Archive for 3月, 2016
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
原題:”Batman v Superman: Dawn of Justice”
ジャスティス・リーグ開幕!そしてやっぱりガル“ワンダー・ウーマン”ガドッドが最高です!w
エヴェレスト 神々の山嶺
これ、何が凄いと言って、現地での撮影が凄い。よくもまぁこれだけの撮影に挑んだものだと感心。
Audi New R8 発表会 in 富士スピードウェイ
かっこいいー! RR3に登場するのはいつかなー。w
てことでAudiさんの招待で、富士スピードウェイで開催されているSuper GTの公式テストにて発表された新型R8の発表会に参加。新宿からプレス用に用意されたバスに乗せてもらって(ありがとーございました)、実は初めてのサーキット入りとなりました。わーい、キャンギャル!(マテ
到着時間は少し遅れて11時前。Audiさんが用意していたピット上のラウンジみたいなところで説明を受け、コーヒーももらったり。ここは外に出ることなく、大きな窓から観戦できるとても綺麗で快適な場所。公式テストでたくさんの車が走って、ピットに入ってという状況が目の前に。よーし、写真撮るぞーと頑張ってみたものの、なんかピントが合ってないよーな……。後で「室内で撮っている場合は暗くなるので、シャッタースピードが遅くなってブレる」と気がついたものの後の祭り。iPhoneで撮った写真(右)の方が綺麗に写ってた日にはもう……。(_ _;)
外でももちろんいろいろ撮ってみるものの、やっぱり動体は撮りにくいもんなんですな。なかなかいい画が撮れない。ポジション取りも良くなかった。確かにカメラ持って歩くのサボってたとはいえ、これはダメだ。もっとISOあげてシャッタースピードを上げて、流し撮りすべきだった。ちなみに他にもたくさんいるカメラマンの人たちはすごい装備でした。
さて気を取り直してNew R8の発表会。Audi R8はQuattroを搭載したスーパースポーツで10年目のモデルチェンジ。写真のR8 V10と上位バージョンのV10 plus、そしてSuper GTにも参戦するR8 LMSの3台を間近で見ることができた。新しい5.2L V10エンジンは540馬力、plusでは610馬力を誇り、時速100キロまで3.2秒(これもplus)だそーで。旧R8にはReal Racing 3でしっかり乗ってる(笑)けど、そんなに速いのか、あれ。w 早く登場しないかなー。てか、Super GTとかゲームに入らないかしらん。
そして同時にAudiのサブブランド、Audi Sportの展開も発表。R8の販売、モータースポーツへの参戦、そしてAudiのロゴ入りアイテムなどを販売していくそーです。
発表会の後は富士スピードウェイのコース上で3台並んで、さらに社長の斎藤氏とドイツからプロジェクトマネージャーのアルウィン・ワトキンス氏、そして今期Super GTにAudi R8 LMSで参戦するチームのドライバーも入って記念撮影。サーキットのコースに降りるなんてそんなに機会はないだろーし、感激ー。
15時にはバスに乗って終了……途中、東名で4つも事故が大渋滞、結局4時間もかかったりしたけど楽しい体験でした。今度はぜひ、Super GTの本戦に行きたいなぁ。その時こそはもっといい写真がとれるよーにリベンジしたいです!ありがとーございました。
あ、ちなみにキャンギャルはいませんでした。(号泣)
BenQ ホームプロジェクター HT3050を斜めに置いてみる
斜めでも問題なく使えました。調整は必要だけど。HT3050さんは20日、返却となりました。(泣)今回は斜めに置く話。
体調を崩して1回休みの日があったんだけど(翌日には復活)、寝るのが仕事みたいな感じだけどある程度寝ちゃうと目が冴えてくるわけで。やっぱりここはまだまだ溜まってるものを消化すべきということで、ビデオを消化することにした。で、せっかくあるんだからとHT3050を寝室に設置してみることに。ベッド脇において調整すれば映せるはず!っていう。
