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HTC U11 その3 HTCの高音質は生きているか?

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短い試用期間の間にもう一つだけ。それはやっぱり気になる音質のこと。

もう返却しなければいけないHTC U11。やはりAndroiderじゃない俺には敷居が高いなーと思いつつ(そろそろ1台買うべきかなぁ、でも絶対使わないしなぁ)、これだけは試しておかねばと思う重要なこと。それは音質。うちにある(売ろうとしてるけどw)HTC One Xの最大の利点は、まだAppleに買収される前のBeatsが監修した音楽再生品質。購入当時はiPhone 5だったと思うんだけど、音質の差は圧倒的だった(あ、記事発見)。そうそう、当時BeatsはHTC傘下だったんだよ。

で、その精神は生きているのか?というのが今回のテーマ。iPhone 5からは結構音も良くなってる(はず)のiPhoneと最新のU11、どちらの音質がいいのかを確認してみようというわけ(前置きが長ーくなってしまった)。

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まずU11、付属の「HTC Usonicイヤフォン」がUSB-C接続でイヤフォンジャックは付いてない。こんなところもiPhoneと同じだなーと思うけど、実は大きく異なる点がある。U11のイヤフォンはアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能付きなのだ。まースマホ付属のイヤフォンにすげーなーと思うけど、外で聴いたときにしっかり効果が出ていて音質が向上していた。

ただ問題だなと思うのは、イヤフォン側にNC用のマイクがあるため、NCを効かせたいときはこのイヤフォンでないとだめという点。Bluetooth接続では効かないし、USB-Cーオーディオジャック変換でも効かないということになる。高級イヤフォン使ってる人はそれを使いたいよねぇ。それを考えるとちょっと残念な気も。

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ちなみにイヤフォンを接続するとオーディオプロファイルの作成が行われる。どーいう仕組みかはよくわからないけど、接続してイヤフォンをつけた状態で耳の構造をスキャンして、最適なプロファイルを作成するそーな。で、音楽再生ソフトを使うと「USB-Cハイレゾイヤフォン」(そうハイレゾ再生も可能)の表示が出て(一番右)、ちゃんとイヤフォン設定を使って再生してることがわかる。

u11_0718_06.png さてLightning接続したiPhoneとUSB-C接続したU11を「静かな場所で」聴き比べてみる。アプリはiPhoneで使ってるのと同じ、ONKYOのHF Player。イコライザーも同じものにして聴いてみると、iPhoneは深く落ち着いた感じ、対してU11はクリアでちょっとキラキラした派手な音かなぁ。これはイヤフォンのエイジングとかにもよるんだろうけど(とはいえiPhoneのイヤフォンもほとんど使ってない)、好みなのはやっぱりiPhone。以前ほど音質に差は感じられなくなったなぁと。

先ほどのNC効果も含めて「外で」聴きたいときに最適な効果が得られるようにしてあるのかもしれない。スタバで使ったときの印象は明らかにU11の方が良かった。適度なノイズキャンセリングで、周囲の音を完全に遮断しない。歩いて使ってても大丈夫かなーと思う。ま、この辺は結局味付けの部分なんだろうなぁ。

まーそんな感じでとっても駆け足でのレビューになってしまった感のあるU11。決して十分なレビューとは言えないなと自分でも思うのは、やっぱりAndroidに対して不慣れなことも要因だと思う。申し訳ない……。ただ高級感があり、やるべきことがちゃんとできるスマホなので、Samsungなんて買わずにこっちでいいよと。w 

ちょっと高いのが玉に瑕。もーちょっと安めのAndroid機を仕入れて少し勉強しましょうかね、やっぱり。HTCサポーターズクラブさん、ありがとうございました。(今度はもうちょっと長い期間貸してくださいね←小声)

Written by ei

7月 19th, 2017 at 9:29 am

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