EPSON MOVERIOで映画を見る
とりあえずはいつものよーに映画を見てみた。なんだかなー。
さて11月にお借りしたウェアラブルグラス「MOVERIO BT-200」を使ってみなきゃということで、まずは最大320型相当(20m先)を謳う大画面で映画を見てみることに。
うちにあるものでなんとか映画を見るためにはいろいろと考える必要がある。TVやDVDなどのコンテンツを見るに当たって必要なのはMiracast対応のAndroid端末。これを無線で繋いでMOVERIOと無線で繋ぐか、あるいはMicroSDカードにコンテンツを入れて再生することになる。うちにはAndroidはあるけどそれ用のコンテンツはない。MicroSDは持ってるけど面倒。(笑)
今回のセットにはワイヤレスミラーリングアダプターというHDMIで繋いでWi-Fiで飛ばせる機器が付いているので、プロジェクターのときと同じようにHDMI分配器をこれに接続。Apple TVとHDDレコーダーで再生したものを飛ばせるようにして再生開始。
※商品サイトからお借りしました
まず感じるのは画面が大きくないということ。(笑)あれ、320型って……あ、これって20m先に320型のテレビがあるのと同じ大きさってことなのか!(驚)2.5mだと40型なので、実はうちにある37型テレビと変わらないのだった……。(呆然)これは言い方に問題あるよね。20m先の320型って、確かにそんなに大きくない。
まぁそこは置いといて再生を開始。メガネをかけてみていると結構ずり落ちてくるのが気になる。88gとはいえまだまだ重いのと、鼻パッドが小さくてメガネをかけていると届かないためずれ落ちる。イヤーフックというゴムのパッドを付けて、グラスとメガネのテンプル(つる)をしっかり重ねると動きにくくなるけどやっぱり肩が凝る。音はDolby Digitalで結構いいが、時々映像が止まる。これはワイヤレスだから仕方ないのか?
ある程度慣れてくると寝転がって他の方向を向いても映画が見れるのはいい。でも大きさとかそーいう部分でのアドバンテージはないと言い切っていい。これならプロジェクターの方が全然大きい。
となるとこれで映像コンテンツを見る意味ってなんだろう。40型程度のテレビを持ってる人には意味がないので、そうなると一人で見たいときとかそーいうことになる。例えば旅行先に持ってって電車や飛行機の中で見るとか、他の人には見られたくないムフフなコンテンツを見るとか。
つーか考えてみるとそれだとシースルーである意味がないんだよね。シースルーである限り、グラス越しに見えるものに対して何かの情報を得られないと意味がないんじゃないかと思うんだが、その手のアプリはまだ無いような……。うーん、いろいろな意味で残念な機器なのかもしれない。
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次回こそiOSとの連携を。つーかもう答えは出てますわな、Apple TV経由でAirPlayするって話です。