このところ見た「自宅で映画」のまとめ 2015 その18
シルバーウィーク中にもっと進めとこうと思いながら、ドラマとかにハマってあまり進みませんでした。
トワイライト ささらさや
公式サイト(2014)
ガッキーを愛でる映画だと思ったら、ちょっとほろっと。家族って大事、な映画でした。
さすがに人生50年近く生きてくると、自分の人生を振り返ってみたりすることもある。考えてみると俺、親孝行できてねぇなぁと、後半の回想シーンを見ながら自分のことを思い出し。身勝手な人生を生きてきたと思うし、結局これからもそんな人生しか歩めない。せめて残りの年月で、少しでも親孝行ができるかな……そんなことを考えるお話でした。
基本、ガッキーを愛でてるだけでいい映画なのだけど(若い母のガッキーは新鮮でやっぱり綺麗ね)、一番凄いのはダイヤ役の寺田心くん当時6歳?か。いやこの子の独白シーンは凄いですよ。よくもあの長台詞をこの歳の子が。ホントに言ってんのかしらと(最近はCGという手もあるし)。
ま、お話は落語の人情物みたいでケラケラ笑って最後にほろっとって感じなので誰でも見れます。赤ちゃんに癒されましょう。
ディバグ
原題:”Debug”(2014)
SFとコンピュータの反乱といえば、「2001年宇宙の旅」からずっとあるプロット。この低予算のカナダ映画もほぼその筋書き。ちょっと違うのはコンピュータ犯罪を犯したクラッカーたちが、宇宙船の動作不良を直すデバッグ作業を罪の償いとして行なっているという部分か。基本、皆犯罪者なのであまり道徳心がなく(笑)、端末を触るとすぐに自分の欲望に走りたがる。ある者は金、ある者は快楽といった感じ。それらを全て吸収するバイオコンピュータ。……まぁ、B級映画にありがちの展開です。
キャストもそんなわけで有名な人は出ておらず、「あなたどっかのTVシリーズで見ましたね?」的な。Wowowでやってないとやっぱり見ない映画でしょう。
超高速!参勤交代
公式サイト(2014)
日本映画製作者連盟が主宰する脚本の賞、「城戸賞」を全審査員満点で受賞したというこの映画。普通なら急いでも8日かかる湯長谷藩(福島県いわき市)から5日(実質4日)で行うという、不可能なミッションに挑むという時代劇コメディ。
敵役もいるし殺陣のシーンは結構派手なアクションになってるし、とにかくエンターテインメントを目指してて、それが成功してる。理不尽な仰せに田舎侍の意地を見せる!という心意気が庶民には心地いい。野郎ばかりの中で深キョンも可愛い。(笑)
ついこの間続編の撮影も始まり、来年には公開だそーな。ま、何も考えずに見れるという点ではとても良い映画といえるかも。
神様の言うとおり
公式サイト(2014)
不条理ホラーって感じ。怖いというよりは、一体何が起こってるの?っていう、理由も原因もわからないまま始まって、続編につながる展開で終わってしまう。まーそれなりに売れてるみたいだし、これは間違いなく続き作るつもりなんでしょーな。
染谷将太をアタマでサクッと無駄遣いしてみたり、ヒロインがTOHOシネマズの紹介映像で出てくる山崎紘菜だったり。そーか、この子こんな演技するのねー。主役はフォーゼの福士蒼汰で対抗は神木隆之介。
原作を読んでないのでそっちと比較することはできないんだけど、まぁそれなりに楽しめる内容か。原作読んでみるかなー。
フォーカス
Focus(2015)
観ようと思って行けなかった、ウィル・スミス主演のコン・ムービー(詐欺師映画)ってことね。
もーこの手の映画に関しては「スティング」というとんでもない作品があって、どーやってもアレを超えられないのね、仕掛けという点では。だからスタイリッシュな方向に振るとか、あるいは配役で魅せるとかになってしまう。まぁ今回も詐欺の部分はそれなりに凝ってるけどそれでもある程度予想は付いてしまう。となるとウィル・スミスが好きかとか、恋人役のマーゴット・ロビーがいいかという話に。これはもうスティングが完璧すぎるから仕方ない。
そのマーゴット・ロビーはここ数年売れてきている美人。来年に向けて3作も撮り終えていて、その中の一つがDCコミックスの悪役ばかりが集まるの”Suicide Squad”のハーレクイン。この映画にはジョーカーも復活するとか?あ、ウィル・スミスも同じ映画で共演ですね。
ま、スタイリッシュなコン・ムービーってことでいいか。俺が観に行かなった理由は、結局ウィル・スミスがあまり好きじゃなかったってことだな。(笑)
95本目までー。さて栄えある100本目は何にしようかなー。