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Runnin' Wild

キングスマン

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原題:”Kingsman: The Secret Service

映画終盤に大爆笑。ああ、マシュー・ボーンは基本、こーいうスタンスの人なんだなーと納得するなど。

どこの国にも属さない、最強のスパイ組織「キングスマン」。エグジーの父はかつてキングスマンの候補生だったが、採用研修中に仲間をかばって死亡。父を候補生にしたハリーは、幼いエグジーに「なにかあったときには電話しろ」とメダルを渡す。時は流れ、エグジーは底辺環境であえいでいた。警察から助けを求めるためにメダルに書いてあった電話番号にかけたときから、エグジーの冒険が始まる。

「キック・アス」シリーズが止まってしまったマシュー・ボーン、次なる作品はアクション映画の基本、スパイもの。考えてみると今年は多いですな、「MI:5」に始まってコレ、”The Man from U.N.C.L.E.”(言わずとしれた「ナポレオン・ソロ」。日本では「コードネーム U.N.C.L.E.」で公開予定)、そして年末の”Spectre”(もちろん007)。96時間シリーズもエージェントって点ではそうか。ま、アクション入れやすいから作りやすいんだろうけど。

そんな中でもこの映画、ああ「キック・アスな空気」(意味不明)が漂う映画だなーと。秘密道具のあれこれや悪党の悪巧みとか、007みたいな「女性とのつきあい」とか(笑)、スパイ映画の基本的なところをしっかり押さえつつも今風に味付けしてある。特に映画後半で爆笑してしまい、映画館内で気まずい思いを。でもまぁマシュー・ボーンのアタマの中って基本こう(ディストピア願望とか世界の破滅とか)なんだろーなーと。

主演は一応、コリン・ファース。いや、一応(意味不明?観ると分かる)。主人公 エギーはタロン・エガートンなので。この彼、ちょっとガキすぎるかなぁと。もうちょっと背が高くて英国紳士風なら良かったのに。他にはマーク・ストロング、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン。そしてマーク・ハミルも出てくる(いきなりだったのでびっくり)。注目は殺し屋 ガゼルのソフィア・ブテラか。両足義足で飛び回る格闘シーンはなかなかの迫力で、現在”Star Trek Beyond”の撮影中とか。
監督はマシュー・ボーン。

エグいシーンは結構あって、海外ではR15+指定が付いてたり。実は日本ではそれを避けるために表現を工夫したとかあるのかも?(だとしたら成功w)でもアクション映画好きなら問題なく楽しめるかと。

Written by ei

9月 13th, 2015 at 1:26 pm

Posted in Movies,Roadshow

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