若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

リメイニング

without comments

remaining.jpg

原題:”The Remaining”(2014)

これがキリスト教の教えだっていうんだからさっぱりわかりませんなー。善人は良い死に方、そうでない人は悪い死に方をするっていうだけなんですかね。

大学時代を共に過ごした仲間のうち、スカイラーとダンが結婚することになった。結婚式は滞りなく進められ、もうすぐ終わりというとき、空にラッパの音が鳴り響き、子供たちの多くと一部の大人が目を見開いたまま死んでしまった。さらに雷、地震、雹が降る天変地異の連続。スカイラーは「これは携挙だ」と言い、聖書を開いて読み上げる。

「携挙」とは、プロテスタントにおけるキリスト教終末論のこと。未来の主 イエス・キリストの再臨において怒ると信じられていることだそーで。しかし映画の中で起こっていることはどー見ても世界の終わり。いや確かにそのあとに幸せな生があるのかもしれないけれど、少なくとも携挙のあと地上に残ってる人たちは滅びるわけでしょ?そこに復活する人たちは果たして幸せと言えるのか……。まぁ宗教のない俺から見れば、「ほら、こんなことがあるんだからキリストを讃えよ!」っていう脅し文句であり、それってすなわちホラー映画に良くある「ほら、男とそんなことしてるから死んじゃうんだよ」ってのと同じだよなと。(笑)世にある終末論はつまり、人を脅して宗教を持たせるための方法というわけだ。(身も蓋もないw)

なのでその場面を映像にしちゃうと、こんな風にホラー映画が出来上がるというわけ。しかもやっぱりありがちなモキュメンタリー形式のB級映画。一番安く作れてリアル感も出るからなんだろうなぁ。特撮もあまり使われてません。

B級映画なので知ってる人が誰も出てない……。アリソン役のイタリア・リッチさんは美人ですね、TVシリーズの「スーパーガール」とかに出てるらしい。 基本、TVシリーズに出ている俳優さんで固めてるみたいです。
監督はケイシー・ラ・スカラ。

もしこの瞬間がホントに訪れたらどーするかなぁ……。命惜しくない!と思ってる人ほど生き残っちゃったりするんだよね、こーいうときってさ。(笑)

Written by ei

2月 23rd, 2017 at 9:10 am

Posted in Movies,TV

Tagged with , ,

Leave a Reply