若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

レジェンド 狂気の美学

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原題:”Legend”(2015)

二人のトム・ハーディによる、実在したロンドン・ギャングの物語。狂気に美学なんてない。

1960年代のロンドン、双子のレジナルドとロナルド・クレイは街のギャングだ。ムショから出てきたロナルドは精神疾患があり、安定しない。一方レジナルドには暴力以外にも商才があり、裏の仕事以外にもクラブやカジノを経営していた。そんなレジナルドは部下の妹 フランシスと恋仲に。彼女に言われ、カタギの仕事に就こうとするが、ロナルドはそれを許さなかった。

ギャング物は苦手。不当な暴力を感じるものは嫌な気持ちしかしない。しかし今回はトム・ハーディのあまりにもカッコイイパッケージに惹かれてしまいw、借りたらギャングものだったという……。しかもwikiに載ってるよーな実在の人物ですからねぇ。

内容としてはどんなに相手を憎んでも、さすがに一卵性の双子は殺れなかったって話で。どーしようもないロナルドを切れれば、色々なことがうまく行ったかもしれないのに、それは自分を殺すのと同じこと。その代わり周りがどんどん不幸になって行く。見ていて辛いです。

主演はトム・ハーディ。双子なのでもちろんどちらも。殴り合うのもトム・ハーディ同士。まーもうこれを見るために見たと言っても過言ではない。w 今回も二人の演じ分けははっきりしていて、話し方から振る舞いまで全て違う。お見事ですな。まーそんなトム・ハーディのための映画なので、他には有名は人はほぼ出ておらず。ああ、デヴィッド・シューリス、ハリポタのリーマス先生が出てます。
脚本・監督はブライアン・ヘルゲランド。ホラー映画からクライム・アクションまで幅広くこなす人。

てことでこの映画からBenQのプロジェクターで見てます。大画面でみる映画はやはり気持ちがいい。これで3年連続して借りてるわけで、もう今年こそは買おうと思ってるんだけど……。ああ、色々とねぇ。レポートは別記事で。

Written by ei

2月 5th, 2017 at 9:07 am

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