてポイントはソフト内課金の240円を支払うと、Retinaディスプレイで表示できる解像度が増えることだ。本来。1440×900が最大解像度なMacBookは、トップ画像のように2560×1600までつかえるようになる。まぁMacBookでは小さすぎて意味がないかもしれないけど、15インチ Retinaなら結構意味があるかもしれない。

いずれにしろ解像度がメニューバーで変えられる機能はあるし、Pro版にしなくても普通の解像度は使えるので問題なし。これで毎回客先での解像度変更が楽になるわー。

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5月 16th, 2015 at 11:18 am

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Apple Watchはそもそも「時計」じゃない

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機能を抜き出したiPhone。つまり腕にiPhone(機能限定版)。そう考えることができれば、どう使えばいいかが分かるはず。

Watchが来てから3週間。一応、毎日着けて生活していて、腕にも馴染んできた。以前紹介したプロテクターは着けたり着けなかったり。あってもなくてもあまり違和感はなくて、どちらかというとドレスアップな感じ?そーいう意味ではもっといろんななデザインが出てきてもいいかもなーと思う今日この頃。

ただまぁアップル的には、Apple Watchはもっと売れると思ってただろうなと。注文しても3ヶ月待ちとかになって生産追いつかないぜーみたいな感じで。でも実際には量販店で持ち帰り可能なときがあったり、新宿伊勢丹では当日試着、持ち帰りが可能だったり(まぁコレは優先的に回してるんだろうけど)。街中にApple Watchが溢れてる状況にはほど遠く、ライター陣が集まればこんな風に全員が着けてる状況はあるものの、まだ着けてる人を俺は見たことがない。

で、結局思うのは、この「Watch」という名前が良くなかったんじゃないかと。着ける位置は確かに腕時計の位置だし、見栄えも腕時計と同じ。でも機能としては時計としても使えますよって「モノ」。なのにWatchという言葉に引っ張られて時計として頑張っちゃおうと考えたところで、この製品が中途半端になっちゃったんじゃないかと。時計を買う人は、時計というオブジェクトが好きなのであって、それにiPhoneと連携できる機能があるよとか言われても関係ない。時計が欲しい人は素直に時計買うし、同じ値段でもっとかっこいい時計はいっぱいある。これはApple Watchと時計の名は付いているけれど、実際にはiPhoneの通知機能を便利に使えるモノ、つまり機能限定iPhoneだ。

実際、iPhoneの通知だけで済む部分は結構あって、広告メールやTwitterの通知などは通知だけ見て消してしまってもいいものも多い。そーいう意味では確かに効率は上がるし、6たすな人はカバンの中に入れてるiPhoneを取り出す必要がなくなって便利。Apple Payが使えるようになって、Suicaまでこれで使えればもっと便利だろう。でも「時計」って言った時点で、Apple Watchが含まれるカテゴリが限定されてしまって、そーいう目で見られてしまった。だから「時計としてはバッテリもたないよね」とかの話になるわけで。時計じゃないよ、iPhoneだよ!って言えば、「1日1回充電?当たり前じゃん〜」になったはず。

デザインも販売もそれに引っ張られた可能性は高くないだろうか。時計なんだからファッションだよね、だったらいろんなデザインがあって価格もいろいろあってもいいよね、高くてもいいよねと。iPhoneでさえ色と大きさで6種類しかないのに。機能限定iPhoneなのに一部機種はiPhoneより高いモノ。ほとんどの機能がiPhoneだけでできるのに、iPhoneより高いモノ。そりゃなかなか売れませんわな。

そしてApple Watchの進化のポイントはそこーiPhone「でも」できる機能じゃなく、Apple Watchじゃなきゃできない機能が付くことだと思う。ま、一応脈拍を取るってのはWatchのみの機能だが、もっと安い機器で同じことができてしまう。なのでもっといろいろできるよーになって、「Apple Watchがあるとこんなに便利!」にならないといけないんじゃないかと。

