Archive for the ‘Music’ Category
イヤーチップをFinalに換えてみる
ふむふむ、やっぱりイヤーチップで変わるのか。
前回、Liberty Air2 Proのイヤーチップは交換したって話を書いた。標準のイヤーチップよりは座りが良くなって、音も改善した気がする……で、これって他のイヤーチップならもっと良くなる?
ということで購入したのは、あちこちで優秀の評価を受けているFinalのEタイプイヤーチップ。前にKZ ZSX用に購入したって話は書いたけどあれはふつーので、今回のはみてわかるようにTWS用の少し短いヤツ。イヤーチップって充電器に入るかどうかがポイントになるんだけど、前のTYPE Eは収まらないけどこれは入るわけだ。
そんなわけで高さ比較。一番左が今回購入の完全ワイヤレス専用仕様(リンクないっ!)。真ん中がJVC スパイラルドット。右がFinalの普通のTYPE E。明らかに高さが違いますな。ワイヤレス仕様の方がLiberty2に付属しているイヤーチップに近い高さ。普通のは充電器に入りません。
ワイヤレス仕様、装着テストは一発でパス。
で、どっちがいいかと言われると……んー、これは好みの問題かなぁ。ワイヤレス仕様は耳の奥まで入らない感じで軽い装着感。スパイラルドットは深い分、奥まで入って安定感がある。柔らかさはワイヤレス仕様の方が柔らかく、スパイラルドットは硬め。音質はそこまであまり変わらない感じなので、価格差……もあまりないか。手に入りやすさで選んでいいかと。
ちなみにFinalのイヤーチップ、Amazonで買うと送料がかかる。しかも見ての通りワイヤレス仕様は何故か買えない……ので、買うならヨドバシ.comがおすすめ。送料無料(俺は洗濯機を買い替えたときのポイントの残りで購入w)。
さて次はどのイヤホンにしようかなー(またズブズブ……)。
Soundcore Liberty Air2 Proがやってきた!
最初はどうなることかと思ったけど、安定してきた。うん、これなら確かに良いかな。
AirPods Proを取られてしまって、新たにANCでTWS(呪文w)なイヤホンを……ということで、メルカリを物色してAnkerのSoundcore Liberty Air2 Proを入手(メルカリなのは残高があったから)。各所で絶賛されるこのイヤホン、さていかに?
実は最初、「あれ、イマイチ?」って記事を書いてたのよね。音がイマイチ?なんかスネアの音がキンキン?なんだろ、これ、だめなの?と。だってお値段1/3くらいのKZ S2の方がよく聴こえるんだぜー(いやこのイヤホンは値段の割にいい音なんだよ)。俺の耳がダメなの?
いやしかし、あちこちで評価が高いイヤホンがダメなわけがない……と、イヤーチップを換えたり、アプリで音質を調整したりしてるうちになんとなく落ち着いてきた。今回は音質を整えるのにやったあれこれを書いてみよう。
1.ちゃんと装着する
このイヤホン、標準のイヤーチップだとちょっと短めで座りが悪い。今までのイヤホンみたいにテキトーに突っ込んだだけではきっちりとした音が出ないらしい。そこで耳につけたあと、ちょっと捻ったりしてしっかり押し込むことで、密閉感が出て音質が向上した。
ちなみに専用アプリの「Anker Soundcore」には、画像左のように適切につけられているかをテストする機能がある。付け方がダメだと真ん中のように付け方を指導されたりする。これを使って正しい装着を行えば、音質は向上するので試してみよう。
2.イヤーピースを交換
標準でたくさんのサイズのイヤーチップがついてくる(写真右)んだけど、どれも短くてしかも素材が柔らかすぎて、取り出すときに裏返ったりする。かなり不安定な感じがするので、手持ちのイヤーチップに交換してみた。使ったのはこれまたKZ S2用に購入したJVC スパイラルドットのMサイズ。うちにあるので充電器に収まるイヤーチップはこれしかなかった。で、結果として装着感は向上したけど、やっぱり1.の装着テストをパスするためにはしっかり奥まで押し込む必要がある(実際にスパイラルドットでもエラーが出た)。
