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Runnin' Wild

CEATEC 2010

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ceatec2010.jpg

実は女の子の写真はほとんど撮ってません。(笑)というか、撮影枚数わずかに20枚程度。しかもこれピンぼけだったり。イメージ写真だからいいかということで。w 今回こちらの方ががっつり撮ってるのでそちらをどーぞ。w
#お仕事、ありがとーございます(^-^;

さて今年も行ってきましたCEATEC。去年よりは盛況かなと思うけど、実は会場が少し狭くなってたよねとか思いつつ。今年は「3D、3D、3D、iPhoneもどき、iPhoneもどき、タブレット、タブレット、日本ローカルぅ」って感じでした。(笑)

ドコモ、au、それぞれに出てきたモノをDisる気持ちはあまりない。アップルと同じ土俵に立つためには同じモノを作れということだ。それだけiPhoneもiPadも衝撃を与え、市場を作ったということだろう。
auのiPhone(笑)はまぁauらしい解答だなという気がするし、国内で使うなら必要よねと言われてたものを盛り込んできたのはホントにらしいよねと。ドコモのiPhone(笑)もSamsungらしさ爆発な機種で、それはかつての日本企業がやってきた模倣と再構築という手法に基づくものだと思えば別にそれも理解できる。
タブレットも同じ。iPadというお手本をどう解決するかという考えがGalaxy PadとGALAPAGOS。どちらも液晶の大きさがiPadより小さいが、次は7インチが出てくることを思えばそれもしかり。iPadは自宅で使うデバイスとして登場し、次の小さいのが持ち歩きデバイスと考えればいい。これも上と同じ、それぞれSamsungとSHARP製なところが面白い。

こうやって分類すればよく分かる。SHARPはドメスティックなデバイスを作った。SamsungはiPhoneを作ろうとした。企業姿勢は明らかで、変わってない。そーいうことだ。製品的に魅力があるのは国内に限りauの方だと言えるけど、それがどーしたとも思う。外に出て行く気がない、外に市場がないものを全力で作ってる姿勢ってどーなんだろうか。その意味で言えば京セラの海外向けAndroidの方がよっぽどいいと思う。

そしてさらに思うのは、GALAPAGOSではTSUTAYAのレンタルとかなんとかいろいろ始まるのに、未だにiTSにムービーやTV番組のレンタルが来ないこと。すでにこれは囲い込みとかそーいう問題じゃなく、どっち向いて商売してるの?という印象だ。これだけたくさんのユーザーがいるiTunesに門戸を開かないくせに、まだ立ち上げたばかりで未知数のサービスに全力でコンテンツを提供してしまう日本の産業構造は、自社利益ばかりを追求してユーザーの利益は完全にないがしろにしているとしか言いようがない。今回のAndroidで同じ土俵に立ったと思うのならiTSにも潔くコンテンツを開放すべきであり、使いたいならデバイス買ってねというのはユーザーをバカにしてるとしか思えない。

もっとも3Dテレビも同じで買わないとコンテンツ楽しめないよというのは結局、日本企業の姿勢なのかもしれない。でもこの不況の折、もうそーいう商売も成り立たないんじゃないの?と思う。この写真のように皆がリビングで3Dグラスを付けてるっていうのはあまりにも不自然だし不気味。w ましてや下らないお笑いの出ているバラエティを3Dで見るの?と思うとつくづく馬鹿馬鹿しくなってくる。3D TVにしないといけないならTV買わないという層が出てくるのは明らかだろう。

とまぁ結局あまり面白いものは無かったよねーと文句を言いながら帰った今年のCEATEC。あ、結局これはDisっちゃってるのか。(笑)でも多くのユーザーはハードよりもソフトの開放を強く望んでいると思う。そんなことを感じた今年でした。

Written by ei

10月 6th, 2010 at 3:55 pm

Posted in Gadgets,Mobile

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2 Responses to 'CEATEC 2010'

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  1. 同じ土俵に立ったと思っていないのでしょう。映像コンテンツまでAppleに押さえられたら巻き返すチャンスはないでしょうから。ここで踏ん張れるかどうかが境目のように思います。某SBの社長がiPhone/iPadを「武器」と評して「今は SimFree化はしない」と言っているのと同じ構造では?

    とおりがかり(i)

    8 10月 10 at 18:21:37

  2. まぁそうなんでしょうね。>同じ土俵に立ってない
    でもこーいう制限の仕方って、ユーザー本意な考え方ができない企業だなという印象にしかなりません。つくづくコンテンツ後進国だなと思うことばかりです。

    ei

    12 10月 10 at 2:10:42

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