寝室奥のごちゃごちゃしたところにプロジェクターを設置して、Apple TVをリビングから持ってきてWi-Fi接続。ホームシェアリングされたiTunesのコンテンツを接続するという方法。これなら追加出費なく、ベッドに寝転がったまま見れるという計算。
しかーし、ある程度角度が付いてしまうとHT3050のポイントとして揚げてた「画面角度の自動補正」が効かないことが判明。まー確かに思い切り角度がついてるわけで、それは無理なのかなーと。仕方ないので昔のようにグリッド表示をして自分でほぼ正面で正しく見れるように調整。上の写真のように照射面(赤枠)と画面(黄色枠)がこんなに離れるよーになるけどちゃんと見ることができた。
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さてもう一つ気になったのはヘッドホン。まぁうちのケーブルは長いのでそれ繋げばいいんだけど、できればストレスを感じないで見れるようにしたい……ってことで購入してたのがこのBTトランスミッター。つまりAudio Outに繋いで音声をBTで飛ばせるもの。これならケーブル気にせずに見ることができる……と思ったんだけど。なんか音が「飛ぶ」感じがするんだよねぇ。無音状態のときに音が途切れてるよーな。うーむ。
まぁそんなわけで、いろいろと楽しかったプロジェクター体験第2弾。今度こそ買う時かなぁ。
このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その9
なんとか最後に固め打ち。もう返却しました。(泣)
ミュータント・ワールド
原題:”Mutant World”(2014)
いやぁ、清々しいほどの低予算映画……ってこれ、TV映画ですよね。途中CM前のブラックアウト入るし。でもまぁそう考えると、TVでこんなテーマの映画が撮れる海外(これはカナダ)はいいなぁと。日本じゃまずこんなの作らせてくれませんよね。
もー突っ込みどころがあまりに満載で、途中で見るのやめようかと思った。(笑)一番は巨大隕石の衝突にさえ生き残ったサイロがミュータントの攻撃であっけなくドアを破られてしまうところ。やーありえねぇ。w 他にもあれこれあげてたらきりがない。でも映画見ながら「おめー、そりゃねぇだろ!」とか「いやいやいや」と大きな声で文句を言いながら見るならそれなりに楽しめる?……いや、ないな。w ああ、HDDレコーダーに残しておいたのが間違い、時間の無駄でした。
てことで見る必要なし。午後ローでもこのレベルはなかなかないぜ。
カプリコン・1
原題:”Capricorn One”(1977)
小学校の時に観てるんですよ、多分映画館で。母方の祖父と観たよーな気がするんだけど、姉とだったかもしれない。母方の祖父は俺のことをとても可愛がってくれて(初めての男の子の孫だったし母方の血が濃かったから)、夏場には実家に預けられたり、他にも映画に行ったりしてた。
で、映画を観たことも内容も覚えてたはずなんだけど、見直したらなんかSFじゃないし(笑)砂漠を歩いて横断するっていう火星探査よりも過酷な環境の映画だった。ま、そこはきっと見立てなんだろーなとか。この映画があるから月着陸はアメリカの陰謀だった説が出てきたであろうことは想像に難くない。なんか公開当時、NASAは激おこだったらしい(さもあらん)。
主演陣は無名な人ばかりなのに脇役にテリー・サバラス(刑事コジャックの人)がいたりカレン・ブラックがいたりしてそっちの方が気になる。(笑)監督はなんとあのピーター・ハイアムズ。「アウトランド」とか「2010」とかSF映画ファンなら一度は見たことがある映画を撮った人です。
アポロ13
原題:”Apollo 13”(1995)
NASA繋がり(ちょっと違う)でこちらも。「オデッセイ」は架空のサバイバル映画だけどこちらは実話。実話ってのが返って凄いなーと思うわけで。実際にこの環境で生き残り、地球に帰ってきたってのはホントに凄い。これを乗り切ったことでどれだけの技術、知見が得られたかということを考えれば、「輝かしい失敗」と呼ばれる理由もわかる。……だから「オデッセイ」のマークも、生きて帰ってきたことにとても意味があるのだよ。(とやはり実話とフィクションを混同するw)
