Parallels 4.0へバージョンアップ
しなくてもいいかなと思ってたんだけど、ASCIIのこの記事読んだらする意味がありそうなので、バージョンアップしてみた。Parallels 4.0。確かにこれはかなりパワフルになってるわ。
まずバージョンアップ時の注意としては、今回はVMファイルの形式がちょっと変わっているので注意が必要。と言っても起動時に自動的にバックアップを取るかを聞いてくるのでその手順通りにやれば、これまでのファイルのバックアップを取って進めてくれる。
変わったのはVMファイルがパッケージ式になっていて、これまでの.hddファイルはその中に格納されている点。.hddファイルだけをコピーしてそのパッケージの中に入れても機能しないので、それ以外にあるいくつかのファイルがVMファイルの形式に関係しているようだ。
また、バージョンアップが完了して起動したときに 、マシンの構成が変わったので再アカウント登録をするようM$から言われた。これはひょっとするとMacBookで最初にアカウントを登録したからかもしれないけど、そーいうのが出てくる可能性があるので注意しよう。
バージョンアップで変わったことでもっとも大きな点は、マルチコアに対応したこと。設定画面でCPUの割り当てが可能になっている。これまでのParallelsではCPUがシングルコアとしてしか認識しなかったはずで、この辺はVM Wareの方が上だったんだけど、今回からはちゃんとマルチコアCPUを認識してしかも割り当てができるようになっている。
ビデオ性能も上がっているようで、DirectX9とかOpenGL2.1とか。まぁとりあえず性能を見るために動かしたヴァナベンチ3での成績は、Lowモードで3,500、Highモードで2,200もあった。すげー、仮想環境で3Dゲームできるじゃん!(ホントか?w)昔はベンチそのものが動いてなかった気がするので、そーいう意味ではかなりの進歩。ま、マシン性能がダンチってこともあるんだけど。
あとはKasperskyのInternet Securityが標準でついてくる。1年間の無料使用だそうだが、やはりWindowsを使う上ではセキュリティソフトは必須。そーいう意味ではありがたい。
他にもコヒーレンスモード時にMacのメニューバーにシステムトレイのアイコンが表示されるとか、HFS+のHDDがマウントできるようになったとか、様々なバージョンアップがされている。これならまぁお金払う意味はあるだろう。
とりあえず……お正月はネトゲでもやってみますかね、動くかどうかは別として。(笑)まだVM環境を持ってない人はこちらからどうぞ。w
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