若旦那の独り言wp

疲れたけど行って良かった。

今回の関西弾丸旅行のホントの目的はこの超大河原邦男展。ガン魂（がんだまー）なというかメカ燃えな俺にとって、大河原邦男氏は避けて通れない存在。いつかは関東にくるかもしれないけど、観られるときに観とかなきゃという気でタイミングも良かったので行ってきましたよ。

内部の撮影はNGなので、外にあるオブジェとか大きなザクの壁画など。内部展示は「科学忍者隊ガッチャマン」から始まって、ゴーダムやテッカマン、そしてもちろん「機動戦士ガンダム」「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」などのハード路線、さらに実はこっちの方がらしいのかもしれない「タイムボカンシリーズ」、近年の「勇者シリーズ」まで、初期デザイン画などを多数展示してある。凄いなと思ったのはそのデザイン画の多くが鉛筆一本で描かれたものが多いという点。線の太さや抜き、陰影まですべて鉛筆だけで描ける画力の高さは原画を見ないと分からないものだった。

そして展示物の中には10年前からずっと見たかった、実物大スコープドッグに始めてお目にかかることもできた（作っているブログの話を読んでみるとどーやら2004年が制作年なので9年か）。鉄の塊なそれの迫力は素晴らしく、全身錆々なのもそれは味がある。当時あまり名前の売れてなかった作者も、今はクラタスの中の人として有名になった。人間、好きなことはつきつめるもんだなぁとしみじみ。

お土産コーナーも充実の品揃え（笑）で、中でも図録は352ページで3,000円とこのボリュームを考えれば超お買い得。もーね、資料として持っとかないとダメですよ、やっぱり。他にもクリアファイルとか絵はがきとかを購入。

この特別展はもう5/19まで。連休中はさすがに人も多いだろうけど、メカ燃えで関西行ける人はぜーったい行っといた方がいい。ま、東京まで来てくれるかもしれないけどね。ホントにオススメです。

【余談】特撮博物館がまだ地方展開してないことを考えれば……って書こうとしたら始まってたー！(・∀・;)　今愛媛、次新潟。悪いことは言わん、これだけは行っとけ。