もうひとつのポイントは、やはりSiriの進化。入力作業がほとんどできないApple Watchを便利に使うにはSiriが賢くなって、iPhoneと連携していろいろなことができるようになることだろう。腕時計の位置にiPhoneがあることの利点はハンズフリーになることなわけで、iPhoneを右手に持って歩きながら画面を見て操作する(危ないのでやめましょう)ことなく利用できればそれは便利だ。今はApple Watchでメールやメモを作成するとHandoffでiPhoneを起動するしかないのだが、話してることがそのままメールになって「送信しますか?」までいけるようになればかなり便利。iPhoneをSiriでどこまで操作できるようになるかはこれからのiPhoneの課題でもある。

そんな可能性を探るために、アイデアを見つけるために、ニーズを得るために、Apple Watchの展開はやっぱりコンパクトで良かったと思うんだよね。最初はSportとWatchとEditionをで1機種ずつ、色とサイズ違いだけで良かった気がする。良く「アップルユーザー、最初の機種は人柱」(笑)と言われるよーに、どんなに高くても機能限定でもアップル製品なら買うって人たちに向けて発売してテストしてもらえば良かった。それをあんな大々的に、数が分からないくらいの機種を出してしまったのは、やっぱり「時計はファッションアイテム」っていう勘違いがあったからだと。だから時計じゃないんだ、Apple Watchは。

6月のWWDCで次の展開になるヒントが出てくるかもね。文字盤のカスタマイズ(背景に写真とか)はできるって聞いてたけどなくなってるし、そもそもiPadとは繋がらないてのはおかしいと思うし。iPhoneが3GSで化けたんだから、Apple Watchも3世代目くらいまでは生暖かく見守ってあげるべきなんだろうなと思う……残ってればだけどさ。(笑)大風呂敷を広げてしまったんだから、ここでたたむわけにはいかないだろうし。

まぁそんなことをいろいろ考えた3週間。でもそれなりに楽しく使ってるよ、未だにバッジを一つももらえないけど。(笑)

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5月 14th, 2015 at 4:43 pm

セッション

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原題:”Whiplash

「セッション」て日本語タイトルは間違いだなぁ。でもこのバトルの中で上り詰めた高みは、凄いものがある。

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5月 13th, 2015 at 1:50 am

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台湾シネマ・コレクション 2015は4本

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ホントはもう少し観たかったんだけどねー。なんかグイ・ルンメイ特集みたいになってしまいましたが。

シネマート六本木閉館記念(残念)の「台湾シネマ・コレクション 2015」、GW前から六本木に通って25本の中から4本、観てきた(上映のうちの8本は見てたので)。ほんとはあと数本観るつもりだったんだけど、さすがに体力尽きてしまいました。日本初上映のうちの何本かだけでも観ときたかったんだけどなぁ。

今回上映されてる映画はグイ・ルンメイとジョセフ・チャンの映画が多かったよーな。てか俺が観たのがたまたまその人たちだったのか。でもまぁ「みんな大好き グイ・ルンメイ」って特集にもなってたくらいだから、やっぱりそれなりに多かったのか。でもショートカットで美人、出演作も今回の以外にいっぱい見てるし好みの顔だ。(笑)

まぁてなわけで寸評など。

遠い道のり(2007) 原題:”最遙遠的距離

彼女と別れて生活がボロボロになってしまった録音技師 シャオタン、不倫がイヤになったOL シャオユン、人の心を覗きすぎ、妻には浮気されて家を出た精神科医 ツァイ。それぞれがいろいろな理由を抱え、ほんの小さな接点を持ちながら同じ道を旅をする、ほぼめぐり会わないロードムービー。

台湾ではあまり行かない台東〜台南にかけて、録音された音を追いかけて旅をするのはなかなか新鮮で、普段あまり聞かない「街の音」がとても気になり始める。旅を共にするのに心が通わない二人、一度も出会わないのに心を通わせる二人。果たして最後に出会った二人は、相手を認識できたのかなぁと心配になる。せめてひとつは希望が見えて欲しいものね。

