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iPhoneをさらに売るための7つの方法

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iPhoneが「売れてない」そうだ。(笑)発売から1ヶ月で10万台は十分に売れているレベルだと思うけど、まぁ最初の勢いと数字で見れば「売れてない」と言いたい人はいるんだろうと思う。ただ、実際に感じるのはソフトバンクの取っている、iPhone販売に対する施策のいくつかの問題点だ。ソフトバンクはケータイ屋さんなので、ケータイを売る感覚でiPhoneを売ろうとしている。でも実際にはiPhoneはケータイとは違うのだ。使うユーザー層も違えばプッシュすべき人たちも違う。そこを見直すべきなのだ。

ということで、iPhoneをさらに売るためにはどうすればいいかを考えてみよう。

1.ターゲットの明確化 ー ケータイ市場ではなくiPod市場を攻める
iPhoneはケータイユーザーに勧められないものであることは最初から分かっていて、それでもケータイとして売ろうとするからいろいろと問題が出てくる。それはPCを持ってない人には売れないとか、今までケータイだけで済ませてきた人たちにとっては不便な点がいろいろ目に付くからだ。
しかし、iPhoneとは「ータイとiPodを買い換えたいユーザーのための電話兼用iPod」なのだ。 そしてiPodユーザーはiPhoneと同じくPCを持っている人であり、そーいう人たちに訴求していけばそもそも何の問題もない。返ってそれまでのiPodが非常に高機能なものに変わり、一部PCの代わりもしてくれるようになるのだから、iPodユーザーにとっては良いことばかりだ。

2.販売チャネルを改める ー アップルストアでの販売開始を
さてそーなるとソフトバンクショップのみで売るという販売チャネルが間違っていることもおのずと分かってくる。 そりゃそうだ、ソフトバンクに来るお客さんはiPodではなくケータイを買いに来ている。その層がiPodを使っている確率よりも、アップルストアやiPodコーナーにくる層の方が遙かにiPod使用の確率が高い。つまりこの層にiPhoneを売るのは、PCユーザーかどうかを確認するなどのリスクも少なく、売りやすいということになる。
ソフトバンクはすでにiPhone用のSIMだけを売るということも公言していたはずで、ひょっとしてiPhoneは いずれアップルストアで売り始めるのかもしれない。購入したiPhoneを持ってソフトバンクへ行き、SIMを契約するという方が遙かに常識的な気がする。問題はスーパーボーナス分の割引だが、SIMロックがかかっている限りiPhone=ソフトバンクなので、売れた台数に応じてソフトバンクがアップルに支払えば同じこと。ということはiPhoneはアップルストア店頭で2万〜3.5万で販売されることになる。 これは魅力的だ。
販売しやすく価格訴求もできる。この販売チャネルを使わない手はないはずだ。
#あーでもこれやっちゃうと「改造」しちゃったりしてSIMフリー端末にされちゃうか
#やっぱり正価で売らないとダメだね……

3.iTunesストアを解放する ー iTunesストアを3G網で使えるように
これは特に意味がわからないのだが、なぜソフトバンクはiTunesストアを3G帯で使えるようにしないのだろうか。 モノによってはApp Storeのソフトの方が遙かに容量が大きいにも関わらず、App Storeは3Gでも利用できるのに楽曲購入はできない。無線LANは普及したといってもまだまだ一部の人たちのものであり、そーいう人たちはiTunesを利用するなというか。これ、ケータイで言うところの着うた(=キラーコンテンツ)を利用するなと言っているのと同じで、あまりにも意味がない気がする。そこまでソフトバンクのデータ通信網は腐っているんだろうか。(笑)
海外では普通に3Gで楽曲購入ができているはずだ。必要なら回線を増強してでもここはとっとと解放すべきである。
#これに関して、海外でも3G網を使って販売できてないという指摘をいただきました
#つまりコンテンツホルダーが悪い、と(笑)