3.イコライザを調整
Soundcoreアプリにはイコライザが付いていて、音質を調整できる。しかし、普段使ってるONKYOのHF PLAYERにもイコライザが付いてる。さてどっちをメインに使うべきなのか……。悩んだ末にSoundcoreアプリのイコライザを「カスタム」で平板にして(画像真ん中)、右側のHF PLAYER側のイコライザを生かすことに。
ちなみにSoundcoreには「イヤホンをパーソナライズ」(左画像の一番上の項目)という機能があるんだが、「この音が聴こえますか?」というときにビープ音がなる。しかしこれだと普段から耳鳴りがしてる俺の耳では聞き取り難くてちゃんと調整ができなかった。この聞き取り音、音楽にするとかできないものなのか。
まぁとりあえずこの3つで音質は大きく向上。ベースも良く効いた流行の音(ドンシャリ)になった。
そしてノイズリダクションの効果はなかなか高い。実は今回このイヤホンを買った1番の理由は、ノイズキャンセリング効果が欲しかったからで(音質的にはKZ S2で満足)、その部分では満足できるものと言えるかな。いずれにしろもう少し使ってエイジングが進まないとね。
結論としては、「ANCイヤホンがほしい人には最適の選択」。そこが必要でないなら、もっと安いKZ S2で十分かもしれない。(あくまでも主観であり個人差がありますw)
#実はもう一つ欲しいイヤホンがあるんだけど、それはまたいずれ……。
ミュージックアプリの無能ぶりに苦しむなど
マジ無能。この機会に音楽ファイル管理/再生アプリ切り替えたいくらい。
M1 MacBook Airがメインマシンに昇格したとき、移行アシスタントを使わないで環境を再構築したんだけど、そのときに悩んだのがミュージックアプリの音楽はどうなるんだろう?という点だった。
そもそもミュージックアプリに関しては、iCloudがあるからプレイリストは引き継がれるし、音楽ファイルは外付けHDDに入っているから、環境設定の「メディアフォルダの場所」を変更すればファイルのあるものに関してはダウンロード済みとしてそのままリンクが張られるもの……と思ってた。
しかし、そもそもメディアフォルダ名が「ミュージック」に変わっていて、場所を指定するとその中にさらに「ミュージック」フォルダを作ってそこがフォルダになるという仕様。つまりiTunesフォルダを指定してもそこのファイルを参照してくれない。
で、いつまで経ってもファイルの再リンクが張られないので、業を煮やしてライブラリの「曲」を全部削除!クラウドにあるから再ロードされるだろ!……と思ったけど、同期されているわけなのでローカルのファイルが消えたら当然のごとくクラウド上のファイルも消しに走ったのでした。(泣)
#ミュージックフォルダにiTunes内の楽曲ファイルを移動すれば良かったんだろうか……
ま、こんなこともあろーかとー!というか、うちのバックアップの仕組みとして外付けHDDをミラーリングしてるので(しかもM1に引き継いでからバックアップ取ってなかった!(笑))、元のiTunesフォルダは健在。そこからちまちまとコピーし直してiTunes Matchでアップロードがされて……を繰り返して2日間。たまに出るコピーエラーなどを根気よく潰し、なぜか抜けてるアートワークを登録し直し、さらにプレイリストも作り直して、よーやく復旧。
しかし、まぁミュージックアプリってほんとに無能。映画なんかの映像ファイルが管理できなくなったってのも最悪だけど、さらにこの画像の「iTunes Matchにアップロードできませんでした」マークが出てるやつ。これってiTunes Storeで買ったファイルだと思うんだよねー。いや待て、そのファイルはあんたんとこで買ったDRMフリーファイルだろ、なんでアップロード出来ねぇんだよ!と。そこは購入履歴からダウンロードすべきなのか?