映画としてはやはり打ち上げのシーンと船内の無重力シーンが実に良くできている。打ち上げシーンは関係者が「こんな映像がよく残ってたな」と本物と間違えたくらいだそーな。そして無重力シーンはつい最近、OK GoがPVで使ってたのと同じ、飛行機を急速落下させて無重力を作り出す方法で、25秒の急速効果を600回近く行ったそーな。体力削られたろーなぁ。
主演はトム・ハンクス。実はあまり好きじゃない。(笑)やはりここはケヴィン・ベーコンを押したいですね、この中では厄病神みたいに言われてるけどさ。他にはビル・パクストン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリスと豪華な顔ぶれ。監督はロン・ハワード。
大統領の陰謀
原題:”All the President’s Men”(1976)
次は実話繋がりで、見てなかったのねーシリーズで一本。ウォーターゲート事件て、名前は知ってるけど果たして何が起こったのか知ってる人は日本人にはどれくらいいるんだろーか。俺はおぼろげながら知ってたけど、この映画を見てよーやく理解した、と言ってもある程度予備知識を持ってみないと難しいところもあるかもしれない(見終わった後でウォーターゲート事件に関して調べました)。
映画はとにかく事実に基づいて淡々と……あ、この映画「スポットライト 世紀のスクープ」によく似てるんだ。方やカトリック教会の神父による性的暴行事件、方や政府機関と政権与党、そして大統領まで関与した?かもしれない政治スキャンダル。これらはともに、コメディとして描ける題材じゃないものね。あの映画の雰囲気はここからきてるのかもしれないなぁ。
主演はロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマン。レッドフォードの若い頃ってブラピに似てない?似てるよね?w オスカーを受けたのは編集長役のジェイソン・ロバーズ。監督はアラン・J・パクラ。
殺し屋チャーリーと6人の悪党
原題:”Kill Me Three Times”(2014)
プロジェクターで見た最後の一本は、その前のが重かった(続けて見てます)ので気楽に見れそーなコメディを……と思ったら登場人物が皆バカなのでなんだかなーと。
ま、それなりにひねりが効いてるところもあるんだけどね。時間軸を上手にいじってどーなってるのかがわかるとか。でもなんで皆、そんな簡単に人殺すかなぁ。映画だから当たり前?オーストラリアってこんな国?(マテ
いい女だなーと思ってたら「アイ・アム・ナンバー4」のテレサ・パルマーで、しかし後編ができたという話は聞かないのであれっきりになっちゃったのか、一応シリーズものだったのに。そして「エリジウム」にでてたアリス・ブラガ、殺し屋チャーリーはサイモン・ペグ。せめて殺し屋だけでもスマートにいて欲しかったなぁ。
てことで45本目を終了。自宅で映画関連はハイペース、ロードショーが滞り気味です。
このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その8
さーてサクッと40へ。ああ、もうプロジェクター返さなきゃいけないのね、と少し足を速めて。
300 帝国の進撃
原題:”300: Rise of an Empire”(2014)
まさか続編ができよーとは思いもしなかった「300」。しかし改めてwikiで歴史を紐解いてみると、勝者はギリシャ側(つまり「300」では負けたスパルタの方)なんですな。「300」は「テルモピュライの戦い」、そして今作は「アルテミシオンの海戦」「サラミスの海戦」を主題にしてあるそーな。この海戦で勝ったことで、ペルシャは戦意を喪失し、ギリシャの勝利へと繋がっていくんだって。「300」を観たときは「滅びの美学」なんてことを書いた気がするんだけど、今回は勝利への道ってことですか。
実は原作が「シン・シティ」のフランク・ミラーだそーで、確かに劇画っぽい!って思ってしまった。ま、今回も筋肉ムキムキなのでその手の描写が好きな人はok。そしてエヴァ・グリーン、般若ですなぁ。(笑)
ブラジルから来た少年
原題:”The Boy From Brazil”(1978)
