バクマン。
公式サイト(2015)
男子が好きな子と結ばれるために突進するってのは、まーいいことだよね。主演の二人の実年齢を考えるとアレだけど、案外ハマってる。
17歳の真城最高と高木秋人は漫画家を志し、夏休みを使って最初の作品を仕上げ、少年ジャンプ編集部に持ち込んだ。2ヶ月で描いた漫画は編集者の目に止まり、二人は漫画家への道を歩み始める。
原作が好きなので、そのイメージをどれくらい再現できているかが気になっていた今作。まぁ20巻の漫画を2時間の尺に収めることに無理があるわけで。イメージが伝わればそれで成功と言える。「無限の住人」はそれなりにイメージを伝えられていたし、キムタクの覚悟が映画を良いものにしてた。
まーストーリーが端折られるのは仕方ないとして、お話としては一応まとめてある。「友情!努力!勝利!」、ジャンプだねぇ。漫画が描かれていくところの表現は実に面白い。漫画を描くという地味ーな行為を映画っぽく見せる工夫がとても漫画っぽくてこれはあり。あと、エイジがちょっと黒い。w あれはただの天才なので、勝負とかあまり関係ない人だし(あ、原作を気にしないんだったw)。
主演の二人は佐藤健と神木隆之介。公開当時26歳と21歳。でもなんとか収まってるかなぁ。ま、神木くんは「三月のライオン」でも高校生だしな。亜豆には小松菜奈。こいつ怖ぇ、「渇き。」のときは男を手玉にとってキ印な娘だったのに、この映画では超清純派。そしてそれが似合う。女怖ぇ。w エイジには染谷将太。人を食ったよーなキャラは合ってる気がする。他には桐谷健太、新井浩文、クドカン、山田孝之、リリー・フランキー。女の子キャラは亜豆だけに削っちゃったそーです。
監督は大根仁。「モテキ」とか「SCOOP!」とか。
まー、アリですかね、これなら。邪道でトップとったあの人たちのエッセンスは出てるかな。ただ、漫画家で連載するってのはここ(この映画のラスト)では終わらないからね。まだまだこの苦しい日々は続くんだよ(と引いて見てみる)。
原作未読ですが、映画面白かったですね。
染谷将太さんの演じている漫画家がデスノートの L みたいだったのは原作もそうなんでしょうか?
biomax
14 5月 17 at 0:52:01 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
エイジはもーちょっとクリーンなイメージですけどね、まぁあんな感じです。
原作は「重版出来」が好きならぜひ。逆の立場(あれは編集者目線)で同じような話です。
ei
14 5月 17 at 4:15:42 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>