もう一つ、前からずーっと言ってるんだけど、iTunes Matchって大きな音楽ファイル……例えば2時間あるライブ音源とかがアップロードできない。これは非常に困る問題で、管理したい音楽の全てがクラウドで完結できない。つまり、iPhoneに音楽ファイルを入れ直すときはクラウドからダウンロードしたり、ストリーミングして聴くのではなくローカルから同期する必要があるわけだ。これでiTunes Matchに入ってる意味あるのか?別に1GB以上ある映像ファイルをアップロードしてとは言わないから、音楽ファイルは全部アップできるようにしてくれないものか。
結局アップルは、もうApple Musicだけ使えよと言いたいんだろう。ローカルにあるファイルを管理するつもりがないし、CDから取り込むのもさせたくないんだろう(そもそもドライブ、もう付いてないし)。
でもそれだったら、どんな楽曲でもApple Musicで利用できるようにしてくださいよ。いまだに契約してないアーティストがいたり、古い曲はなかったり。てかそもそもメジャーじゃない楽曲は音楽じゃないとでも言うのか。それは個人の趣味の問題でしょ?
なんでもかんでもクラウドに上げさせて同期して管理は便利な反面、提供する側のルールに縛られることが面倒だという例ですな。写真アプリなんかもそうだし。アップルに縛られてる限り、自由は享受できないと言うことか……。
#かといってそこから離れるつもりもない……
良さそーな音楽ファイル管理/再生アプリ、あったら教えてくださいー。
HomePod miniをiMac用のスピーカーにする
音楽の出力とMac本来の出力を完全に分けてしまえばいいわけね。
MacBook Airセットアップ2日目中に「音声出力先としてHomePod miniは一つしか選べないのでステレオにならない」と書いた。実際、音声出力ではHomePod miniは一つずつしか選べないのは事実だ。
あれ、でもそれはつまり音楽の出力先を「AirPlay」にすれば良くね?
つまり上図のように、ミュージックアプリ で音楽を再生するときはAirPlay経由にして、それ以外の音声はMacのスピーカーから出せばいいんじゃねーの?っていう。
ということでiMacに繋がっていたOlasonicを外して、HomePod miniを置いてみた。
うちの音声出力周りはあれこれ付け足した結果面倒で、しかもいつぞや紹介したepMacは動かなくなってしまい、現在はBoom 3Dという有料アプリを入れて出力先をコントロールしている。これがあるとeqMacと同じように、出力前にイコライザを使えるのがポイント。
なので普通の出力は、うちの場合はBoom 3Dを経由して本体スピーカーかUSBアンプへ。ミュージックアプリの出力先は常にAirPlay経由でHomePod miniへとしてやれば、音楽は常にいい音で聴けるということ。
でもなぁ、YouTubeとか、Webで音楽聴くときとかも、本来はいい音で聴きたいんだよなぁ。このAirPlayの出力先にHomePod miniが指定できればいいだけなのに、なぜできないか。
ちなみにミュージックアプリでAirPlayを選択して再生を開始すると、Boom 3DにもAirPlayが出力先として表示されるので、イコライザはBoom側でかけることができる。
そしてその状態でミュージックアプリの再生を切っても、AirPlayには繋がったままになるので、そこからWebブラウザでYouTubeを再生すると、HomePod miniから音を出せる……のだが、5分くらいで切れてしまう。残念。
Boom 3DがAirPlayを常に認識して出力先にできれば一番いいのか。まぁ仕方ないな。
とりあえず音楽はHomePod miniで聴けるようになったので良しとする。
HomePod miniをステレオ化
HomePod miniを使っていて、ふと気がついたのは「あれ、これやっぱり音全部出てないや」と。
確かに低音が響く。ずんずん響く。でも高音域で鳴ってない音がある。これはいかんなぁ。というか、せっかくここまで鳴ってるのに、もったいない。
ストアの在庫を見たら、白モデルなら川﨑ストアで受け取り可能。うちはもともと白を買ってて、しかもちょうど川崎に仕事で行く予定があったので、サクッと予約して2台目を受け取ってきました。(笑)
#なんかもー、色々壊れてる>俺
さてセットアップ。方法は同じで、電源を繋いだらiPhoneを近付けると、HomePod miniを認識してセットアップを開始する。ただ2台目のときは、セットアップ時に「ステレオのペアとして使用」というダイアログが出る(左)ので、そちらを選んで左右どちらのスピーカーかを指定(真ん中)したら設定が完了する。それ以降、HomePod miniアイコンは1つじゃなくて2つに表示されるのも芸が細かい(右。表示のHomePodが2つに)。
