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STAR WARS SAGA Episode I ~III

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さていよいよ来週に迫った「スターウォーズ:Episode 7 フォースの覚醒」に向けて復習を。見る順番がーという人がいるけどやっぱり正しくEpisode 1から見るべきだと思うの。(笑) 特にストーリーを追っかける人は。

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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

原題:”STAR WARS Episode I : Phantom Menace”(1999)

シリーズ的にはリスタート。しかしストーリー的にはすべての始まり。ここから見るとアナキンくんが「フォースのバランスをもたらす予言の子」と言われる理由もよく分かる。まぁ資質的にはマスター・ヨーダを凌ぐフォースを持った子供という普通にはありえない存在なわけで。

さらに彼が最初、ジェダイの評議会に「年を取りすぎている(当時9歳の設定)」と言われて修行することを断られるけど、あれはつまり「恐怖」とか「執着」とかの感情を持つ前にジェダイの修行を始めないといけないってことなんですな、きっと。感情を乱されることこそがダークサイドに繋がるわけで、その大きな要因が愛情と恐怖。彼はすでにそれらの感情を持ってしまっていて、この後の暴走の理由もそこにあるというわけか。

劇中、14歳の設定になっているパドメ・アミダラ女王ことナタリー・ポートマンは当時17歳。まだ頬がふっくらして幼さの残る彼女の成長を見るのは楽しいですな。しかし期待されたアナキンくんことジェイク・ロイド(当時10歳)はもう俳優を引退して、映像作家という肩書きだそーで、しかも今年、無謀運転とかなんとかで逮捕されたって。ああ、なぜ男の子役は成長できないんだ、ハリウッド。
#エドワードなんとかって綺麗な男の子がいたよねぇ、T2って映画で…… (笑)

まーやっぱりこの話の中でもっともウザいのはジャー・ジャー・ビンクスだってことだけはやはり譲れないな。(笑)

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

原題:”STAR WARS Episode II : Attack of the Clones”(2002)

物語は10年後、アナキンくんとパドメの恋の行方も気になるけれど、共和国が帝国に向かって一直線に進んでいくさまは、まるでナチスドイツを見ているよーですな。そして表も裏も操っているのはダース・シディアス。あんなに近くにいるのに、そのフォースの乱れの源がわからないジェダイ評議会に問題があるんじゃないの。おい、そこのヨーダ、お前のことだ。(笑)

アナキンくんが堕ちていくのが「愛」ゆえというのはなんとも悲しいところ。このお話ではさらにその面は強調され、母の死、そしてパドメとの愛。19歳の激情と24歳の分別……と言ってもわずか24歳ですよ。まだまだ流されて当然だよなぁと。

どんどん綺麗になっていくナタリー・ポートマンは当時21歳、片や暗黒面を持つアナキンに大抜擢のヘイデン・クリステンセンは実は同い年。なんとも言えない暗さを持った彼は、9歳のアナキンが歳を取ればきっとこんな感じだなという感じで良く似合ってたけど、一時は映画が終わったら俳優を止めるとかも言ってたり。最近やっぱり名前を聞きませんなぁ。他にはここでもやっぱり伯爵になってしまうクリストファー・リー(合掌)とか、なぜお前がそこにいるサミュエル・L・ジャクソンとか。

しかしレイアのあの跳ねっ返り具合は間違いなく母親似だなぁ。(笑)そして物語はいよいよ最強のシスの誕生へと導かれていくのでありました。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

原題:”STAR WARS Episode III : Revenge of the Sith”(2005)

クローン戦争勃発から3年、いよいよ力をつけてきたアナキンくんがドゥークーを破って、「俺ってひょっとして最強?」と思ったのが運の尽き。慢心とかいろんなことが暗黒面を呼ぶよねと。結局彼は最後までパドメのことを愛して堕ちていき、その弱味に付け込むところこそがダークサイドなわけで。でもアナキンくんがダークサイドに堕ちたからパドメは生きる気力をなくして死んでいったのだとしたら、アナキンくんがジェダイをやめるという解決策はあったのかもしれない。

ま、いずれにしろこうして最強の暗黒卿 ダース・ベイダーが誕生し、共和国は解体されて銀河帝国に。そういえば前2作のオープニングには出てこなかった巨大戦艦=のちのスター・デストロイヤーが今作から最初のカットにもなって、知ってる人は「ああ、帝国が始まるんだなぁ」と。
#4〜6のファーストカットを見てみよう!

確かに1〜3は4〜6の答え合わせ的な要素がたくさんあるので、4〜6を見た人が前の三部作を見ると「ああ、あれかー」とかわかる。でもそれってあの時代、先に4〜6を観てた人たちのためのものであって、あくまでもストーリーは最初から展開するわけでね……あ、でもルークとレイアとハンの三角関係の下りはビミョーだな。この部分は結構最後までやきもきするところではあったんだよなぁ。むむむ。

こうして物語は中盤へと続きます。

Written by ei

12月 12th, 2015 at 3:44 am

Posted in DVD,Movies

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