GF*BF(2012) 原題:”女朋友。男朋友

ときは1985年、戒厳令下の台湾。幼なじみのメイパオとチョンリャン、そして2人の親友シンレン。メイパオとチョンリャンは仲の良いカップルと言われていたが、チョンリャン自身が「つきあってない」と言ったことから、シンレンはメイパオに告白し、付き合うようになる。5年後、台北の大学で民主化運動の渦中にあったシンレンとチョンリャン。シンレンを訪ねてきたメイパオはシンレンが他の女性と付き合っていることを知り、さらにチョンリャンの好きな人はシンレンだったことを知る。

台湾の映画では、ゲイであることが別に問題にならないことが多い。まぁ変な目で見る人はいるんだろうけど、映画の中で普通にゲイの恋愛が描かれているところは、実は日本よりも性的にはオープンなお国柄なのかなぁと思う。

そしてこの映画を観て、そーいえば台湾はほんの20年ほど前まで独裁政権だったんだよなーと思い出すなど。最近のデモの動きなんかを見ても、わずか20年前に同じことをやってたんだなと思うといろいろ感慨深い。

午後3時の初恋(2007) 原題:”沈睡的青春

妻に逃げられ、アル中になって彷徨する父の代わりに時計店を守るチンチンのところに、ズーハンという青年が止まってしまった時計を持って現れる。その日から、なぜか毎日のように濡れて止まった時計を持ってくるズーハンは、実は彼女の高校の同級生だった。数日姿を見せないズーハンに会いたくなったチンチンは、ズーハンの家に。しかし、彼は数年前に滝から飛び込んで死んでいたのだ。では毎日会いにきていたズーハンはいったい誰?

ちょっとしたミステリーでファンタジーなお話で、しかも切ない。もう取り返せない時間、戻りたい時間。すべては時間が主題になってるわけですな。

台北カフェ・ストーリー(2010) 原題:”第36個故事

ドゥアルは妹のチャンアルと一緒に念願のカフェをオープンする。しかし友人たちが持ってきたお祝いの品はそれも役に立たないものばかり。おしゃれなカフェを目指していたドゥアルは、店が流行らないのはこのがらくたのせい!とすべて処分しようとするが、妹はふと「お店にあるもの、物々交換します」と広告を配る。さらにおかしなもので溢れていくカフェは、しかし次第に活気を持ち、人が集まる場所になっていく。

今回の上映の中では一番観たかった映画。おしゃれな映画といえばそうかもしれないが、実際には価値観の違う姉妹が気が付けば相手の価値観を理解して、自分が変わっていくというお話。

てことで4本中3本がグイ・ルンメイ、2本がジョセフ・チャンという結果に。でもそれぞれ面白かったー。

かつてハリウッド映画を見て「アメリカ」という国を学んだ(もっとも行ってみるとまた違う視点が生まれたけど)ことを、同じように台湾映画でやってるのかなぁとか思ったり。でもそれ以上に、やっぱり懐かしいというか、映画観てて凄く考えてる自分がいるのに気付く。ハリウッド映画でも日本映画でもその感覚は最近ない。なんだか不思議な、でも楽しい体験なのである。

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5月 12th, 2015 at 1:10 am

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脳内ポイズンベリー

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公式サイト

一番怖いのは、実は真木よう子。(違)あ、でも32歳なのか。

昨年末に届きそうだったTOHOシネマズのマイレージを繰り越して、今月GW明けにようやくアクティベートしたので現在、1ヶ月観放題期間中。もー観れそうなものは全部観る勢いで。w でもこれ、面白かったよ。