原作と映画の存在は知りながら今まで見てなかった中の一本。案外こーいうのってあるよね。1978年という時代で考えると実に時代を先取りしたお話だと言える。だって羊のドリーが生まれたのは1996年ですぜ。20年は先を行ってたんだなーと。でもそのおかげでいろいろと物議も醸したようで、アカデミー賞候補にまで上がったのに日本では劇場未公開だったそーで。でも俺、この映画ができた当時は11歳。そりゃ公開されたとしても観に行けてないなと。w
主演がグレゴリー・ペックとローレンス・オリビエという名優ぞろいなのもポイントの一つだけど、序盤であっさり殺されてしまうスティーブ・グッテンバーグの方が驚き。誰だっけなーとたどってみたら、そーだよ!「ポリス・アカデミー」シリーズのあの人だよ!と。こんな映画に出てたとは。あとはブラジルから来た少年その人がとても印象的です。
薄氷の殺人
原題:”白日焰火”(2014)
今さら香港・中国合作映画を見る意味は、グイ・ルンメイが出てるから以外には何もない(きっぱり)。でも一応、64回ベルリン国際映画祭で最優秀作品賞を取ってるそーで、一体どの辺が評価されたのかさっぱりわからない。(酷)
全編を通して寒そう、ってのはわかる。(笑) でも殺人犯のウーに惹かれてたはずの刑事のジャンの気持ちはよくわからない。もっとも、ウーは捕まえて欲しかったのかもしれないし、そう思ったからジャンはそのままにしたのかもしれないし、最後の真昼の花火はもちろん彼からのメッセージだろうし。んー、でもやっぱりよーわからんですな。
ま、いいか、グイ・ルンメイだけ出てりゃそれでいいことにしよう。
時計仕掛けのオレンジ
原題:”A Clockwork Orange”(1971)
実はこの映画も見ていなかった過去作のひとつ。「暴力と狂気」は自分にとって全く縁のないものという認識があるので、この映画を見ても理解できないと思ってたのが理由。今ならこの程度の暴力シーンがある映画は珍しくないが、45年前に公開されたことを考えると、当時はどれだけ話題になっただろうかと思う。
内容は15歳(そう、アレックスは15歳)の少年が徒党を組んで街で暴力の限りを尽くし、最終的には殺人の罪で捕まって投獄。その後洗脳されて暴力もセックスも拒絶するようになるが、過去の悪行からは逃れられず暴行を受け……。結局世界にそれらが溢れていて、彼だけを「去勢」しても意味がないことがわかる……てな感じか。セックスと暴力、退廃、政治、それらすべての「悪徳」に対する風刺。悪徳を封じること自体に意味がないという内容が暴力やセックスを肯定することに繋がって、いろいろな事件にもなり、結局世界中で上映禁止に。ああ、そりゃ見れてないはずだわ。でもまー、45年前ということを考えればそれは確かに影響を与えただろーなぁ。
監督はスタンリー・クーブリック。ああ、ダース・ベイダーの「中身」だったデヴィッド・プラウズがちょっとだけ出てるってのはトリビアですかね。
ということで40本目まで。プロジェクター返却までにあと5本……無理かなぁ。
スポットライト 世紀のスクープ
原題:”Spotlight”
ともすればコメディに走ったり、もっとドラマチックにしたいところを抑えて、誠実に事実に向き合って描かれたとても丁寧なオスカー受賞作。地味だけど。
Huluが募集してたオンライン試写会に当選して自宅で鑑賞。プロジェクターある間で良かったー。……でもまぁこれはロードショーとは言えないよなぁ。w
スティーブ・ジョブズ|
このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その7
3月に入ってしまいました。
ファイナル・アワーズ
原題:”These Final Hours”(2013)
まぁ良くあるタイプの、人類絶滅を描いたオーストラリア映画。超低予算でもこれなら作れるよねーという内容だが、まぁちゃんとまとめてあるのでそれなりに見れる。
そして考えるのは、同じようにあと半日で世界が滅びるとわかったとき、世界は、日本は、自分はどうするだろうということ。まず世界はきっとこの映画で描かれているよーな略奪と殺戮、狂乱の中で消えていくんだろーなと。ま、キリスト教信者は教会に集まるか。日本人はいつものように、静かに「さようなら」と言いながら消えていく。それが日本人だから。皆で故郷へ帰って家族と一緒に逝けたら、それでいいと考えるだろう。そして自分は……。どうするだろうね。
