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原題:”Harbinger Down”(2015)

極地で宇宙からの飛来物でこのポスターで邦題がこれだと……まぁ大方の予想通りの展開です。

シロイルカの生態調査のため、セイディは祖父の船 ハービンガー号に乗り込んで北極に向かう。調査中に氷の中に点滅する光を見つけ引き上げてみると、それはソビエトが打ち上げたらしい月着陸船だった。冷凍になった乗組員の死体を調査しようとするが、その体表にはクマムシに似た組成の生物がびっしりと張り付いていた。

極地(まぁあっちは南極だったけど)、閉鎖空間、いろいろなものに形を変えられる正体不明の生物とか、まぁいろんなものが「遊星からの物体X」を示してる。しかも冷凍になっても放射能を浴びても生きてるクマムシの組成とか最強じゃありませんかー。(笑)まー筋立てはほぼあの映画と同じということでいいかと。

そして生物の姿は、35年前にロブ・ボーティンが作ったものより大したことなくてw、まぁそれはあの人が悪魔的でとんでもない才能だったからで。35年の月日を持ってしても超えられない壁がそこにはある。

出演者はとってもB級映画なので知らない人ばかり。唯一の有名人はランス・ヘンリクセン。不死身のアンドロイドも歳をとりましたねぇ、もうおじいちゃんでしたよ。
監督はアレック・ギリス。「エイリアン2」の時代から特撮に関わってきた超ベテランSFXマン。ロジャー・コーマンやスタン・ウィンストンてもうレジェンドですよ。

B級映画ってわかってると「インスパイアも味」と笑って見られていいなぁ。(マテ

Written by ei

3月 31st, 2017 at 9:43 am

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