脳内ポイズンベリー
一番怖いのは、実は真木よう子。(違)あ、でも32歳なのか。
昨年末に届きそうだったTOHOシネマズのマイレージを繰り越して、今月GW明けにようやくアクティベートしたので現在、1ヶ月観放題期間中。もー観れそうなものは全部観る勢いで。w でもこれ、面白かったよ。
アラサー女子、桜井いちこがある飲み会で出会ってときめいたのは、美大出たての23歳年下フリーター 早乙女。駅のホームで偶然再会した彼女は声をかけるべきかを悩みはじめ、ついには理性、ポジティブ、 ネガティブ、衝動、記憶といった「脳内メンバー」が会議を始める始末。果たしていちこの恋は実るのか。
アラサー女子に限らず、この手の「脳内会議」は多くの人が行っているわけで、そーいう意味では女子の脳内だけでなく自分に照らし合わせてもいろいろと楽しめる。確かに理性が勝つ場合もあれば衝動や、はたまた「本能」が圧倒するときもあるもんね、アタマの中ってさ。表現方法もそれぞれの役割に応じていろいろあって、それもまた面白い。
真木よう子のかわいさがある意味一番すげーなーと思ったり。まぁ今年33歳ならそんなに離れてないのか(芸歴とか考えてもう少しいってると思ってました、ごめんなさい)。他のキャストも議長の理性に西島秀俊、ポジティブに神木隆之介、ネガティブには今や売れっ子の吉田羊など。この3人のパワフルな掛け合いもまた見事。
監督名佐藤祐市。
基本的には楽しいラブコメディ。カップルで観ると相手の脳内を想像しちゃったりしてあれこれ妄想が膨らむかもしれません。