さて接続されてステレオになったHomePod miniは、おー、いい音じゃーん。(笑)それまで聴こえなくなっていた高音域が出るようになって広がりがある音に。しかもずんずん鳴るのは変わらなくて、ちょっと低い位置だと床に響いてる感じ。これはいいぞ、やっぱりステレオ化した意味があったじゃないか。w
ただちょっと気になることがあって、なぜか左側だけが途中で何もなく切れたりする。うーん、これはやっぱりネットワークの問題だよなーと。ただHomePod miniはどこにも「どのWi-Fiに繋いでるか」という表示がない。iPhoneの設定をそのまま持ってるとは思うんだけど、どれかを指定するということができない。自宅内にはメイン、子機、合わせて4つも電波が飛んでる(笑)し、他のマンションの部屋から届くWi-Fiを入れると10を超えている。そりゃ安定しませんわな。
そこで自宅のWi-Fiを一本化してしまうことに。子機の電源も切って5GHz帯のみを残してみた。
その上でHomePod miniを再設定……したいんだけど、この際だからリセットして設定をし直すことに。
初期化のプロセスは、HomePod miniの電源を抜いて挿し直し、そのあと上部を押したままにすると写真のように赤く光る。そのまま押しているとSiriがリセットを告知して、3回ビープ音がするまで押しっぱなしに。これでリセット完了なので、改めて設定を1台ずつやり直して完了。よーし、これで安定。
そんなわけでHomePod miniが無事ステレオになったので、最初に使うコンテンツはやっぱりこれでしょ!と、現在毎週開催中の「B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」。iMacからAirPlayでApple TVに接続してプロジェクターでどーん!
あれ?
音がズレる。(号泣)
Apple TVから直接再生する場合やAmazon Primeなどのアプリから動画を再生する場合はちゃんとディレイを調整できるんだけど、どうやらAirPlayの場合は大きく(1秒以上)ズレてる。仕方ないのでAirPods ProをApple TVに繋いで見ましたとさ。
#オレノクロウハイッタイ……
まーそんなわけで紆余曲折は続くわけだが、とりあえず気持ちを落ち着かせて、この連休は映画見てみるかな。
HomePod miniがやってきた!
しかしなぁ、相変わらずアタマが悪いSiri……。音はホントにいいのに。
ということで怒涛のハードウェア導入ウィークになった先週〜今週。予定より1日早く(発売は今日、配送は明日予定になってた)やってきたHomePod mini。HomePodはちょっと高くて手が出なかったけど、これなら確かに2つ買っても大丈夫。ってことで早速セットアップを。
HomePod miniの近くにiPhoneを持っていくと自動的に認識。その後、Apple Watchなんかと同じようにカメラでHomePodを映すと認識して、ネットワーク設定なんかを転送する仕組み。俺のアカウントも多分設定済み?設定内容を確認するアプリとかないのが少し不安だなー。ま、これでAirPlayの再生先としても使えるようになる。まぁ、なんて簡単。
音は確かに奥行きがあって低音も出てて、スピーカーサイズから想像するよりもはるかにいい音で鳴る。が、しかし。
もう何より、Siriが賢くない。
「Hey Siri、〇〇して」
「少しお待ちください」
「少々お時間を頂きます」……
そこでなぜか先祖返り(昔の機械音声なSiriが復活)して、
「デキマセンデシタ!」
できんのかいっ!
うーん、やっぱりこれSiriの問題かな。Siri、相変わらず日本語対応がおざなり。日本に研究所作ったくせに、ちーとも賢くならないのは、日本市場を重視してないからと言われても仕方ないよね。きっと中国語の方がしっかり動くに違いない。
まぁAirPlayのネットワークがちゃんとしてないという可能性も捨てきれないが。(電波飛びすぎ>うち)
ちなみにiPhoneの音楽を再生したいときは、AirPlayを開くとHomePod miniが表示されるので、選択することで再生できる。
さすがに1つだけでは名機、Olasonic TW-S7には敵わない感じだが、これステレオになったらどーなるのかは興味あるな、やっぱり。ステレオになったときのAirPlay設定はどーなるんだろう?
