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Runnin' Wild

このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その7

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3月に入ってしまいました。

these_final_hours.pngファイナル・アワーズ

原題:”These Final Hours”(2013)

まぁ良くあるタイプの、人類絶滅を描いたオーストラリア映画。超低予算でもこれなら作れるよねーという内容だが、まぁちゃんとまとめてあるのでそれなりに見れる。

そして考えるのは、同じようにあと半日で世界が滅びるとわかったとき、世界は、日本は、自分はどうするだろうということ。まず世界はきっとこの映画で描かれているよーな略奪と殺戮、狂乱の中で消えていくんだろーなと。ま、キリスト教信者は教会に集まるか。日本人はいつものように、静かに「さようなら」と言いながら消えていく。それが日本人だから。皆で故郷へ帰って家族と一緒に逝けたら、それでいいと考えるだろう。そして自分は……。どうするだろうね。

そんな「人類最後の1日」を想像しながら見ると結構楽しめます。生き残ってもマッドマックスな世界が待っていると思うとちょっと楽しいかも。(間違ってます)

the_other_woman.jpgダメ男に復讐する方法

原題:”The Other Woman”(2014)

キャメロン・ディアスが出てるというのにビデオスルーになってしまったこの映画。まぁさすがにキャメロンもこの映画の時に40を超えて薹が立ってきた感がありますわな。

ストーリーとしてはろくでなしで詐欺師な浮気夫をどうやって懲らしめるか、しかも浮気された主婦と騙された女たちが一緒になって夫を叩きのめすっていう、男が見ても面白いかと言われるとちょっと考える。まーでも登場する男はまさにろくでなしなので、あれくらいされても誰も文句は言えないな。

主演はキャメロン・ディアス。共演はレスリー・マンとケイト・アプトン。頭の足りなさそーなケイト・アプトンがもう地のまんまの役で出てる。(笑)そして久しぶりに見たドン・ジョンソン。いい爺さんになってました。

shooter.jpgザ・シューター/極大射程

原題:”Shooter”(2007)

スティーブン・ハンター原作のベストセラー小説「ボブ・リー・スワガーシリーズ」の第1作目の映画化のはずなんだけど、続編の話がなかなか出てこないのは残念なところ。あ、でもどーやらTVムービーになるらしいぞ(エグゼクティブ・プロデューサーにマーク・ウォールバーグ自身が就任)。

スワガーの驚異的な戦闘力はジェイソン・ボーンを思い出します。あれに匹敵するくらい強い。ま、狙撃手の世界ランキングでも三指に入る人ってことなのでそれも納得。

一見するとふつーの人っぽいマーク・ウォールバーグ。アクションスターとして期待されてたのに一番のヒットが「テッド」だなんてなぁ。俺はこの人なら「始末屋ジャック」シリーズを任せられると思ってたんだけど。もう映画化の話は消えてしまったんだろーか。他にもマイケル・ペーニャ、ダニー・グローバーとか出てるんだけど注目はまだまだ若いケイト・マーラと「ドゥームズデイ」でかっこよかったローナ・ミトラも登場(でもあまり活躍しなかったのが残念)。
監督はアントワン・フークア。なんか「荒野の7人」”The Magnificent Seven“撮ってるらしいですぜ。

dark_house.jpgダークウォッチ 戦慄の館

原題:”Dark House”(2014)

ちょっとだけ(笑)小技の効いたホラー映画。なぜ主人公のニックは小さな頃から「家」に呼ばれるのか。なぜ触れた相手の死に様が見えるのか。謎が謎を呼びつつ、とうとう見つけた家に行ってみると、今度は正体不明の斧軍団に追われることに。果たして家には何があるのか。ニックは一体何者なのか。

そして訪れる大どんでん返しは映画の各所に散りばめられた謎が綺麗に解決していく……んだけど、その終わり方は見始めたときとは違うもの。こーいう上手なまとめ方は嫌いじゃない。斧軍団の使い方が見事でしたね。あれがお話の方向性を大きく見誤らせる仕掛けになってる。

あまり評価は高くないけど、個人的には「アリ」な映画。変なスプラッターものよりもこの手の映画の方が好き。

m_king.jpg悪魔の存在を証明した男

原題:”The Possession of Michael King”(2014)

低予算映画にはありがちなモキュメンタリー映画。まぁ上の作品と比べるとこっちの方がヤかな。

神と悪魔は本当にいるか。交通事故で死んだ妻のためにそれを証明しようと自分で悪魔を呼び出そうとするっていう、もうその時点で精神的に病んでるわけで。しかも残された子供がいるのに。まーもうとっととカウンセラーにかかってくださいって感じですよ。悪魔憑きという状態が精神病なのかそれとも事実なのかなんてのはこの際関係ない感じ。いやまぁ、ここではそーいう事実として語られはするんだけど、精神的なものが生み出しているかもしれないわけでね。なのでここでいう「悪魔の存在が証明された」とは言えないし、悪魔とはあなた自身だと言ってしまってもいいと思う。

と、単なるホラー映画に噛み付いても仕方ないんだが。(笑)神を冒涜するという行為があまり気持ちよくないんでしょうなぁ、個人的には。

ということで36本目まで。3月末までに40本は大丈夫そー。

Written by ei

3月 12th, 2016 at 12:55 am

Posted in DVD,Movies

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