消されたヘッドライン
原題:”State of Play”(2009)
レイチェル・マクアダムス特集は3本目、あ、DVDは2本目ね。今回は新聞社のWeb記事を書く若手記者を演じてます。
いかんなぁ、禁断の木の実を囓ってしまったかも知れない。普段見てるテレビの4倍の画面だなんて……。
民間軍事会社を追求するコリンズ議員の秘書がある朝、地下鉄に落ちて死亡。公聴会の席でそのニュースを聞いたコリンズは涙を流し、秘書との不倫がばれてしまう。コリンズの学生時代からの親友で新聞記者のカル・マカフリーは議員のスキャンダルではなく、そのウラにある謀略を暴こうとするが……。
豪華なキャストでしっかりしたプロットのサスペンス。最初追っていた細い線、あるいは大したことない醜聞が、徐々に本線へと繋がっていくのはミステリー、サスペンスとしてはとても面白い。そして二転三転するどんでん返しで最後までしっかり見せてくれる映画。
レイチェルの役どころはWeb記事の端っこのブログ記事を書いている若手記者で、カルと一緒に謀略を解いていくパートナー。まだまだ未熟ながらアタマの回りそうな役、よく似合いますな。
主演はラッセル・クロウ。すっごい丸々としてますが、今こんななんだっけ?コリンズ議員にはベン・アフレック、新聞社の編集長にはヘレン・ミレンと実に贅沢な配役。でも実は、主演はブラピの予定だったんだとか。それはそれで見てみたかった。
監督はケヴィン・マクドナルド。どちらかというとドキュメンタリーが多いようで、今回のタッチはそれが幸いしてると言えそうだ。
今回開けてしまった禁断の扉、それは1ヶ月ほど借りられることになったフルHDのプロジェクター(ってうちのApple TVは720pなんだけど)。詳しいレビューはまたあとでエントリー書くけど、これはヤバイ。映画好きにこんなの見せちゃうと、欲しくなること請け合いですよ。 ヤバいわー。