Airは違う
さてそんなわけでAir 11″はやってきたわけだが、どーもこれ、今までのMacとは違う気がする。
何が違うと言って、メモリの使い方。 Freeの部分がiMacと同じ4GBなのに常に1.5GBくらいある。iMacは一番悪いときには数十MBまで落ち、動作がのろのろと遅くなる。そりゃまぁ表示してるディスプレイが4倍あるんだからパワーいるよーと言われても、にわかに信じがたい数値。しかもこのおかげで画面の大きさ以外のストレスをまったく感じないのである。
#画面の大きさもExposéのおかげでそんなに問題ないレベル
#ま、写真現像とかのレベルになるとまた違うのかもしれないけど
今回はMacBook Proのすべてのアプリは入れないと決めていたので、イチからセットアップ。あーこれが一番面倒だった。(-_-;) でもMacBookで長く使っていたシステムだし、入れただけで使ってないアプリがたくさんあるのも事実。ストレージ容量の少ないAirにはイチからセットアップが必要だと思ったわけで。
でも常駐するツールの類はほとんど変わらず入ってる。EvernoteやDropbox、BTTもEchofonもいつもと同じくメニューバーに鎮座してるし、FinderPopもSnapz Proも入れてる。なのにメモリ消費量が全く違う。そしてストレスなく使えてる。これ、なぜ?
一部のブログなどで語られているのは、フラッシュメモリ化(SSDチップ使ってるからSSDでいいのかな)されたことによるスワップの高速化が起こってるという話や、そもそも設計が違うという話。自分で使い始めてみるまでは半信半疑だったが、使ってみてはっきりと「これは違う」と感じる。今までのMacと、いやある意味いままでのすべてのPCと違う。確かにここに、Macの未来が感じられる。遅くならない、うるさくない、熱くならないMac。
考えてみるとAirがiPadからのフィードバックを受けているというJobsの言葉もよく分かる。ハードディスクや光学ドライブなど、回るものがないデバイスのなんと美しいことか。これは非常にiPadに近い。ソリッドな物体を感じる。
そしてTVもMac OSからiOSへ移行しても同じことができていることを考えれば、両者の間の垣根はどんどん低くなっており、Mac OSとiOSの融合はホントに起こりうる話なのかもしれない。それほどまでにお互いの距離は近くなっているのを感じる。
Lionもそれを裏付けている。iOSに近いUIが使えるようになることもそーだし、ミッションコントロールUIは画面の小さなMacでも問題なく使えるように考えられている。そしてこれが採用されたときはDockは要らなくなるし、そもそもFinderが今度こそ滅ぼされる可能性も高い。思えばJobsはOS Xに移行するときにFinderを廃そうとしたよなぁ。その理想型が今、よーやく完成しようとしているのかもしれない。
ということであらゆる意味でAirは確かにMacの次のステップを感じさせるものになっている。この技術がすべてのMacに載ってきたとき(それは遠い未来の話ではない)、アップルはMacが完成したと高らかに宣言するのかもしれない。
Air、是非とも体験して欲しい。これがアップルの目指す「未来」だ。
売り上げランキング: 6271
「回らないものがないデバイス」→「回るものがない」ですよね。
それはそうと、旧 Air とも違うのでしょうか?
私は 旧 Air with SSD で十分満足しているのですが、内部がかなり進化しているなれば、欲しくなってしまいます。
未来と言えば、Lion の フルスクリーン・アプリケーションは、マイクロソフト・オフィスのリボン・インターフェースの方向とは全く逆を行っていて興味深いですね。もちろん、ジョブズはすべてのアプリがそうなるわけではないと言っていたけれど、アップルの方が断然カッコイイ。
む
30 10月 10 at 16:42:39 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
あ、失礼しました、直しました。(^-^;
旧Airと違うのは熱の部分だと言われています。旧Airは長時間使っているとデュアルコアがシングルになるとかあったみたいですが、新Airは発熱量が非常に低く、処理能力の低下がないみたいです。
フルスクリーン・アプリは狭いAirでも快適に使うためのひとつの提案かなぁと思っています。iMacでは使わなかったSpacesをAir 11″では使い始めました。これが進化してミッションコントロールになるのかーと思うと確かにそんな感じです。
ei
30 10月 10 at 16:51:04 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>