青春の映画といえば「1999年の夏休み」
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素晴らしい!
最高のファンタジーです
永遠の夏。
美しい風景・きらめくような音楽
少年 深津絵里
俺にとっての「青春の映画」と言えば、コレも忘れるわけにはいかない。水原理絵こと深津絵里の映画デビュー作がこの「1999年の夏休み」。原作……というか翻案が萩尾望都の「トーマの心臓」なんだけど、ほぼ何も踏襲していないかもしれない。いや、原作も持ってましたけどね、まぁ全然違ってた感じ。
この映画、とても不思議な映画で登場人物は5人(うち2人が一役なので4人)の少年で、彼らの間の愛憎劇を描いたもの……なんだけど、演じているのはみな少女。で、さらに面白いのは台詞も全吹き替え。そう、人間が演じているにもかかわらず、吹き替えという非常に珍しい演出。小道具も不思議なものばかりで、映画の中に完全な不思議空間を作り出すことに成功しているのだ。
このアンニュイな感じというか、 触ると壊れそうな世界観が凄くて、しかも怪しい。BLな話なのかLの世界なのかさえ関係ない、実は男女という性差も関係ない少年(少女)期の心の動きを見事に切り取った映画と言えるかもしれない。
実はこの映画で一番気になっていたのは中野みゆき。……そう、あのバレーの川合俊一と結婚しちゃった女優さんなのである。もーこの話を聞いたときは「あー、もったいなー!!」ってどれだけ叫んだことか。(笑)あとはキャストそれぞれの少年度の高さ。声は深津絵里だけ自分の役に自分で声当ててたり。
この映画、見てる人少ないだろうなぁ。もし見てる人いたら、感想希望。w これは……もう少し様子見てからポチしよう。w
#あ、「アイコ十六歳」はもう届きましたw
確かに青春の映画ですよね
情報をなるべくそぎ落として
切実な登場人物の心の動きをうまく際立たせていると思います
ちなみに十年程前に知人にこの映画のビデオを貸したのですが
未だに「あの変なビデオ」と言っています
ところで次のエントリの小西真奈美さんは「blue」でしょうか?
solo
25 10月 08 at 2:50:07 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
変な……。(^-^;) ええ、とても不思議な映像ですよね。これが映画なのかとか、イメージビデオみたいって感じもあるかも。舞台でやっても大丈夫な、セットも小道具もほとんどないからこそ見えてくるものがあるということですね。
小西真奈美さまの画像、実は何の画像なのか知りません。(爆)(^-^;
ei
25 10月 08 at 3:37:42 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>