Archive for 1月 20th, 2009
Bento2に関する覚え書き
そーいえばBentoがバージョンアップしたのは11月。MacFanに記事を書かせてもらった時点でブログに書いたような「気になっていた」んだけど、実は書いてなかったんだよね。(^-^; MacFanで始まった「Bento 2 体験モニター」企画。ぼちぼちネットにもその参加記事が上がり始めた、今回は参加しているBentoを初めて触る人のために、過去のエントリーの紹介と今回のバージョン2の話を少ししてみよう。
とりあえず過去のエントリーはこちら。一応ステップ式でいくつかのDBを作りながら解説している。Bento2もインターフェイス以外は大きく変わってないので、基本的な考え方はこれでokなはずだ。
Bento Part1 起動とメインインターフェイス
Bento Part2 DB作ってみる
Bento Part3 仕事のDBを作ってみる
Bento Part4 タスク管理はできるか?
Bento Part5 意見とDebugメニュー
Bento Part6 家計簿を作ってみる
さて前バージョンでまとめたように、Bentoはデータベースソフトとしては不十分な部分も多く、どちらかというとパーソナル・オーガナイザーという視点で捉えると分かりやすい。つまりシステム手帳がデジタルになって絡み合ってる感じと言おうか。
今回のバージョンアップではExcelデータやCSV形式のデータの読み込みが可能になり、これまで使っていた他のソフトの住所録を移すとか、製品情報を入力してあるExcelデータを管理するとか、そーいう互換性が出てきた点は評価できる。またテンプレートが読み込めるようになったため、作ったデータベースを他のところに受け渡しが可能になった。パーソナルなものだったところに広がりが出てきたわけで、とりあえず体験版(サイトからダウンロードできる)を使うユーザーによくできたテンプレートを配布して触ってもらうというのはアリだろう。
しかし俺が感じる一番の問題はBento2でも解決されていない。それはフィールド同士が四則計算しかできないという点。これは前回のPart6で家計簿を作るときにも指摘していて、1レコード上での計算しかできず、他のレコードの値を持ってきたりしての集計機能や関数が使えない。このため家計簿などはスマートコレクションを駆使しないと作ることができないのだ。バージョンアップではこの部分に期待したんだが、残念ながらその機能はなかった。表計算風の表示やオートフィルができるようになっているだけに、これができないのは相変わらず痛い。
いずれにしろモニターな方のために言えることはやはりPart6で書いているが、
・スマートコレクションを使いこなすこと
・表示したいデータのイメージを思い描くこと
この2点が、 Bentoのデータベース的活用の最大のカギになることは間違いない。何を作り、を使ってどうしたいかを考えてみて欲しい。そして表示したいデータの形を思い浮かべて、スマートコレクションで抽出する方法を考える。データベースとは結局、データの中から自分の望むデータを引き出すことだ。そのためにどうすれば良いかをいろいろ想像すること。そう、Bento活用に最も必要なのは想像力かもしれない。
#ちなみに最初は分かりづらいが、最初から読み込まれている住所録やiCalのデータは「使わなくてもいい」。最初からデータが入っているのでそこから関連する何かを作ろうとしてしまうが、別にそれはデータソースのひとつでしかないので、自分が作りたいものはそんなのと関連させずに勝手に作って構わない。