4.キラーコンテンツの開発 ー ゲーム?Web?使い方を考える
iPhoneの利点は基本的にケータイが繋がる場所ならデータを受信できるところだ。つまりどこでも繋がることで、利用できる情報量が格段に増えるということでもある。 その利点を活かしたコンテンツを考え、開発すべきだ。
例えば昨日紹介されていた30min(サンゼロミニッツ)なんかのように、iPhoneの利点ーGPSと組み合わせて情報提供を行うサービスなんかは、コンテンツとして非常によく考えてある。いつも持ち歩く端末に欲しいのは、必要な情報を必要なときに素早く取り出せる技術である。一つの情報を得るのに3分かかるのでは便利さは半減してしまう。それを考えれば、iPhoneにどんな情報を送り込めるかがキラーコンテンツの鍵になる気がする。

5.プッシュを利用した新しい配信システム ー 欲しい情報を必要なときに手に入れる
そこで脚光を浴びるのはプッシュ型の情報配信システムだ。iPhone2.1からApple Push Notification Serviceを外してしまったというニュースが昨日出てきたが、上記のようにこのサービスこそiPhone活用のキモになってくると思われる。 これができるとできないとでは、iPhoneの能力は大きく変わってくるのではないだろうか。 欲しい情報と企業が出したい広告のニーズが合致するとき、広告も情報になる。ユーザーがそのとき欲している(であろう)情報を与えてくれるインテリジェントな端末になるというのは重要なことだ。例えば先ほどの30minのようにGPS情報を活用して、秋葉原に着いたら登録しているお店の今日のお勧め商品情報をプッシュしてくれるとか、場所によってニューストピックを配信してくれるとか、そーいうのはユーザーにとっても企業にとっても活用できるものだ。
他にもプッシュ式の情報システムはいろいろな活用ができるだろう。例えば毎週出る週刊漫画誌のうち、読みたいものだけをiPhoneに配信してくれるサービスなんてのはどうだろう?これまで立ち読みで済ませていたものが、自動で配信されるようになるなら、俺はそっちを利用してもいい気がする。

6.ゲーム・プラットフォームを極めろ ー PSPとモンハンの関係
iPhoneで活用できそうなもうひとつのコンテンツはやはりゲームだ。 すでにセガ、ナムコ、ハドソンなどビッグネームも参加しているが、もっとこの分野のキラーアプリが出てきてもいいはずだ。「モンスターハンター」のおかげで、あの売れなかったPSPが販売台数を大きく伸ばしたように、ゲームユーザーに訴求するならこの開発に力を注ぐのもアリだ。iPhoneの機能を活用できるゲームを開発できれば、それは面白いことができそうだ。
以前Twitterで話していたのは、GPSを使ったiPhone鬼ごっこ。これは小学生の間で遊ばれていたDS鬼ごっことか、フジテレビがやっていた「逃走中」みたいなルールでできるリアルフィールドゲーム。指令を出すのもiPhoneへとか、各自の位置が数分に1回マップ画面に表示されるとかで鬼ごっこをするのは面白いかもしれない。
他にも今のところRPGが見あたらないような気がするが、これは使用できるメモリの関係か。ドラクエクラスのキラーアプリが出てくれば、ゲームユーザーに訴求できるかもしれない。

7.iPhone1台ですべて済ませられるか? ー ケータイに対抗するために
これはiPhoneという端末の存在そのものを否定し、そもそも上に書いたことをも否定することなのだが、結局すべての批判はここに集まってくる。iPhoneがセカンド端末としてしか認知されていない時点で、その販売台数はおのずと決まってくる気がする。実際にはそんなことはないのだが、日本のケータイ市場に於いては、やはりiPhoneは異質な存在だ。これまで構築されてきた環境を破壊しない限りiPhoneがメインストリームになることはない
iPhone1台ですべてが済ませられるようになることはやはりない気がするし 、そうする意味もない。iPhoneはPCとの連携によってこそその利便性が保障されるものだ。それでもそこをなんとかしたいなら、アップルがせめてAppleTVだけでiPod/iPhoneを運用できるようにすることが望ましい。それもiPhone Dockとして、アドレスブックやカレンダーの管理は最低限行えるようにする必要がある。……ということを望んでいると、それはMac miniだろうということになってしまうのだが。(笑)せめてMac miniが最近のTVに繋がるようになるというのもいいかもしれない。とにかくiPhoneを活用するためのDockとしての格安Macがあれば、さらにユーザーを増やせるのではないだろうか。