そんな「人類最後の1日」を想像しながら見ると結構楽しめます。生き残ってもマッドマックスな世界が待っていると思うとちょっと楽しいかも。(間違ってます)
ダメ男に復讐する方法
原題:”The Other Woman”(2014)
キャメロン・ディアスが出てるというのにビデオスルーになってしまったこの映画。まぁさすがにキャメロンもこの映画の時に40を超えて薹が立ってきた感がありますわな。
ストーリーとしてはろくでなしで詐欺師な浮気夫をどうやって懲らしめるか、しかも浮気された主婦と騙された女たちが一緒になって夫を叩きのめすっていう、男が見ても面白いかと言われるとちょっと考える。まーでも登場する男はまさにろくでなしなので、あれくらいされても誰も文句は言えないな。
主演はキャメロン・ディアス。共演はレスリー・マンとケイト・アプトン。頭の足りなさそーなケイト・アプトンがもう地のまんまの役で出てる。(笑)そして久しぶりに見たドン・ジョンソン。いい爺さんになってました。
ザ・シューター/極大射程
原題:”Shooter”(2007)
スティーブン・ハンター原作のベストセラー小説「ボブ・リー・スワガーシリーズ」の第1作目の映画化のはずなんだけど、続編の話がなかなか出てこないのは残念なところ。あ、でもどーやらTVムービーになるらしいぞ(エグゼクティブ・プロデューサーにマーク・ウォールバーグ自身が就任)。
スワガーの驚異的な戦闘力はジェイソン・ボーンを思い出します。あれに匹敵するくらい強い。ま、狙撃手の世界ランキングでも三指に入る人ってことなのでそれも納得。
一見するとふつーの人っぽいマーク・ウォールバーグ。アクションスターとして期待されてたのに一番のヒットが「テッド」だなんてなぁ。俺はこの人なら「始末屋ジャック」シリーズを任せられると思ってたんだけど。もう映画化の話は消えてしまったんだろーか。他にもマイケル・ペーニャ、ダニー・グローバーとか出てるんだけど注目はまだまだ若いケイト・マーラと「ドゥームズデイ」でかっこよかったローナ・ミトラも登場(でもあまり活躍しなかったのが残念)。
監督はアントワン・フークア。なんか「荒野の7人」”The Magnificent Seven“撮ってるらしいですぜ。
ダークウォッチ 戦慄の館
原題:”Dark House”(2014)
ちょっとだけ(笑)小技の効いたホラー映画。なぜ主人公のニックは小さな頃から「家」に呼ばれるのか。なぜ触れた相手の死に様が見えるのか。謎が謎を呼びつつ、とうとう見つけた家に行ってみると、今度は正体不明の斧軍団に追われることに。果たして家には何があるのか。ニックは一体何者なのか。
そして訪れる大どんでん返しは映画の各所に散りばめられた謎が綺麗に解決していく……んだけど、その終わり方は見始めたときとは違うもの。こーいう上手なまとめ方は嫌いじゃない。斧軍団の使い方が見事でしたね。あれがお話の方向性を大きく見誤らせる仕掛けになってる。
あまり評価は高くないけど、個人的には「アリ」な映画。変なスプラッターものよりもこの手の映画の方が好き。
悪魔の存在を証明した男
原題:”The Possession of Michael King”(2014)
低予算映画にはありがちなモキュメンタリー映画。まぁ上の作品と比べるとこっちの方がヤかな。
神と悪魔は本当にいるか。交通事故で死んだ妻のためにそれを証明しようと自分で悪魔を呼び出そうとするっていう、もうその時点で精神的に病んでるわけで。しかも残された子供がいるのに。まーもうとっととカウンセラーにかかってくださいって感じですよ。悪魔憑きという状態が精神病なのかそれとも事実なのかなんてのはこの際関係ない感じ。いやまぁ、ここではそーいう事実として語られはするんだけど、精神的なものが生み出しているかもしれないわけでね。なのでここでいう「悪魔の存在が証明された」とは言えないし、悪魔とはあなた自身だと言ってしまってもいいと思う。
と、単なるホラー映画に噛み付いても仕方ないんだが。(笑)神を冒涜するという行為があまり気持ちよくないんでしょうなぁ、個人的には。
ということで36本目まで。3月末までに40本は大丈夫そー。