Archive for 11月, 2014
インターステラー
原題:”Interstellar”
今年のNo.1映画はこれで決まり。「アバター」以来の圧倒的なSF映画。SF者は今すぐ、仕事を投げ出してでも映画館へ走れ!
君に読む物語
原題:”The Notebook”(2004)
プロジェクターを返す前に見た、レイチェル・マクアダムス特集の5本目は彼女を有名にしたこの映画。これで一躍スターとなり、さらに共演のライアン・ゴズリングとも付き合っていたらしい。10年前の二人は、それぞれまだかわいいなと。
外れないPluggy Lock(泣)
何事も過ぎるのはよろしくないってことですかね……。
FacebookのAppleグループでも注目、うちのサイトでも検索で来る人が多いPluggy Lock(うちの記事ではこれとこれ)。ヘッドフォンジャックに挿して使えるストラップホールでくるくる回すと締まり、3キロ以上の加重がかかっても落ちないのが人気……なんだけど、外れなくなっちゃいましたー。(号泣)
あははー、逆に回すと外れるはずなんだけど、回すとこれくらい出てくるんだけどそこから引っ張っても抜けませんー。どんなに力入れても外れませんー。……どーしろと言うんだ。(_ _;)
まぁ前から書いてる通り、うちはBTレシーバーでiPhone使ってるのでここはふさがってても平気なんだけどさ。しかしなんで抜けなくなるなんてことがあるかね。機構的には締めることでゴム部分が圧縮されて膨らんでるだけだから、こんな風にガッチリ食っちゃうことはないはずなんだけど。
てことでもし買った人は締めすぎないように注意。俺、かなーり締めたのでそれが原因だとは思う。
ホームプロジェクターの問題点あれこれ
いよいよ今日は返却。でもきっと、すぐ手に入れてそうな気もする。(笑)もーね、この環境以外で映画見たいと思えない。w
てことでBenQのW1080ST+、1ヶ月十分楽しませてもらった。まずひとこと言うなら「楽しい」。w まープロジェクターは仕事でも使ったりしてたし、いつか手に入れるかもなーと思ってたんだけど、所詮2LDKだったり本体は固定しないといけないと思ってたこととかでやっぱりうちにはいらないかなとも考えてた。
でもこのサイズのプロジェクターなら、見たいときに壁の前に置いて調整して見るってことが可能。もっともTV番組はこれで見ても意味がないのでもっぱら映画(といっても俺の場合ほぼ映画しか見ない)。映画好きならこの環境を一度でも味わえば、TV画面で見たいとは思わないはずだ。
返って、これから開発するなら「いつでも移動できてどこでも設置できる」お手軽映画プロジェクターがいい気がする。特に日本の住環境を考えるに、これって大事。今やiPhoneからでもHDMI接続して映画が見れる時代。このコンセプトで手頃な製品はウケるはず。
ただそうなるとプロジェクター側で解決したい問題点もいくつか。まずはメニューとかリモコンの使いにくさ。これは改善できるよーな気がする部分なのでぜひお願いしたい。例えば台形補正をするのに、メニューからの抜け方が未だによくわからない。一応書いてあるんだけど「え、どのボタン?」と。利用時だけ設置し直すという使い方だと、台形補正は常に最初に行う部分。だからコントロールのしやすさは絶対必要だと思う。リモコンも同じく使いにくい。もっとよく見ろって?んー、それはそうかも。w
あと一番言いたいのは音。上の写真の部分に10wチャンバースピーカーと書いてあるんだけど、これが向かって左側だけにしかないモノラルスピーカー。この手のモノは固定して使うのが本来の使い方だろうから、本体のスピーカーを使うことを想定してないのかもしれないけど、それでももうちょっとなんとかならないものか。音量のコントロールも悪くて1より大きな音にすると大きすぎる。まーヘッドホン繋いで見ましたがね。
一番音が良くなったのはうちで前から使ってるサラウンドプロセッサ SONYのMDR-DS1000(生産終了。今あるのはワイヤレスで高い)を繋いでヘッドホンという構成。Apple TVは光出力が付いているのでそれを直付けにして、映像はHDMI、音声はヘッドホンにすると非常に良い感じ。パーソナルプロジェクターということ考えるなら、内蔵のアンプをもう少し良いものにして、スピーカーはたとえモノラルでもヘッドホン使用時にはいい音ですよ!っていうのもありかもしれない。
あとは画質かなぁ。でもそれを言い始めちゃうともっといいの買ってね!って話になっちゃうので。(笑)適正距離、適正調整ってのが簡単にできる何かがあるといい。電源入れるとウィザードが表示されて、それに従って操作すれば最適な調整ができるような仕組み(設定で切ることもできる)が作れれば、移動して使うプロジェクターというコンセプト(勝手に作るw)に添うものができそう。
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まーこんな風に熱く語るのも、やっぱり製品として楽しかったおかげ。ほんとに名残惜しい。もう一本見れるかなぁ……。とにかく自宅にも置けるホームプロジェクターということで、映画ファンならぜひ一度使って見て欲しい。世界観が変わるかも?w
想いのこし
週末から絶賛公開中のこの映画。Huluでオンライン試写会をやってて、これならプロジェクター使えば映画として十分楽しめるじゃんーてことで仕事の合間(笑)に鑑賞。まー、上手に作ってますよねって感じで。
ホームプロジェクターで3D映画!
