さっそく使ってみるかわせみ
実は個人的には連文節変換はほとんどしないので、ATOKでもことえりでも構わないという話もある(笑)のだが、egbridgeは以前にも使ったことがあった。もちろん問題なく使えたわけで、その軽さやカスタマイズ性の高さは結構魅力的だった。
そんなegbridgeは開発元のエルゴソフトがEGWORDの販売を終了したことで幕を閉じたのだが、1年以上の時が流れた今もegbridgeの復活を望む声は強くあった。そして今回、満を持して物書堂から「かわせみ」として復活である。実際にはegbridge universal 2のかな漢字変換エンジンとユーザーインターフェイスの一部をライセンスを受けての開発ということになるが、正に待望の復活ということになるだろう。
使ってみた(というかこの記事を正に書いているのだが)感じ、変換効率などはやはり以前も感じたようにATOKの方が高いとは思う。もっともATOKは人力で変換効率を高めている(笑)ので、そこは人海戦術でなんとかなる話なのかもしれないし、これから何千語、何万語という入力をすることで変換効率は間違いなく上がるはずだ。
#余談:人間というのは不思議なもので、使う言葉というのはある程度決まっていて、一度使った言い回しが何度も出てくることはよくあることだったりする。なので履歴変換機能があればそれが一番早いという話もある。(笑)
またATOKは国語辞典などをオンライン参照することで漢字の意味を確認しながら書いていけるところがいいのだが、環境によっては重くなることもある。かわせみはそれらの機能がない分、とにかく軽い。ましてやMac OS Xはしっかりした辞書ユーティリティがある。それよりもこの軽さの方が大事という人は多いだろうし、非常に心地よいはずだ。 日本語を良く知っている人ほどかわせみでいいのかもしれない。
まずは30日、とりあえず体験版で使って辞書を鍛えてみるもよし、シングルアカウントなら2000円以下とお買い得なのですぐ買って使うのも良し。ATOKやことえりからの環境移行もWebページの指示に従えば簡単だ。ことえりでは満足できないけどATOKには抵抗あるという人はぜひ。日本独特の文化とも言える日本語IMを、とにかく使ってみよう。