若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

セッション

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原題:”Whiplash

「セッション」て日本語タイトルは間違いだなぁ。でもこのバトルの中で上り詰めた高みは、凄いものがある。

メジャーなドラマーになる夢を持つアンドリューは、アメリカ一と言われるシェイファー音楽院に入学。中でも最高のバンドを率いるフレッチャーに見いだされ、彼が指揮するスタジオ・バンドに入ることになった。しかしバンドの練習に初参加した日に、リズムが違うと罵られ、最後にはイスを投げつけられる始末。それでもフレッチャーの指導についていこうとするアンドリューは彼女とも別れ、すべての時間を練習に費やし、とうとう正ドラマーの位置を手に入れる。だがそれは、アンドリューのさらに苦しい日々の始まりだった。

今回はちょっとネタバレもありつつ。いやぁ、凄い映画だった。

きっと音楽の世界ってのはほどほどというものはなくて、高みを目指すからには狂気の中に飛び込まなければいけないというのはおそらく真理。アンドリューが苦しみながらもフレッチャーについていこうとするのはきっとそれが分かっているからで、端から見てる人たちこそ黙ってろという世界なのだろうなと。だからこそいろいろな展開があったラストの、あのフレッチャーの歓喜に満ちた表情は、自分がとうとう本物を生み出したという喜びなのだろう。実際、最後の「Caravan」はもうぞくぞくするほど凄い。

ちなみにこの光景は、日本人なら某テレビ番組の「吹奏楽の旅」あたりを見てると、かなーり厳しい指導者がたとえ子供たちを泣かせても高みを目指し、実際に全国大会に何度も出場しているシーンを思い出すかもしれない。まぁあれを見てればそんなに怖くないかも。(マテ 

主演はマイルズ・テラー。そーいえばリメイク版の「フットルース」でウィラード役だったり、いろんな映画に脇役で出てることが多かった彼、次はいよいよ新生”Fantastic Four”でMr.ファンタスティックです。オスカーを獲ったのは助演のJ.K.シモンズ。彼もまたあちこちで脇役を張ってることが多かったけど、今回は届きましたねぇ。声優もたくさんこなしてるみたいで。
監督、脚本は若干28歳のデミアン・チャゼル。この先がとても楽しみですな。

今回のアカデミー賞絡みで観たかった映画の中では一番熱量が高い映画かもしれない。それはやっぱり二人のバトルが凄い迫力だからで。

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Written by ei

5月 13th, 2015 at 1:50 am

Posted in Movies,Roadshow

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