あー、もうこの連休明けには返さないといけないホームプロジェクター。(泣) いやしかし、これはマジでAmazonのショッピングカートに入りっぱなしになるんだろーなーと。頑張って買おう……。
さてW1080ST+の記事も3回目。問題点を書かなきゃと思いながら、そーいえばこいつには3D機能があったぞと思い出し。Wowowでは月に1、2回3D映画を放映している。今月は日本語版ながら「スター・トレック イントゥ・ダークネス」。やった!こりゃいいや、試しに見てみようとプライベート・ビエラに録画。
うちのテレビは現在、HDMIの分配器で2チャンネルをApple TVとプライベートビエラで分け合っていて、ボタンを押して切り替えて利用している。出力先をテレビじゃなくプロジェクターにして準備完了。プロジェクターのメニューで3D対応をオンにする。
さて今回貸してもらった3Dメガネを付けて……あれ?なんかずれてる。なんか微妙に3Dにしようとして失敗してる感じ。これはプライベート・ビエラが3Dに対応してないのか?とあれこれ見てたら、あ、3DメガネにUSB端子とスイッチがある!
そうこのメガネ、ちゃんと充電しないと使えないタイプだったんですねー。(てへぺろ<キモい) 気を取り直して充電を行い、再度再生開始。ををっ!ちゃんと3Dじゃないか!しかも結構綺麗に浮き出てるぞ(画像でお見せできないのが残念です)。遠近感をしっかり感じさせるくっきりした3D表現。TV放映の番組でもこのレベルで映写できるなんてスゴいや!
実はそんなに期待してなかった(ごめんなさい)。そもそも映画は3Dで観るもんじゃないとかまで思ってるし(3Dは劇場で盗撮したものを使えなくするためのコピーガード&劇場収益確保のための陰謀w)、3Dメガネをかけないといけない時点でまだまだこれからの技術だよねーと。ましてやそれをホームプロジェクターがどこまで再現できるかなんて、無理無理!なんて思ってたんだけど。いやホント、ごめんなさい、なめてました。これなら十分楽しめますよ。返って自宅の方が、必ず正面から見れるからいいかもしれない。3D否定論者の俺がいうんだから間違いない。(笑)
見始めるとついつい最後まで見てしまいそうになるのを原稿の締切を思い出し、断腸の思いでストップ。(泣)い、いつかプロジェクターが自分のものになったら思いっきり楽しんでやるんだからっ!
