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Runnin' Wild

STAR WARS SAGA Episode IV~VI

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さてさて、盛り上がってまいりましたー!w 今回はクラッシック・ポスターで。

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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

原題:”Star Wars”(1978)

惑星タトゥイーンで親戚に育てられたルーク・スカイウォーカー。家族がたまたま購入したドロイドに入っていたメッセージを砂漠に住む変わり者のベン・ケノービに届けたことから彼の冒険ーいや、宿命?が始まる。

てことでやってきました、本当の始まり。ストーリーを通して見てみると色々なかなか感慨深いですなぁ。C-3POもR2-D2もこの惑星に何度もきてるわけだしルークもレイアも出会うべくして出会う。そしてその成長を見守っていたベン=オビ・ワン。それらはまさに宿命。

この映画がのちのSF映画ブームを作ったのは間違いない事実で、ILMとダイクストラ・エフェクト、そしてBGMの巨匠、ジョン・ウィリアムズ(のちにはこれまたルーカスの持ってる音響制作部門 スカイウォーカー・サウンド)はワンセットのようにこの後様々な映画を作っていくことになるわけですな。そーいう意味では実にエポックメイキングな映画だったということは間違いない。ま、やってることは「スペースオペラ」の基本中の基本なんですけどね、宇宙船、美しい?姫様を救う王子様。

ちなみに37年前といえば俺、小学5年生。まだ自分だけで映画に行くことが許されてなくて、姉の人と一緒にとかそーいう時代。この映画については家族で観た記憶が。で、書店に置いてあったスターログ誌を読み始め、SF映画の人になっていくという点では、やはり俺という人の基礎になっていることは間違いないですな。そして一人で映画を観に行くようになるのは翌年の「エイリアン」から。お正月に香川県は善光寺市で、福山から半年遅れくらいでかかってた場末の映画館で観たのは今でも思い出。タバコの煙が漂っていたことさえ思い出す。

当時の映画の記憶は今のDVD版=特別篇に塗り替えられちゃったけど、それでもやっぱりこの映画は「楽しい」。娯楽超大作なんだなーと。

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

原題:”Star Wars Episode V : The Empire Strikes Back”(1980)

この回はヒーローであるはずのルークがワンパに食べられそうになって凍傷にもなって、ダゴバ星でダゴバゴしてさらに右腕を切り落とされてしまうという受難の回。しかも「ひょっとして好き?」と思ってたレイアはならず者に取られちゃうし、宿敵と思ってたダース・ベイダーが父だなんて言い出す。ああ、ヒーローはなんて辛い道。しかしいつ見ても”I Love You” “I Know”は映画史に残る名台詞ですな。

この辺から1〜3と4〜6は対になる展開なのがわかってくる。新たなる希望とファントム・メナスは舞台がタトゥイーンでラストシーンは表彰式。帝国の逆襲とクローンの攻撃でルークは父と同じように腕を切り落とされたり、ラストシーンもパドメとアナキン、対してルークとレイアで一緒にいるR2-D2とC-3POは同じとか、幾つかのシーンが共通なんですな。

そして綺麗になっていくレイア、かっこいいハン、実はワンパに襲われて交通事故で顔がちょっと変わってしまったルーク。ハン・ソロことハリソン・フォードの映画史における活躍は皆さんご存知の通り。レイアことキャリー・フィッシャーは「恋人たちの予感」でいい味出してたけど主演映画はその後なし。マーク・ハミルもその後はパッとしませんでしたなぁ。果たして最新作ではどーなっているのやら。

しかし特別篇は(デジタル化とCGや特撮シーンの一部変更が)邪道と言われる向きもあるけれど、これはこれで1〜3と並べて見られるレベルにして後世に伝えていくには必要な改変だと俺は考える。ほら、ガンダムシリーズだってヤマトだってテレビ版の作画を一部綺麗にしてるじゃない?それと同じさー。(笑)

そして物語はいよいよ大団円へと向かっていきます。

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

原題:”Star Wars Episode VI : Return of the Jedi”(1983)

物語は1年後、ジェダイとして成長したルークとレイアたちがハンを救出するためにジャバの元へと向かい、西部劇のような大活劇から幕を開ける。レイア、1作目の田舎娘のイメージから一転、大人の女性を見せつけますね。しかもあの悪党ジャバを倒すのはレイアっていう。(笑)そしてヨーダの死を乗り越え、いよいよ父 ベイダーと最後の対決に向かうルーク。

ああ、そうだった、この話はイウォーク族なんだった。まー、当時から「雰囲気ぶち壊し」とかなんとか色々言われた(でもやっぱり一番ウザいキャラはジャー・ジャーだった)けど、改めて見てみると技術的にアレなだけで、これが「アバター」のナヴィ族だったら凄かったね!になるわけで、これは単に当時の技術的な問題とも言える……よね?

当初はタイトルが”Revenge”で邦題も「ジェダイの復讐」だったんだけど公開直前で”Return”になったんだよね。邦題は変わらなかったけど、結局エピソード3が「復讐」って言葉を使ってるんで、今では「帰還」になってると。帰還したのはアナキンなのか、それとも滅んでいたジェダイ騎士がルークによって戻ってきたのか。まぁダブルミーニングと考えるべきか。

何はともあれ銀河皇帝 シスの暗黒卿は滅び、再び自由と平和の世界になったさてこの後のストーリーは?映画館で、TVで予告編が流れ始めてからほぼ情報をシャットダウンして、それでも溢れ出る情報の波に押し潰されそうになりながらよーやく今週金曜、世界同時公開を迎えられることになりましたよ。スカイウォーカー家の物語が続いていくのか、それとも新たな展開になるのか。実は「スター・ウォーズ」は非常に単純なタイトルだけに、別にスカイウォーカー家に限らず、宇宙のどこかで起こった出来事でいいわけでね。

まぁ「スタートレックは見てない」とか言いながらあれだけの作品を作ったJ.J.エイブラムスがやるんだから、大きく外れはありえないだろうと思ってる。……ただ今年は何と言っても「マッドマックス」が強かった。最後の最後で、今年のNo.1映画を塗り替えられるんだろうか。

そんなことを考えつつ、あと2日。最初の”A long time ago in a galaxy far,far away….”が出た途端に泣いちゃうかも。w

Written by ei

12月 16th, 2015 at 3:13 am

Posted in DVD,Movies

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