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Runnin' Wild

iPhoneは自動翻訳機になるよね?

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今すぐでなはいにしろ、もうすぐ。

仕事がら、いろいろなiPhoneアプリを触っていて、気が付けばiTunesライブラリには1600本あまりのアプリ。もっとも常時iPhoneに入っているのはその1/10くらい、さらに常に使っているのは2画面目までくらいなわけで、大したことはなかったりする。それでもいろいろな技術に触れていくうちに確信したのは表題の件。

かつてはSF映画で、「端末に向けて喋ると相手の言語になり、相手の言語は簡単に翻訳される」なんてシーンがあった。そうなったらどんなに楽だろうと妄想もしたものだ。そんな技術はもう目の前どころか、組み合わせを変えればiPhoneで実現できそうだ。

dragon1.jpg まず音声インターフェイスはSiriだ。日本語はまだ実装されていないが、これはDragon Dictationというアプリを使うと試してみることができる。Dragon Dictationは話し言葉をテキスト化するアプリで、かなり精度の高い変換ができる。実はバックで動いているエンジンはSiriと同じもの。つまり日本語版Siriは非常に精度の高い日本語認識が可能になるということだ。

ちなみに同じNuance CommunicationsからはDragon Searchという検索アプリも出ており、GoogleやYahoo、YouTube、iTunesなどから検索することもできるようになっている。対話式ではないものの、これを使えば疑似Siriを体験できるはずだ。

tslv.jpg さてこのDragon Dictation≒Siriが解する言語は現在17カ国語。英語はもちろんのこと、日本語、中国語、オランダ語、フィンランド語、ロシア、ポルトガルと非常に豊かだ。これらが日本語と同じ精度で聞き取れるなら、あとはもう翻訳エンジンが適切になればいいだけという感じ。

Translation Fireというアプリを使う(とりあえず無料版にTransFire LVがあるのでどうぞ)と、入力した言語を翻訳(翻訳エンジンがGoogle Translateなのがちょっと残念)してくれる。対応するのは52カ国語。しかもそのうち13カ国語は「音声」で訳文を発声してくれる。おそらく一生話すことも理解することもないだろうヒンディー語訳、Googleさんが正しいかどうかは別として(笑)これを音声レベルにまで変換するのを見ているとへーって感じがする。

これでつまり、Siriに向けて「翻訳 ヒンディー語 今日は良い天気ですね」と喋れば、自動的にあちらの言葉に翻訳したものがiPhoneから発声される。iPhoneはあちらが話す内容を聞き取って、自動的にSiriが日本語で返してくれるようになれば(基本言語を日本語としておくことで他言語は自動的に翻訳で返すなどの仕組みが必要)、iPhoneを介して別言語での会話が簡単に可能になるわけだ。
必要なのはGoogle Translateよりも賢い翻訳エンジンだけだが、そもそもSiriはこちらが話している「意味」を理解しているわけだから、その意味にそって他言語に返すことは可能なはず。つまり翻訳エンジンはSiri自体ということになる。これで夢の自動翻訳機の完成だ。

dragon2.PNGtslv2.PNG

この組み合わせを現在試したければ、Dragon Dictationに話す→読み取ったものをコピー→TransFire LVにペースト→翻訳したものを発声させるというやりとりをすれば可能だ(すべて無料で可能なのも凄い)。この手順が自動化されればいいだけなら、そんなに難しい話でもないだろう。

Siriが主要言語に対応した先にあるのはきっとコレだ。遠くない未来、iOS6からでも実装は可能かもしれない。こちらがヘッドセットに喋ればiPhoneから自動翻訳された言葉が相手に聞こえ、こちらのヘッドセットには相手の言葉が自動的に日本語になって聞こえる。SFかスパイ映画の中のガジェットが目の前に来ていることを体感してみよう。

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Written by ei

11月 26th, 2011 at 12:09 pm

Posted in Apple,iPhone

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