ま、いずれにしろ少し使ってみたらアタマ良くなるかもしれないので、もう少しSiriを使ってみよう。ダメならAirPlay対応スピーカーだな。
KZ S2がやってきた!
やっぱり抜けてなかった沼!(マテ いやまぁ、来たのはちょっと前のことなんでアレなんだけど。結構気に入ってます。
てことで前々回のラストだからもう2ヶ月前にはポチってた中華TWS KZの新型 KZ S2。S2の名が示す通り、KZのTWSはこれが2世代目。1世代目のS1は色違いで2ドライバー(緑とグレー:ダイナミック+バランスドアーマチュア)かそうでないか(白黒:ダイナミックのみ)が違ってたんだけど、今度のは白黒どちらも2ドライバーで、しかもデュアルダイナミックドライバ+バランスドアーマチュア。「デュアル」がつくと1ドライバーだけど2つなのかどーかは良くわからんがw、コーデックでACCにも対応してるので、iPhoneユーザーには最適。
AirPods Proとケースを比較するとほぼ同じ。ま、厚みとカド処理で大きくなってるけど、縦横はそんなに変わらない。1回の充電で4時間再生可能。BT5.0でIPX5準拠、さらに遅延をなくすハイパフォーマンスモードなんてのがあったり。形状はAirPodsと比べるとゴツい感じがするけど、これは耳の形に合わせたものなので仕方ない。ボディ部分がちょうど耳を覆ってカナル型としてしっかり外音を軽減してくれるのでまぁそれはいいかと。
イヤーピース、KZは「買ったら変えろ」が原則(らしい)なので、最初にfinalのEタイプの一番小さいのをつけてみたけどダメで、色々調べて買ったのはJVC スパイラルドットのMサイズ。ちょうど収まりました。ああ、でもFinalも新しくTWS用のイヤーピース出したんだよね。それはちょっと試してみたいかも。
さて問題の音は……。おお、これ、いいんじゃない?
2ドライバーの恩恵はある。中音〜高音のキラキラした音と、低音域のドンドンな感じとのバランスが良く、どちらも良く聴こえる。音に迫力があって、解像度も高い。ドンシャリって言っちゃうとそれで終了なんだけど、しっかり音が出てる感じ? Amazonのレビューに「KOSS the PLUGみたい」ってあったけど、まさにソレかも。AirPods Proは確かに音はいいけど、これと聴き比べると迫力負けするというか、平板な感じ。ちなみに上のイヤーピースに変えたら、締まりのあるいい音になったのでやっぱり変える意味はあるかも。
残念な点はBluetooth。これが最近のBTイヤホンには珍しく、ブツブツ切れちゃうことがある。2世代くらい前のBTイヤホンには時々あったけど、BT5.0でこの現象は珍しい。感度なのかな。
優等生のAirPods Proに対して暴れん坊なS2。しかも安い。AirPods Pro1台分で7つも買えちゃう(笑)という点ではとてもお勧めできると言える。……かと言ってAirPods Proをラインナップから外すかというと、これはANCがあるから外せないんだなぁ。旅行時の耳栓としても使えるし。 w 当分は2つ編成で。
てことで今度こそ打ち止めの予定……。というかこれを買ってからは音関連のものは買ってませんよー。当分はエイジングした「先」を楽しむことにしようっと。
イヤホン vs ヘッドホン 勝ったのはどちら?