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ということで次こそ問題点の話を……。いやぁ、しかしいいなぁ、プロジェクター……(ぶつぶつ)。
MNPへの道 完結編 留守番電話の話
さて格安SIMの話はとりあえずこれで最後。まー何か他に良いサービスが出てきたら考えるかもだけど。
MVNOにして困るというかヤだなーと思うのは、iPhoneのフルサービスを受けられなくなるという点。仕事で検証するのに必要ということもあったんだけど、いくつかのサービスが受けられないというのも困るなと。特にビジュアルボイスメールはセンターで受けた留守電の内容をiPhoneに転送できる機能で、いちいち留守電を聞くために留守番電話センターに電話してという手間がなくて便利なのだ。しかしMVNOではこの手の留守電サービスなんてものがそもそもなかったりする。一応仕事でも使ったりする電話、やっぱり留守電聞けないのはヤバいんじゃね?ってのが移行への最後のハードルだった。
しかしある日、某所の記事を読んで「!」と来て解決。それが「n2apps.jp」さんのこの記事。
「みおふぉん」で、留守番電話を使う方法【IIJmio 非公式】
よーするに留守番電話サービスは他のところを使って、みおふぉんから電話転送を利用すればいいよという話。
まずみおふぉんには転送電話サービスがあり、これはかかってきた電話に出なければ(時間は調整可能)自動的に電話を他のところに転送できるというもの(設定は電話してテンキー入力)。このとき「転送します」とかいうガイダンスはなしにすれば、すぐさま転送先に転送される。
そして上記のブログで使っている留守番電話サービスが「IP-Phone SMART」というIPフォンサービスの付加機能。そう、付加機能。w このIPフォンサービスでアカウントを作って050から始まる電話番号をもらい、みおふぉんからの転送先に設定。IPフォン側の留守番電話の呼出時間を即時にする。すると、
みおふぉんに着信→設定時間内に出れば通話
↓
設定時間以上で050へ自動転送(転送しますメッセージとかなし)
↓
IP Phone SMARTへ着信
↓
すぐに留守電メッセージが流れて録音→設定すればメールでメッセージを送信
とこーいう流れになる。うん、実にスマート。メールでメッセージを送ってくれるってのも素敵。上の右側のメールで、どこからの着信かを表示して音声メッセージが添付ファイルになってる。いちいち聞きにいかなくていいっていう点ではビジュアルボイスメールに近くて便利。メール添付した場合はメッセージも自動削除に設定できる。
てことで最終的に留守電がなーって人はこれを(あるいは他にも留守電サービスあるかも)使えば解決できるよ!IP Phone SMARTそのものも格安電話サービスなので利用するといいかもね。w
サボタージュ
MNPへの道 その2 一気にBIC SIMへ移行
思えばその1を書いたのはもう1ヶ月半も前。まーでも今回、一気にキャリア移行して設定まで行きましたよと。MNPしたんで電話番号とかSMSはそのままでーす。
まずソフトバンクのMNP受付に電話して予約番号を発行してもらう。ここでやっぱり3万ポイントあげますけど残りませんか?という提案が出る。そーかー、iPhone 6をキャリアで買おうと思ってる人は、まずMNPするぞーって電話すれば3万円分の割引になるのかー(棒読み)。俺はSIMフリー端末にしたからにはキャリアを離脱しないと意味がないので、誘惑に負けないで予約番号をゲット。手数料は2000円ほど。
ごめんよソフトバンク、君はiPhoneの普及や設備の拡充に頑張ってくれたけど、社長はもうiPhoneに飽きちゃったみたいだし、今はもう何のメリットもないんだ。
そして今回契約したのは前に書いていたみおふぉん。ただしビックカメラのSIM。これ、指定店舗だとその場でMNPしてSIMカードを出してくれるということでタイムラグもないし、さらにWi-Fiサービスが無料で利用できる(ただし最近仕様が変更されてダメになったと評判のWi2)。内容はみおふぉんと一緒なので、契約できるビックカメラがある場合にはお得、ってことで新宿に仕事〜イベントの合間にサクッと移行。カウンターが詰まってたことを除けば1時間弱でSIM発行まで終了。手数料はパック購入分の3000円ほど。
あと必要なのはみおふぉんのプロファイルをインストールすること。これをしないとデータ通信ができないのだ。iPhone 5cからテザリングで接続して、IIJmioのホームページからプロファイルをインストール。これで高速通信も可能になった。
そしてもうひとつ、みおふぉんの特徴でもある高速通信クーポンをつかうためのアプリ「みおぽん」をダウンロード。IIJmioは通常 200kbpsで接続しているときは3日間で366MBを超えると制限がかかるのだが、LTEの高速モードを使っているときは制限がない(これが2GBとか4GBとかのヤツ)。この高速モードと通常モードを切り替えるのがアプリの役目。ログインすればあとはスイッチひとつで通信速度を切り替えられる。またこのクーポンは翌月に繰り越せるということで、Wi-Fiエリアによくいる人やあまり外出しない引きこもりの俺みたいな人にはちょうどいいのだ。(笑)
ちなみにみおふぉん、デフォルトでは高速モードになっているので、アプリは必ずインストールして低速モードに切り替えるようにしないと、あっという間に高速モードを使い切ってしまう可能性も。気をつけよう。
まぁダウンロードそのものは問題なかった。ただログイン出来ずに悩み……あ、パスワード、9文字設定したけどそもそも8文字までじゃん!てところに気付き(これ現場でiPadでパスワードを自分で設定したんだけど、そのときは9文字入ったんだよねー。できないようにすべきだと思います)、8文字目までにしたら通った。(笑)
さらにアプリでまたちょっと悩んだのは「ライトスタートプラン」なのに総残量が1,870MBなこと。え、ここは4,000MBじゃないの?いろいろ見てみたら、どーやら利用開始月のみ日割り付与らしい。……わかりにくっ!
