i文庫で漫画を読んでみる
※クリックで実寸
先日紹介して、電子出版はこのレベルでできる！と思った「i文庫 第二版」
だが、コレ、実は画像も読み込むことができる。で、それじゃあ実際に漫画とかを読み込んでみるとどうだろう？ということで試してみたのがコレだ。
これは単行本サイズのもの。うむ、さすがに小さい。ちょっとこれはそのままで読むにはつらいレベルと言えるかもしれない。
※クリックで実寸
それではこれ（→）はどうだろう。これはダブルタップして台詞部分を拡大表示したところ。このサイズになるとさすがにちゃんと読めるようになる。 しかし漫画の場合、台詞が読めればいいというものではない。これは俺的感覚なんだけど、漫画のページというのは1ページをすべて見渡せることが非常に大きなポイントだと思う。これは感覚的なものかもしれないけど、漫画ってのは1ページが1単位なんだよねぇ。ページすべてを見渡せて、初めてその漫画のイメージを掴むことができると思う。その点で言えば、やはりiPhone/touchの狭い画面で漫画を読むというのは不可能だと言い切ってしまいたい。
これは現在ビジネスになりつつあるケータイ漫画にも言えることだと思っていて、あれはヒトコマずつとか動きを付けてとか見方を工夫してなんとか読めるものにしている。しかしやっぱり1ページという単位がないと漫画は漫画にならない気がするのだ。
その点ではやはりある程度の大きさ……米国で発売されているKindle2くらいの大きさのモノがないと漫画は辛い気がする。これはネットに勝手に繋がってデータを購入できたりするし、週刊漫画誌の中の1作品50円とかの単位で毎週自動配信とかになれば十分に商売になる気がするんだが。出版業界はお金がないから、この手のソリューション作れないだろうなぁ、今。
初めてコメントします、
いや、漫画をiPhoneでみるということを前提に書けばいいと思いますよ。
一こまずつiPhoneのサイズで文章も入れて、指でフリップしながらみれるようにすれば問題ないと思います、よくある新聞の四コマ漫画のようになりますね。
長くなってもいいのではないですか。
誰かが初めて、皆で試行錯誤していくうちに、新しいアイディアが加わって、、、、、
たとえばページをめくると次ぎにページではいきなり「バーン」とかいう効果音が入っていたり。
驚きのシーンでは画像が少し揺れたり、gifアニメの手法とか。
iPhonだからできることとかありそう。
ノブ
6 3月 09 at 6:50:29
いっそのこと画面解像度（単位面積あたりピクセル数）の少ないiPhoneが出来れば良いんです。
480×320そのままに、画面のサイズを1.6倍〜2倍程度にしてしまうんです。
産経Appの中間倍率で文字が前後の文脈を含めておおむね解釈できる程度までは。
Qhara
6 3月 09 at 11:50:31
＞ノブさま
その形は今のケータイ漫画がとっているのと同じなんですよね。 実際、そーすればいいんでしょうけど編集コストがかかるかなぁと。最初からiPhone用に描くというのは、今度は市場的なものを考えるとコストパフォーマンスが悪くなります。今の週刊漫画は「赤字でもいい」という状況らしいんで、そこを改善するための策として今の原稿をそのまま使える電子化というのが一番いいんじゃないかと思うんですよねぇ……。
＞Qharaさま
それは画面サイズがでかくなるってことですよね？そーなるとKindleでいいという話になります。（笑）
そう、結局日本の出版社がAmazonと組んでKindleで漫画を配信てのが一番いい気がするんですがねぇ……。
ei
8 3月 09 at 13:03:46
毎週自動配信は魅力的なサービスですね。
au だとプロモの自動配信をやってるみたいなんで需要はあるかも。
kAbajyU 石川雅之
10 3月 09 at 4:31:16
読みたい漫画だけでいいんで、1本月200円とかだったらすぐ登録しちゃいますね、自動配信。ｗ
ei
12 3月 09 at 1:52:08