前回の記事から早くも2ヶ月。皆様、自粛生活いかがお過ごしですか? 俺は変わらず(いや体重増えたぞ)元気です。
さて、あれからどーなっているかというと……。まずは、オーバーヘッドのヘッドホンに進んだわけです。記事は書いたのにアップしてなかったけど。MacBSさんに「次はヘッドホンかUSB-DACですね」と言われたので(笑)、素直に従ってみた感じ。
てことでここからはアップしてなかった記事を改変しつつ。
ヘッドホンを選ぶにあたって、まずは選択肢がやっぱりたくさんあり過ぎてどーしたもんか悩む。モニター用なのかリスニング用なのか。密閉型なのかオープン型なのか……。モニター用は味付けのない、原音に忠実な再生音なのに対してリスニング用はチューニングがあり、ベースや中高音域が強めに出るもの。密閉型は音漏れがしにくく音圧があるのに対してオープンは外に音を漏らして軽くなる。うーん、どの道もホントに奥が深い……。
うちにあったワイヤードのヘッドホンは、9年も前に買った、安いけど音が良くてびっくりしたオーテクのATH-AD400と、SONYのサラウンドアンプに付属してたどーしようもないヤツ。で、オーテクの印象が良かったのでそれで探してみたら、モニター用のATH-M20Xが安くて評価も高い……。でもなぁ、モニター用買ってもなぁ。
オープン型で良さそうなのはATH-AD500X。ATH-AD400にも付いてた3Dウイングってのがとても楽だったから、できればこれが付いてるタイプにしたいんだけど、価格的に倍……まではいかないまでも、ちょっと想定価格より高い(あれ、2ヶ月ぶりに見たら値段下がってら)。うーん。あ、言ってなかったけどこの沼、予算に縛りというか、まぁ軽ーい気持ちで出せる値段のもので遊ぶという個人的ルールがある。
そんなわけでWebをぐるぐるして調べてるうちに引っかかったのは、DENONのベストセラー 密閉型 AH-D1100。すでに後継機種も出てるためか価格も手頃で評価もこの価格帯としては非常に良いと。DENONは今まで使ったことないし、これにするか。ポチっ!
翌日にはやってきたAH-D1100。まず最初の感想は、「あら、案外ちゃちい」。(マテ
いや、価格からいえばそんなもんなんだろーけどね、プラスチッキーなハウジングで、着けたり位置を直したりするたびにヒンジが「キィー、キィー」っていうのはちょっと安っぽい。キャリングポーチとかいらないからもっと本体に力を注げばいいのに、もったいない。(といってももう後継が出てるからこれ以上進化はないんだろうな)
まぁ問題は音だ、と、アンプに繋いで1日鳴らしっぱなしでエイジング。普通に置いといても漏れてくる音が大きいのは仕方ない。さて、結果としては来て最初に聴いたときのキンキン感がなくなって、聴きやすい音に。なるほどー。しかもこのヘッドホン、eqMacを通さなくてもそれなりな音が出る。低音、中高音域まで満遍なく鳴ってる感じ?密閉式とはいえカナル型のイヤホンよりは疲れないし、心地よい。イコライザーをかけてさらにメリハリを付けるとそれもまた面白い。
てことで自宅環境はコレとカナル型のKZ ZSX。外出先はAirPods Proとその他BTイヤホンで利用て感じですかね。とりあえず今度こそ打ち止めだ、うん。(ホントか?w)
……と書いたのが2ヶ月前。2ヶ月経ってそれぞれの音と使い方はどうなったかというと。
まず、使用頻度は、KZ ZSX:DENON AH-D1100は8:2くらいでKZの方が多い。KZの分解能の高さがやっぱりいいんだなぁ。「今まで聴いてた曲が違うものになる」っていう感動は、KZで味わえることが多い。ピアノや楽器の「響き」とか、今まで聴こえなかったコーラスとか。しかもエイジングが進んできたせいか、さらに気持ちいい音になってきた。DENON、これに比べると優しすぎる。そもそも性格が違い過ぎるので、比較するのが間違いなのかもしれないけど、今の自分が聴きたいのはKZの方なんだなぁと。
そして打ち止め、と言っていたはずが、次はもうやってきて使ってたりするわけだが、これは次回(やっぱり続くんかい!w)。
イヤーチップとアプリとアンプとケーブルと(ズブズブ……)