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5月 11th, 2015 at 12:02 pm

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ブラックハット

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原題:”Blackhat

なんか「筋肉バカ」なイメージ(失礼)のクリス・ヘムズワースにはあまり似合わない役かなぁ。でも監督がマイケル・マンなので期待してました。

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5月 10th, 2015 at 2:01 am

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寄生獣 完結編

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公式サイト

なんとビックリ、後半持ち直したよ!前後編、通して見れば結構観れる作品に仕上がってるかも。あ、前半の感想はこちらを参照のこと。

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5月 9th, 2015 at 10:51 pm

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ゴジラ 30作品一挙放送中 その2

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てことでまだまだ続く平成ゴジラシリーズ。

ゴジラ vs モスラ

実は平成シリーズの中では一番のヒットを記録しているというこの映画。冒頭がアユタヤ遺跡でインディ・ジョーンズって。(^-^;) まぁあそこに行った人なら誰でも思い浮かべると思うけど。そのまま映像化ってよー。しかもそこまで売れてしまったがために、平成モスラシリーズ3部作がこのあと作られることに。なんという勘違い。w

で、この映画は実はゴジラ不要な話で。元のプロットはモスラと敵怪獣の闘いだったらしく、ゴジラはほぼ脇役。しかも数少ない負け試合。まーモスラには昔から弱いんだが。

そして昭和モスラへのオマージュっぽい特撮シーンはそれも大負け。いやひょっとすると俺の過去の思い出が美し過ぎるだけかもしれないけど、おそらく同じ東宝大プールでの撮影、さらには同じよーなカット回しなのに圧倒的に過去のモスラの方が大きい。映像が綺麗になりすぎてるからなのかなぁ。それとも銀幕で見たから+補正されてるのかなぁ。とにかく、30年前の特撮に負けてはダメですよね。

しかしノストラダムスの大予言から世界を救ったのはモスラのおかげだったのかー。(違います)

ゴジラ vs メカゴジラ

シリーズ史上最強のメカゴジラがゴジラに迫る!っても、昭和シリーズと違って人類側がメカゴジラなんだが、なぜかゴジラに肩入れしてしまうのはあまりにも人類側の容赦のなさが際立つからか。そしてゴジラを一度はたたきのめしたにも関わらず、結局超自然の力には勝てないのだなぁと。

それにしてもシリーズ通して登場するのにとてもかわいそうなキャラ、三枝未希嬢(小高恵美)の存在が気になる。4度に渡るゴジラの襲来に対して常に最前線で当たってしかもそれなりに成果を上げているはずなのに、なぜ未だにぺーぺーで命を賭してメカゴジラに乗り込まなければならないのか。普通、もう後進を育てて研究所の所長くらいになってるはずなのになー。なんて気の毒な存在。

他には佐野量子のあまりに酷い演技がアレだったり、協力に「アップルコンピュータ」が入っていたり(PowerBookで開発してましたよ、ガルーダw)、ベビーゴジラってミニラって言わないんですかーとか。

結局、シリーズがひとつの時間軸で続くとどーしてもストーリーが陳腐化せざるを得ないってことなんだろうなと。「ゴジラ」という単体を描くだけならどーでもできるし倒してしまえばいいんだが、続いてるということがいろいろな制約を生む。果たして、新ゴジラはそんな枠を取り払ったところから出発できるだろうか。

ゴジラ映画を考える上で大事なことは、「ゴジラという存在は何か」ということなのだろうなと。例えばこのシリーズでは台風のような「天災」で、それを打ち破るために人類は努力している。2014年版の米ゴジラは、どちらかというと「ガメラ」シリーズ的な「地球の守護者」的な何か。でも恐怖の存在としてのゴジラは、そのどちらでもないはずだ。

そもそも「放射能を喰う」という設定は外せないのか。それは生物としてあり得るのか。初代は牛とか喰ってたんじゃなかったっけ。果たして新ゴジラは、東宝制作陣の「シリーズ化」という呪縛を解き放って盛大に花火を打ち上げられるのか、庵野監督の変人ぶりに大期待である。

ゴジラ vs スペースゴジラ

このシナリオは酷い。もう冒頭のスペースゴジラ飛来シーンからどーしようっていうレベル。そりゃこのシリーズ終わらせられるよねぇ(ってまだまだ続くが)。どこまでいっても突っ込みどころ満載で、札幌から首都圏直撃は避けられないと言われてたのに、なぜかそのままスルーして福岡(今回は百道浜決戦。見慣れたあの周辺、福岡タワーがぶっ飛びます)とか。ご当地破壊シリーズっていう使命があるのもわかるけど、もう何も考えてませんね。ビオランテの頃のSFらしさ、リアルさはもうどこにもなく、怪獣たちが闘うというその部分のみにフォーカスしてる。そりゃ大人が見て面白くなるわけがない。そもそもなんであの強かったメカゴジラをもう2台くらい作らない。そしたら勝ててるだろ。w