いずれにせよソフトバンクは、さらに販売を伸ばすためにはいろいろと考える必要がある。孫さんはiPhoneで人生観が変わったと言ったが、実は人生が変わるのはこれからなのだ。まだまだ、iPhoneはこんなもんじゃないよ。(笑)

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Written by ei

8月 19th, 2008 at 11:15 am

Posted in Apple,iPhone

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5 Responses to 'iPhoneをさらに売るための7つの方法'

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  1. はじめまして、30min.の谷郷と申します。
    ブログでのご紹介ありがとうございます!
    「プッシュを利用した新しい配信システム」は鋭いご指摘ですね。
    実は、30min.はいわゆるCGMサイトではなく、地域連動型のプッシュ型情報配信プラットフォームを目指しており、PC版の30min.ではお店の方のブログも掲載しております。

    tanigox

    19 8月 08 at 11:55:57

  2. 初めまして!ををー、サービス提供している方からコメントがいただけるとは思っていませんでした。(^-^;
    30min.、非常に良いサービスだと思います。位置情報を確認して情報を「プッシュ」しているような感じってのはor手軽で実に良い。これをもとにいろんなサービスが考えられそうな気がします。ありがとうございました。

    ei

    19 8月 08 at 15:52:14

  3. はじめまして。iTunes Music StoreがiPhoneから利用できなり理由について推測したところを書いてみました。
    http://blog.pasonatech.co.jp/mitani/102/8178.html

    うみ

    19 8月 08 at 17:05:09

  4. 拝見しました。おー、海外でも3G網では買えなかったんですっけ?俺が勘違いしてたのかも。
    改めて確認してみるとWi-Fiミュージックストアだから、Wi-Fiでしか買えないってことになってるようですね。なるほど。
    実際、iPhoneの最大のキラーコンテンツは実はiTunesだと思うので、ここの契約をクリアするだけでもユーザーに訴求する部分は増えそうなんですけどねぇ……。ま、国内は特に着うたがあるから無理っぽいですが。
    #価格倍以上ですから……

    ei

    19 8月 08 at 17:23:51

  5. 3.は海外でもできないので、日本独自のものではないでしょう。また、うみさんが推測されたPCが前提ということでもないでしょう。前提ということであるならば、iPhoneにはそもそもiTunes用のアプリケーションを載せる必要がないからで。また、3G回線とその他の回線で供給範囲が異なるというのは、少し疑問です。インターネットはインターネットなので、基本的には同じではないでしょうか? 3G回線を使用してはならぬ、ということであれば、auの通信カード+PCで使用することもできない?ということになってしまいます。

    理由は非常に単純なはずです。App Storeのアプリケーションは10MBまでは3Gで購入できますし、同じアカウントであれば、再度ダウンロードも可能です。これは同じアプリケーションで無料バージョンアップするために特別に対応されている措置です。もし仮に、3G回線を使用してアプリケーションをダウンロードしている最中に回線が切れてしまったという場合でも、同じアカウントであれば無料で何度でもダウンロードできるのです。
    しかし、iTunes Storeの音楽は3G回線を使ってダウンロードしている最中に切れてしまうと、残念ながら買い直しするしかないのです。それは3G回線に限らず、他の回線でもそうです。ただ、3G回線に比べると、Wi-Fiは安定し速度も速いため、Wi-Fiを使用したダウンロードは可能となっています。
    例えば、音楽ファイルの多くは128kBの3分半〜5分程度です。そうすると、小さいものでも4MB以上、最近のPlusの256kBのものだと10MB近くになります。そんな大きなファイルをiPhone使用者全員に安定して提供するというのは、非常に厄介なものです。

    着うたフルやmoraからは、ビクター、SMEのコンテンツそのものを供給しないという嫌がらせを受けているので、3G回線云々でそれ以上嫌がらせをする意味があまりありませんし(笑)。

    今、ソフトバンクが今直ぐにできることとしては、グループ会社のYahoo!BBのWi-Fi回線を無償、もしくは非常に安価(ヨドバシの380円があるので、せいぜい210円程度)で解放することです。そうすれば、とりあえずは、iPhone単体でiTunes Storeが有効に使えることでしょうし、2段階パケット定額の有効性ももっと訴えることができます。

    ゆきち

    23 8月 08 at 23:32:18

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