K-3のローパスセレクター
あ、ちなみにこの前の鷽替の記事の写真はK-3で撮影してます。
今回はK-3の目玉機能、ローパスセレクターについて。上の写真、どれがどう違うか分かる人ー?拡大しないとわからないか。ちなみに撮影はマニュアルモードで撮影したRAWファイルを単純にJPEGで書き出したもの。角度以外は変えてません。
K-3の目玉機能はローパスセレクターというもので、最近流行のローパスフィルターレスを基本としながら、ローパスフィルターも使えるという、1台で2度美味しい仕様(意味不明w)なのだ。まぁローパスフィルターレスは景色が綺麗に撮れるとか、画がシャープになるとか言われてるけど、実際に撮ってみてそこまで違うのかという点をちょっとよーく見てみよう。
上の写真をそれぞれ展望台とその上下の一部でトリミングしたものを等倍にして書き出したものがこの3つ。あ、実際にはクリックして見てね。サムネイルだとちょっとわかりにくいかも。ちゃんと拡大したものを見ると、左右に比べて真ん中の線がシャープじゃないのがわかる。でまぁ、一番左がローパスフィルターレス、2枚目がセレクターモード1、3枚目がモード2。レス状態とモード2はそんなに変わってない。本来は1が弱、2が強なので、2枚目と3枚目は逆になるはずなんだけどな(確認してみたけど間違ってなかった)。ひょっとして俺が手ぶれしただけ?w
まぁただトップの写真を見れば、サイズによってはほぼ画質に影響が出ないような。フィルターをかける理由はモアレなどが出やすい被写体の場合にフィルターをかけることでモアレが出にくくすること、なのでそーいう条件でなければあえて気にしてフィルターモードにする必要はないかもしれない。
ちなみにこのローパスセレクター、手ブレ補正のためにセンサーを動かすシステムを転用して、撮影時にわざとセンサーを振動させることで実現しているそーで、非常に面白い発想だなーと。あと撮影時にはシャッタースピードが1/1000以下でないとあまり効果が出ないそーなので注意。
ちょっとずつわかってきたよーな、でもまだまだな気も。結局、慣れてきた頃に返さなきゃいけないんだよなー。まぁまだまだ頑張りましょう。