まーそんなこんなで、高速データ通信量4GB、通話付き2,220円/月のSIMに移行したというわけです。気楽なのは「いつでも他のサービスに変えられる」って点よね。他にもいいMVNOが出てきたら(MNP前提だけど)乗り換えればいいし、大手キャリアがSIMフリーになる来年には少しサービス内容が変わるかもしれないし。いずれにしろこれまでの1/3の金額でiPhoneが運用できるのはお得。
ちなみにBIC SIM、Amazonでも売られてます。もちろんビックカメラのサイトでも。地方の人でもこれなら手続きできるよ!
留守番電話の話は次回。とりあえずできるよーになったのでこちらも安心。
EPSON MOVERIOイベント
このふたを開けた瞬間の「スパイグッズ」感がたまらない。w
EPSONの新製品ウェアラブル「MOVERIO BT-200」のイベントに参加してきました。CEATECで発表したら皆が驚いた!そーで、まぁ確かに作ってるのあまり知ってる人いないよねと。なので今回のイベントはエプソンさんも気合いが入っていて、開発スタッフさんがたくさんきてあれこれと。でもイベント慣れしてないんだろうなぁという印象(すいません)。
MOVERIOはシースルー、つまり付けててもガラス越しに向こう側が見えるタイプのスマートグラス。Googleグラスは片眼だけなのに対して両眼になることで見やすくなる。そしてSONYのアレみたいに密閉式じゃないので自由度が高い。AR的な使い方が似合いそうな感じ。
まず頑張ったのは軽さ。実はエプソンはこれが2台目のスマートグラスで、初代BT-100は240gもあった。でもBT-200は88g。これは軽い。SONYのアレは本体320g。1/3.5は立派。3Dにも対応する画面は最大320型相当(20m先)だそーで、これはひょっとして映画もプロジェクターより大きく見えるんじゃね?っていう期待。バッテリーも6時間もつという。これは期待感高まりますなー。
さてでは本体を見てみよう。グラスの前に置かれてるスマホみたいなの、これが操作部。ええ、立派にスマホです。(笑)本来画面が付いてるところが覆われていて、ここが全面タッチパネル。ここを指でぐりぐりやって操作するんだけど……ちょーっと使いにくくね?操作は指先を見てる、でもカーソルはグラス内の画面にあるのでなんかイメージが違う。ま、これは慣れの問題かもしれないけど。
あと入力用にカメラが付いてるんだけど、これが真ん中じゃなく右側に付いてて、これが難しさをさらに助長してる。グラス内に映ってる映像と、操作してる部分の位置がずれてしまうので感覚的に違って感じる。うーん、他はともかくこの部分はなんとかならなかったものかと。他の何より「感覚」の部分がずれると気持ち悪さを感じること間違いなしなんだよね。開発の人曰く「真ん中に付けるとどーしてもグラスのリム〜ブリッジの部分が厚くなって重くなるんですよー」ってことなんだけど、ここは他の何より妥協してはいけない部分だと思う。感覚的なずれは「自然さ」を失わせ、それは使いにくさに繋がり、製品としての難しさになる。
シースルーである利点を活かせてないのは対応アプリが少ないので仕方ない部分かと。例えば目で見てるものに戦闘力が表示されるスカウターのような使い方ができるアプリがまだない。マップでも道案内ができるアプリあればなーとか(でもグラス着けたまま歩くのは危険なのでやめましょう)。そう、Ingressみたいなね!(一同うんうんとうなずくw)
実はマルチコプターのdjiがすでに対応アプリを作ってるらしく、Phantom 2のカメラ映像をMOVERIOで見ながらってのを動画で公開してる。こーいう使い方ができてくると面白くなってくるよねと。GoProと繋いで猫視線を体験するとかもできるんじゃないかとか。いずれにしろこのへんもアプリ待ちですかねぇ。あ、開発キット出てるのかとか聞き損ねた。w
最後はパネルディスカッションで、iOSとの連携とかできないのー?なんて話も。まぁアップルさんですからねぇ。あ、うちではそのへんきっちりやります(すでに試したので次回の記事あたりで)。あとは東京オリンピックまでに、スポーツ観戦時にグラスに選手のデータを表示するような機能付くといいよねーなんて話も。
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いずれにしろまだまだ改良の余地がたーくさんある製品だなというイメージ。とりあえず1ヶ月貸してもらえるので、原稿の合間を縫っていろいろ試したいと思います。iOSとかiOSとかiOSとか(しつこいw)。つーてもまぁそのままじゃ無理なんだけどねぇ。
つーことでありがとうございました。