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Runnin' Wild

このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その9

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なんとか最後に固め打ち。もう返却しました。(泣)

mutant_world.jpgミュータント・ワールド

原題:”Mutant World”(2014)

いやぁ、清々しいほどの低予算映画……ってこれ、TV映画ですよね。途中CM前のブラックアウト入るし。でもまぁそう考えると、TVでこんなテーマの映画が撮れる海外(これはカナダ)はいいなぁと。日本じゃまずこんなの作らせてくれませんよね。

もー突っ込みどころがあまりに満載で、途中で見るのやめようかと思った。(笑)一番は巨大隕石の衝突にさえ生き残ったサイロがミュータントの攻撃であっけなくドアを破られてしまうところ。やーありえねぇ。w 他にもあれこれあげてたらきりがない。でも映画見ながら「おめー、そりゃねぇだろ!」とか「いやいやいや」と大きな声で文句を言いながら見るならそれなりに楽しめる?……いや、ないな。w ああ、HDDレコーダーに残しておいたのが間違い、時間の無駄でした。

てことで見る必要なし。午後ローでもこのレベルはなかなかないぜ。

capricorn_one.jpgカプリコン・1

原題:”Capricorn One”(1977)

小学校の時に観てるんですよ、多分映画館で。母方の祖父と観たよーな気がするんだけど、姉とだったかもしれない。母方の祖父は俺のことをとても可愛がってくれて(初めての男の子の孫だったし母方の血が濃かったから)、夏場には実家に預けられたり、他にも映画に行ったりしてた。

で、映画を観たことも内容も覚えてたはずなんだけど、見直したらなんかSFじゃないし(笑)砂漠を歩いて横断するっていう火星探査よりも過酷な環境の映画だった。ま、そこはきっと見立てなんだろーなとか。この映画があるから月着陸はアメリカの陰謀だった説が出てきたであろうことは想像に難くない。なんか公開当時、NASAは激おこだったらしい(さもあらん)。

主演陣は無名な人ばかりなのに脇役にテリー・サバラス(刑事コジャックの人)がいたりカレン・ブラックがいたりしてそっちの方が気になる。(笑)監督はなんとあのピーター・ハイアムズ。「アウトランド」とか「2010」とかSF映画ファンなら一度は見たことがある映画を撮った人です。

apollo13.jpgアポロ13

原題:”Apollo 13”(1995)

NASA繋がり(ちょっと違う)でこちらも。「オデッセイ」は架空のサバイバル映画だけどこちらは実話。実話ってのが返って凄いなーと思うわけで。実際にこの環境で生き残り、地球に帰ってきたってのはホントに凄い。これを乗り切ったことでどれだけの技術、知見が得られたかということを考えれば、「輝かしい失敗」と呼ばれる理由もわかる。……だから「オデッセイ」のマークも、生きて帰ってきたことにとても意味があるのだよ。(とやはり実話とフィクションを混同するw)

映画としてはやはり打ち上げのシーンと船内の無重力シーンが実に良くできている。打ち上げシーンは関係者が「こんな映像がよく残ってたな」と本物と間違えたくらいだそーな。そして無重力シーンはつい最近、OK GoがPVで使ってたのと同じ、飛行機を急速落下させて無重力を作り出す方法で、25秒の急速効果を600回近く行ったそーな。体力削られたろーなぁ。

主演はトム・ハンクス。実はあまり好きじゃない。(笑)やはりここはケヴィン・ベーコンを押したいですね、この中では厄病神みたいに言われてるけどさ。他にはビル・パクストン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリスと豪華な顔ぶれ。監督はロン・ハワード。

All_the_president's_men.jpg 大統領の陰謀

原題:”All the President’s Men”(1976)

次は実話繋がりで、見てなかったのねーシリーズで一本。ウォーターゲート事件て、名前は知ってるけど果たして何が起こったのか知ってる人は日本人にはどれくらいいるんだろーか。俺はおぼろげながら知ってたけど、この映画を見てよーやく理解した、と言ってもある程度予備知識を持ってみないと難しいところもあるかもしれない(見終わった後でウォーターゲート事件に関して調べました)。

映画はとにかく事実に基づいて淡々と……あ、この映画「スポットライト 世紀のスクープ」によく似てるんだ。方やカトリック教会の神父による性的暴行事件、方や政府機関と政権与党、そして大統領まで関与した?かもしれない政治スキャンダル。これらはともに、コメディとして描ける題材じゃないものね。あの映画の雰囲気はここからきてるのかもしれないなぁ。

主演はロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマン。レッドフォードの若い頃ってブラピに似てない?似てるよね?w オスカーを受けたのは編集長役のジェイソン・ロバーズ。監督はアラン・J・パクラ。

kill_mee.jpg殺し屋チャーリーと6人の悪党

原題:”Kill Me Three Times”(2014)

プロジェクターで見た最後の一本は、その前のが重かった(続けて見てます)ので気楽に見れそーなコメディを……と思ったら登場人物が皆バカなのでなんだかなーと。

ま、それなりにひねりが効いてるところもあるんだけどね。時間軸を上手にいじってどーなってるのかがわかるとか。でもなんで皆、そんな簡単に人殺すかなぁ。映画だから当たり前?オーストラリアってこんな国?(マテ

いい女だなーと思ってたら「アイ・アム・ナンバー4」のテレサ・パルマーで、しかし後編ができたという話は聞かないのであれっきりになっちゃったのか、一応シリーズものだったのに。そして「エリジウム」にでてたアリス・ブラガ、殺し屋チャーリーはサイモン・ペグ。せめて殺し屋だけでもスマートにいて欲しかったなぁ。

てことで45本目を終了。自宅で映画関連はハイペース、ロードショーが滞り気味です。

Written by ei

3月 23rd, 2016 at 1:29 am

Posted in DVD,Movies

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