ズブズブと言ってた割には続報がないなーと思ってたあなた、実はちゃんと続いてるんですよ、あの件。(笑)
とりあえず自粛期間が終わっても、自宅作業であることはまーったく変わらない俺。まー今まで通りってことですよねー。ただ、一度いい音で聴くことを覚えてしまうと、もう音楽を聴くのはこれでないとヤだ、いやもっといい音で……になってしまうわけで。なれるって怖い。
さて、まずKZ ZSX。前回「フツー」と言ってしまったんだけど、自宅で聴くのはほぼこれにしてたらどんどん音が良くなってきて、外出時にAirPods Proの音が物足りなく思えるようになる不思議。そーかー、やっぱりそれなりに価値はあるんだと納得するなど。音の分解能が高くなった気がする。情報量が多いので聴き疲れするっていうのはこーいうの使ったときにいうのかも?と。
さらにMac BSさんに教えてもらった、上の写真のFinalのイヤーチップに変えたら耳の納まりが良くなっていい感じに。なるほど、こんな感じなんですねー。(ってうちにFinalのイヤホンあった。w) いいぞいいぞ。
でも前にも書いたけど、YouTubeでB’zのライブとかをイヤホン繋いで聞いてるとふと思うわけですよ。「これ(Web)ってイコライザ効かないよね?イコライザをカマすともっと良くなる?」と。実際、iTunesでもイコライザをかけたときとそうでないときは、それなりに音が違って聞こえるわけで、Webのライブを再生したときの音とは違うはずだよね?と。うーん、Macの出力に直接イコライザをかけるアプリはないものか。
で、見つけてきたのがeqMac。このアプリ、Macの音声出力をバイパスしてイコライジング、出力先に流す機能があって、そのときにイコライザを使えるというわけ。ベータ版だからか無料で使えるし、全ての出力をこれを通すことでイコライザ設定が可能。たまーにUSBスピーカーへの出力を変更したりするときに落ちるのは、まぁベータなのでご愛嬌。w
これをカマしてWebのライブを聴くと、おお、さらにいい音になったじゃないかと。で、iTunesのイコライザも止めて全ての音楽出力はこちらからに変更。うんうん、良くなってきたぞー、時々落ちるのは気になるけど。
しかーし、人間てのはいつまでも上を見るとキリがないというか、もっと上を目指してしまうというか。
俗にいうイヤホンアンプって、使うともっといい音になるのかな?
だってこうなってくると気になるじゃないすか?iMacではなくちゃんと専用のアンプを通せば音はさらに良くなるのかとかさー。で、やっぱりAmazonぐるぐるして据え置き型で安価でいいのでアンプを探す。条件としてはUSB入力に対応したもの。iMacから出力するのに一度アナログに落としても意味ないじゃない?
で、見つけたのがやっぱり中華なヘッドホンアンプ Dilvpoetry DAC-X6pro。早速繋いで聴いてみると、おお、パワフルな気がする!iMacだけのとき、eqMacカマしたとき、アンプを通したときでそれぞれ音が違う。そしてさらにeqMacを経由してアンプに繋いでイコライザをオンに。ああ、これって面白いかも。なんか音系にハマっていく人の気持ちが少しわかるようになったかも。(酷w
さてここまできたら次はケーブル。(マテ
どこかのブログに「KZのイヤホンケーブルは本体の性能に比べて脆弱」なんてことが書いてあったのを思い出し。そのブログで勧められてたイヤホンケーブルをポチ。商品名はなんか呪文のようなことが書いてあるのだけど(笑)、その辺はザクっと無視して「バランスケーブル」ってのだけ見ればいいかーと。で、最終的に上の写真のよーになったというわけ。
さて繋いだ感じは。お、少しまろやかな音質になった感じ?それまでのまだまだキンキンしてたのが和らいで、気持ちいい音になってきた感じ。さてケーブルもアンプもある程度鳴らすとまた音変わってくるんだろうか?うーん、楽しいなコレ。w
てなわけで、今はとりあえずイヤホンが怖い。(まんじゅう怖いみたいなw) って、え?え?次コレ?w
イヤホン沼に(勝手に)行く 〜KZ ZSX
なるほど、これを沼と言うのか……。
