このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その14
「X-MEN」シリーズの年代を整理するべく一気見。オールドシリーズも見るかなー。
SPY/スパイ
原題:”Spy”(2015)
スパイ物=007シリーズ。しかもダニエル・クレイグのシリアス・ボンドじゃなくて一昔前のコミカルなイメージのボンドをさらにコミカルにしてみた、まぁパロディ。何も気にせず軽ーく笑い飛ばして見る映画。
主演のメリッサ・マッカーシー、ああやっぱり好きになれないなー。かっこいいスパイ役にはジュード・ロウ、そして頭の足りないエージェントにはジェイソン・ステイサム。ステイサムがこんなおバカな演技をしてるのもなかなか珍しい。アメリカではスマッシュヒットだったと思うんだけど、日本では劇場公開されないままビデオスルーになったらしい。これまた主演の知名度の問題か。
監督は同じく「ゴーストバスターズ」のポール・フェイグ。なるほど、ここからの付き合いだったんですな。
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
原題:”X: First Class”(2011)
ウルヴァリン:SAMURAI
原題:”The Wolverine”(2013)
X-MEN:フューチャー&パスト
原題:”X-Men: Days of Future Past”(2014)
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
原題:”X-Men Origins: Wolverine”(2009)
表記は見た順で。
順番でいくと、2009年の「ウルヴァリン」の中でローガンの生い立ちってのが一番古いんだけど、ファースト・ジェネレーション〜フューチャー&パスト(過去側)〜ウルヴァリン(ウェポンX計画)〜(アポカリプス)〜(X-MEN オールドシリーズ)〜SAMURAI〜フューチャー&パスト(未来側)になり、最後は未来が変わったためにオールドシリーズの「2」が終わったところに繋がって「3」がなかったことになるという。そーか、やっぱりあれはダメか。(笑)まーあまりにひどかった記憶しか残ってなくて、1回しか見てないしなー。
年代を判断するのに分かりやすいのは、ローガン=ウルヴァリンの爪がアダマンチウム合金になってるかどーか。あれが入るのはウェポンX計画のときなので、フューチャー&パストでストライカーに回収されたローガンが実験台にされたというのが本来正しいんでしょう。しかし「ウルヴァリン」でも同じくアダマンチウム注入シーンがあって、サイクロップスやクイックシルバー(らしき人)が捕まってたりするんでその辺をどうするか……まぁ、あくまでもスピンオフってことで「正史」はシリーズってことになるのか。
改めて見て驚いたのは、「ウルヴァリン」に出てたわ、ライアン・レイノルズ。なんと、ウェポンXI=デッドプールなんですなー。つまりあの「デッドプール」はこの頃から構想があったってことなのか。こーなるとライアンがこの役に愛着があったことも頷ける。
とりあえずX-MENシリーズはヒューが最後に出る”Untitled Wolverine Sequel”で一旦終了になるわけだけど、果たしてこれはどこに繋がるのやら。とうとう撮影も終了して、後は来年の公開を待つのみ。ああ、寂しいですなぁ。
ちなみにX-MENシリーズでスタン・リーが登場したのは「アポカリプス」のみみたい?