若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

9h(nine hours)

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実に面白い空間だったなー。これならもう一度泊まってもいい。

てことで京都宿泊先はネットで紹介されて話題になった、近未来的デザインのカプセルホテル、9h(nine hours)。ふつーにカプセルホテルなんだけど、場末のどーしよーもないところと違って天井が高くて綺麗で清潔。口コミ評価に「デザインだけ」って書いてあるものもあるけど、デザイン大事なんじゃない?

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場所は河原町、京都高島屋の横あたり。隣にエディオン。エントランスは天井が高く、白を基調としたインテリアは清潔だ。ロビーでは無料で無線LANが利用でき、PCの貸し出しもある。エレベーターから男女が分かれていて、利用できる階が決まってるのでセキュリティも高い。すべての導線はアイコンを基本にしてるので外国人にも分かりやすいだろう。実際、利用者は外人比率が非常に高く、俺が見た宿泊客の多くは外人だった。館内ウェアはホームページではジャージっぽくなってるけど、作務衣に変更になってた。外人的にはあの方が良さそーだ。

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ベッドは無骨な感じではなく、ポッドとかコクーンとかの言葉が似合いそうな感じ。ただ入り口はロールカーテンなので音は抜けてて、外からどこかのいびきが聞こえてくるのは仕方ないか。もう少し防音性が高くなればさらに快適さは高くなるだろうけど。今度は安全面で問題が出てくるのかも。
「寝室環境システム」ってのがくせ者で、セットすると徐々に灯りが暗くなり、目覚まし時間になると徐々に明るくなる……のだが、明るくなったくらいでは起きない俺にとってこれは意味がなく、セット時間から2時間も寝坊してしまった。(笑)せめて枕にBT内蔵して振動も付くとかしないと起きられない人多いんじゃないか?まぁそれだけ快適な眠りだったと言えるかもしれないが。

ポッドに入って、いずれこんなハイブ(hive:巣)の中で生活する未来がくるのかもしれないなーと夢想する。実際、このスペースに少しのクローゼットがあれば生活できるし、ロビーなんかは共用で快適なスペースがあればいい。寝室環境システムによって同じ時間に起き、生活するいろいろな人種の姿は実にSFだ。そんな時代まで生きてることはないだろーけど、手のひらにPCとインターネットがある時代がくるなんて20年前には思わなかった。案外、遠い未来の話ではないのかもしれない。

Written by ei

5月 4th, 2013 at 6:34 am

Posted in Camera,Travel

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