若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

自宅映画環境改善のために その1 HMDを(今更)買う

without comments

mtz_01.jpg

まぁ、今更って言えば今更なんだけどね。

きっかけはFacebookあたりで流れてきた、「ソニー製有機ELディスプレイを使ったヘッドセット」っていう広告。Cinegoとかいうその製品は、ソニーの有機ELを使っていて、4K 1920×1080ピクセルに対応、メガネ不要で大画面というもので、価格は7.6万円。最近、映画の録画ばかりが増えて消化できてない俺としては、仕事部屋でも大画面で見られる環境が欲しいけど置くところもないしなぁと思っていたところだったので、これならちょっとした合間に(あるのか?)サクッと映画見れないかな?と思ったわけ。しかしちょっと高いかなぁ……と、そー言えば昔SONYがそんな製品出してなかったっけ?

で、調べて行き当たったのがSONYのHMZシリーズ。3Dに対応して、有機ELで解像度こそHD(1280×720)、20mの位置で750インチ(どれくらいかわからんですな、5mで100インチ以上の画面サイズ感)だけどそこまで変わらなくね?と。うちのテレビの解像度も未だにHDだしさー。ただこれ、HMZ-T3を最後に生産を終了してるんですなぁ。……あ、そうか、状態のいい中古とか探せばいいのか!

ということでなぜか突然始まったHMZを探す旅。(笑)最初はヤフオクで見てみたら、T3は大体3.7〜4.2万円くらい。3.5くらいにしたいなーとウオッチリストに入れたりしてたんだけど、ふとメルカリに行ったらこっちにも出てるじゃないですか、しかも予算的に収まりそうな感じのが。

で、結局メルカリでほぼ希望価格のものをポチ。晴れて我が家のものになったというわけ。マニュアルが欠品(まぁPDFでダウンロードできるからいいや)だったり、まぁちょっと使用感はあるけれど、イヤホンは未使用みたいだしこんなもんかなーと。

mtz_03.jpg  

サイズ感はこんな感じ(比較はiPhone X)。写ってる黒いバッテリーユニットは本体に直結で繋がってて、端子で充電して本体のみでも利用可能。7.1chのバーチャルサラウンドを使いたい場合にはその前にプロセッサーユニットの接続が必要になる。HDMI出力のできるスマホとかなら、このセットだけで他の部屋に移動して使うこともできる。うちもiPhone繋いでHDMI出力で!と思ったけど、うちにあった偽ケーブルはなぜか繋がらなかった。

mtz_02.jpg

最初の接続で思ったのは、「ケーブル多い」ってこと。最近はなんでもワイヤレスになりつつあるというのに、電源コードだけで2本(本体とプロセッサ)、HDMI接続も2本、さらにイヤフォンで……ってああ、面倒。しかも、バッテリーユニットは外せないし(ってことはもしバッテリーがヘタったら交換できないってこと?)、何かと取り回しが大変。まぁ仕方ないか。

で、次に思ったのは、なんだか上手に装着できないこと。装着時は覗き込むレンズ部分は浮いた状態で、おでこのヘッドパッドとヘッドバンドで支えるようになっていて、メガネつけてても大丈夫……なはずなんだけど、どうやってもうまくいかないんですなぁ。鼻の部分に当たらないように、と書いてあるけどそこがないとズレてきちゃう。結局、手で支えることになってしまった。この辺、なんか色々考えたい。

mtz_04.jpg

あとはコントローラーの操作。本体の裏側にコントローラーはまとまって付いてるんだけど(写真がちょっと汚くて失礼。ゴムの部分があってこれが光を遮る役割をする)、慣れないと操作しずらい。仕方ないのかなぁ。押さないといけないボタンを一つにして、画面表示だけで操作できるようにならなかったものか。装着しちゃうとほぼ他のものを操作できなくなるのだから、ここはもう少し考えて欲しかったところ。

映像は、確かに綺麗(見せられないのがアレだけど)。さすがは有機EL、以前弟の人が持っていたOLYMPUSのEye-Trekと比べるともう雲泥の差(そりゃ10年以上離れてるんだから当たり前か)。しかも大画面で、いつも借りて見ているプロジェクターとサイズ的には遜色がない……いや、こっちの方がデカイ。映像の滲みとか残像もないし、ケーブル類の取り回しをもう少しまとめて、装着感が良く慣ればかなりいい感じ。

でもまぁメガネとの相性とか色々不便なことも多いので、これからはその辺をテーマにプチ改造とか環境を整えていこうかと。うん、でもまぁいい買い物だ。これでプロジェクターはいらない?(いや、アレはアレで空気感がいいんだけどね)

Written by ei

2月 21st, 2018 at 10:55 am

Leave a Reply