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Archive for 9月 24th, 2016

このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2016 その15

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最近はTVドラマが多くて……。いや、仕事もしてますけど。(^-^;)

kumicho.jpgセーラー服と機関銃 -卒業-

公式サイト (2016)

どこかで「完全に組長な千年さん凄い!」という感想があって、これは見てみないとと思って。そもそも「セーラー服と機関銃」てのは女子高生が突然ヤクザの組長になっちゃって、大人の世界を覗いちゃう話のはずなんだけど、この星泉はホントに凄いドスが利いてて、最初から組長でした。(笑)まー、顔に似合わぬ声ですよね、そもそも。

千年さん(本名で呼んでやれよ>俺w)、こんなに芝居ができるとは思わなかったってのも一つ。あれで身長があってスタイルが良けりゃあなぁ、日本を代表する女優になれるかもとか。あとはハセヒロとか武田鉄矢とか。ヤクザの抗争が今どきあんな派手なわけないんだが、まーお話ってことで。

 aruitemo.jpg歩いても 歩いても

公式サイト(2008)

WOWOWで是枝裕和特集をやってて。俺、「そして父になる」と「海街ダイアリー」を見てたんだけど、そーいえばこの映画もそうだったなーと。で、この映画を見て「海街ダイアリー」はそのままこの人の映画の世界だなーと納得したり。基本、何も起こらない日常の中のちょっとしたことを真面目に描くというタイプなんですな。そーいう意味では「そして父になる」の方が異色なのかもしれない。

失業中の息子が兄の15年目の命日に帰ってくるというよくあるシチュエーションなんだけど、その中に一緒に帰ってくる奥さんは連れ子がいてちょっと気まずい想いをしていたり、息子は失業中なのを隠していたりと小さなドラマが展開していく。

そして街に出て行った我々のようなものにすれば、この空気は常に感じているものだったりする。「あー、あるある」と共感して、家族を思い出す。そんななかなかいい映画である。

主演は阿部寛、奥さんには夏川結衣という「結婚できない男」のコンビがよーやく夫婦になったか(違 と思ったり。そしてやっぱり樹木希林。「悼む人」の大竹しのぶといいこの人といい、どこに出ていてもその存在感のなんと大きいことか。凄いですね。

umimachi_2.jpg海街ダイアリー

公式サイト(2015)

てことでWOWOWで録ったのを見直し。舞台が同じ鎌倉だからというわけではないだろうけれど、「歩いても 歩いても」と同じ空気感の映画だと改めて見て思うなど。そして見終わってからもう一度コミックスを読み直し、上手に内容をかいつまんで並べてあるなぁと。

あと、キャスティングも改めて見るとよく合ってるなぁと。続編を……って思っても、多分もう広瀬すずは大きくなりすぎて無理かーとも思う。そもそも原作じゃあ中学生ですからな(あ、映画の設定も一応中学生w)。もう18歳で、今やすげー売れっ子。あとはまぁ、やはり長澤まさみを見て楽しむと。(結局そこかよw)

原作を読んで、見て、もう一度読むという楽しみ方。両方を行き来してもどちらのイメージも悪くならないってのは、良いことですね。

rewrite.jpgRe:LIFE〜リライフ〜

原題:”The Rewrite”(2014)

「情けない役が一番似合う役者」ヒュー・グラントらしい映画。

かつて映画の脚本でオスカーを手にした男がその後のヒットに恵まれず、仕事がないまま都落ち。田舎の大学で教鞭を取ることになるが本人はやる気なし。大学に行く前から生徒に手を出したり、クラスの選抜を美人とオタクだけにしたりとどうしようもない教員生活を送る。このまま真面目な授業をしなければ追い出されるという窮地に陥り、渋々と生徒と向き合うようになって、徐々に教えることの面白さや才能を見出すことの喜びを感じ始める。

ヒュー・グラント、相変わらずです。ダメな人です。(笑)でもまぁそこから色々と変わっていくさまもまた彼らしい役と言えましょう。共演にJ・K・シモンズ、マリサ・トメイ。そして美人枠はベラ・ヒースコート。IMDbの写真はイマイチだけど、この映画では眼鏡の似合う知的美女って感じで良かったです。ああ、「高慢と偏見とゾンビ」に出てるみたい。
脚本・監督はマーク・ローレンス。ヒュー・グラントとの映画が4本もあるってことはきっと仲良し。(笑)

 kakedashi.jpg 駆け出し男と駆け込み女

公式サイト(2015)

あー、時代劇だったのね。全く知らなかった。w

江戸時代に「縁切寺」として知られた鎌倉の東慶寺を舞台に、そこに駆け込んだ女たちとそれにまつわるお話を描いたもの。お話を回すのは医者見習いで戯作者志望の信次郎。てことで「駆け込み女」と「駆け出し男」というわけですな。

登場人物が多くてしかも台詞回しが昔の言葉で、ある程度基礎知識がないとついていくのも大変なところも。公式サイトには人物相関図とか用語集なんかもあって、ああ確かに必要だなぁとか。いや、俺たちの世代が知識がないだけなのか。

主演は大泉洋。やっぱりこの人、うまいんでしょうね。あちこち引っ張りだこだもんなー。主演陣には戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名なんて名前も並んでます。

脚本・監督は原田眞人。ああ、「日本のいちばん長い日」の人かー。てことはあの映画の戸田恵梨香はここからつながりか。

75本目までー。実は「ゴジラ」シリーズ見直しっていう作業もしてるんだけどそれはまとめてどこかで。昭和ゴジラだからなぁ、途中から見るのが辛そうな予感ー。

Written by ei

9月 24th, 2016 at 4:13 am

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