自宅に籠って仕事をしているとストレスが溜まるわけですよ。って、普段から自宅に籠ってるお前が何を言ってるんだと思うかもしれないけど、まぁ溜まるわけですよ。(笑)そーなると人は、なんか変な方向に走っていくというのはままあることで、今回はそれが音の方向に出たという……。ほら、世の中には定額給付金なんていう都合のいいものも出ることだし、「経済を回すんだ!」という旗印のもとに、あれとかこれとか……。(以上言い訳)
ということで、沼である。
いや、このところはイヤホンはもうAirPods Proでいいなと思ってた。アップル製品で使うのにこんなに便利な製品はないし、案外音もいいし、何よりノイキャンの効きがいい。もう他のはいらないな……と思ってたんだけど、自宅生活が長くなって久しぶりに(ホントに久しぶりに)ワイヤードのイヤホンで聴いてみるかーと、以前に買った、上の写真の中華イヤホン「ZSN」(コレもBTレシーバーでワイヤレス化してた……って記事書いてないなw)にケーブルつなぎ直してiMacに繋いでYouTubeのB’zのライブ映像を……と聴いてみると、これが何だか音が良い。「え、こんなに違うもの?」と思って、ひょっとして中断してたエイジングをちゃんとすればもっと音が良くなるの?とか思って3〜40時間回しっぱなしにしたりして、その間にWebとかグルグルして色々調べてると……。
#もの凄くクドクド書いてるのは沼だからです(笑)
5BA+1DD
なんじゃそれ?(笑)BA(バランスドアーマチュア)5基とDD(ダイナミックドライバ)1基?KZNは1BA+1DDなんだけど、BA5基?それ、おいくら万円なんですかと思ったら、6000円台。おかしいだろ。w ちなみにSHUREのBA3基のイヤホンは6万円。中華イヤホンとはいえ、この価格差はそれだけでネタにできる。聴いてみたいぞ!
で、ついでにBTレシーバーもBT4.1からBT5.0に更新したのを注文。これはAPT-X HD対応だけど、iPhoneは当然対応しておらず、どちらかというと遅延対策。で、これらの品物、2日で到着。
BTレシーバーはとりあえず充電するとして、まずは聴いてみたいじゃないですか、5BA+1DD。エイジングしないと意味ないよなぁと思いつつ、まずはリファレンスに使ってるQueenの「Bohemian Rhapsody」を……お?
いたって普通
いろんなレビューを読んで想像してたよーな、「キラキラ」で「ドンシャリ」な音じゃなく、フラットで癖のない、キンキンしたところもあまりないふつーの音。……おかしいな、やっぱりエイジング進んでないからかな。しかもうちのiTunes、がっつりイコライザも効いてるはずなのになぁ。
そんなわけでエイジングを開始。100時間てことは4日くらい回せばいいかとiMacに繋いで普段聴いてる曲を流しっぱなし。とはいえ、B’zでもドリでも全曲回して20時間に満たないので、100時間は遠い。とりあえず到着してから5日ほど経って聴くと、なるほど確かに分解能が高い。イコライザが効かないYouTube動画でライブとか見ててもベース音しっかり、ギターもくっきり。
KZNと聴き比べてみると音のダイナミックさや分解能、音の伸びなんかでZSXとの違いが感じられるよーな。iMacに繋いでる普通の中華ワイヤレスイヤホンと比べると、音の差は間違いなくある。ま、そりゃワイヤレスだしね。BTレシーバーで繋いでみないとそこは比較してもダメか。……てことでBTレシーバーに差し替え。あ、音質は落るな、やっぱり。
そしてAirPods Proとの比較で言えば……うーん、やはりAirPods Proの音はいい。ZSX……負けてる。(笑)確かに値段で言えば3倍以上違うんだからとは言え、性能上回ってる部分はどこに行ったんだ?AirPods Pro、音に関してはとてもバランス良く鳴るんだよなぁ。さらにAirPods Proにはノイズキャンセリングと、アップル製品を使ってる場合は特に使い回しがいいというアドバンテージがある。うーん、外で使う分にはやはり純正品にはかなわないのか。それともAPTX-HDで接続すると音質は決定的に変わるのか。
なるほど、それではAPTX-HDに対応したデジタルプレイヤーを……いや、それはもう、やっぱりズブズブだ。( ꒪⌓꒪)
#続く……のか?w