でもメインであるはずの怪獣同士が闘うための特撮もダメで、そもそも縮尺がおかしい。100mあるはずよね。攻撃したときの水煙がゴジラと同じ高さまで上がるってどーいうレベルだよとか、森を抜けてるときの樹々が手の位置(推定60mとか)にあるとかどこの原生林だとか。あーもう(ぶつぶつ)。自衛隊も一切出てきません。

三枝未希嬢は今作にも登場して、よーやく地位も主任に。少女だった彼女が10年ゴジラと向き合ってきて23歳、ゴジラを愛する変人として認識されてるかわいそうな人。でもなんだかほのかなラブストーリーもあったり。そうか、このゴジラシリーズは三枝未希の成長物語だったのかー!(違

ああ、もう早く終わって欲しい……。

ゴジラ vs デストロイア

そして1984年版から続くこの時間軸シリーズ最後の作品は、オキシジェン・デストロイヤーから生まれた超生物だというデストロイア。しかしゴジラ、メルトダウンという舞台の前ではお飾り程度でしかなく、しかも弱い。ゴジラのメルトダウンは正に日本の滅びの美学そのもので、「宇宙戦艦ヤマト」に通じるものがある。そして三枝未希シリーズ(笑)もこれで最終作になり、前作のほのかな恋はあっという間に消えてしまったようで、またゴジラの追っかけを続けていたり。でもそれももう終わり。お疲れ様でした。

ま、前作のシナリオが酷すぎただけに、初代ゴジラのプロットをふんだんに利用した(それでも突っ込みどころ満載なのは変わらないが)今作は少しは見れる。音楽も伊福部昭に戻ってるし。まーそれでも「終わる」ということ以外に何の価値もないかもなぁ。

ゴジラシリーズはこのあと、IFシリーズとしてそれぞれが独立した世界観、時間軸で描かれる。シリーズとしてのくびきを取り去った方がいろいろと作りやすいという判断だったのかもしれないが、観客動員数はどんどん下がり、ついには「とっとこハム太郎」と併映されてしまう始末。さて、この先のシリーズも俺は見て耐えられるんだろうか……。

Wowowでは5月11日からいよいよ昭和シリーズに突入。こっちは「三大怪獣 地球最大の決戦」までは(まぁこれもぐだぐだだが)見れる作品になっていて、特に人気の高い「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」はオススメ。後半はまた辛そうだなぁ……。まだ21本もある。

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5月 9th, 2015 at 3:49 am

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Spigen RAGGED ARMOR

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んー、偽G-SHOCK?w

Apple Watch、使い始めてもう2週間とか。早いなー。Sportは普通のWatchよりも画面が弱いというのは聞いていたし、とりあえず粗忽な俺としてはプロテクターが欲しかったので、発売前からコレを予約してたら連休中に届いた(予定は連休明けだった)。

ベルトを外して中に押し込むタイプのプロテクターで、液晶フィルムも2枚付き(貼ってない)。商品写真よりはボテッとした感じ(笑)だが、まぁG-SHOCKをはめてた人なら別に違和感ないかなと。でも実際には、やっぱり着けない方がバランスはいい。日々の利用には着けておきたいけど、人に見せるときとかは外したいかなぁ。

実は本命はこっちのTOUGH ARMORの方で、これは姿はほぼ同じだけどスクリーンガードが最初から入っているとか。でも価格はちょっと高くて入荷も遅かったので。まぁあとから追加で注文するか、台湾に良さそうなの出てたら買うか……。

てことでまぁとりあえずプロテクターが欲しい人は、これしかないので(笑)購入しましょう。

Written by ei

5月 7th, 2015 at 4:31 pm