若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

パラノーマル・アクティビティ

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原題:”Paranormal Activity

2007年の映画なんだ。そうか、公開まで苦労したなー。(違 そーいえば最近観た「フォース・カインド」にも近いかもしれない。ちなみにパラノーマル・アクティビティとは「超常現象」のことです。
Twitterの「つぶやき試写会」という企画に応募して当選したので行ってきました。

あるカップルが同棲し始めてから3ヶ月。深夜の不思議な物音に悩まされていた彼らは、ビデオカメラを買って、何が起こっているのか確認することにした。再生したビデオには、確かに深夜の音や物陰といった超常現象が記録されていた。不思議な画像が撮れたことに喜ぶ男と、それに不安を覚える女。実は彼女は8歳のときからずっと、「何か」に悩まされており、ここ数年なかったその現象がまたここにきて復活してきていたのだ。ビデオカメラに写る「モノ」は最初は大きな音を出す程度だったが、徐々にその活動を活発にしていく……。果たして彼女につきまとうモノとは?

多くの人は超常現象が起こった場合、「そんなことあるわけない」なんて感じて、その原因を究明しようとするだろう。大きな音は家鳴りだったり風の音だったり、ガラスが割れるのは温度の変化だったり。しかしもし、映像としてその現象が確認できるなら、そしてその原因がある程度想像できるなら、それはやはり理解の範疇を超えた現象として何らかの手段を取るべきなのだろう。ただ多くの霊能者と呼ばれる人たちはまやかしであることも事実で、実は自衛手段など何もないのかもしれない。しかし彼がこの現象にもっと正面から向き合って「あらゆることは起こりうる」と考えて入れば、結末は変わったのかもしれない。

とまぁ真剣に考えてしまうのは、この映画がドキュメンタリー形式を取っているからで(笑)、派手なことができない分、返って現実味が高まった。それはこの映画の製作費が1500ドルしかないという苦肉の策が、逆に良い効果をもたらしたということでもある。スピルバーグがリメイク権を買い取ったにも関わらず、リメイクするよりオリジナルの方がクオリティが高いと諦めたという話もあるようだが、それも結局お金をかけて撮ったらふつーの映画になってしまうからということもあるはずだ。つまりこの映画はホームムービーで撮ることに意味がある。アイデア勝負という点では、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を思い出す。アレも恐怖の「状況」を作り出しただけで大ヒットを飛ばしたわけで、実はこの映画もそうだったらしいが最終的にスピルバーグのアドバイスで幾つかのシーンを足しているらしい。……なるほど、それであのラストなわけだ。

登場人物は二人だけ、ミカとケイティのカップル。彼らがどのような恐怖に見舞われるかは映画を観て確認しよう。
監督はオーレン・ペリ。すでに”Paranormal Activity 2″の製作が決定しているようだが、その前に”AREA51″なんて映画が。(笑)をー、パラノーマル・アクティビティ。(意味不明)

Xファイル好きには楽しい(?)映画。 1500ドルの映画が1億ドルの興業収益になった理由は……ん〜、ようわからんな。w

Written by ei

1月 23rd, 2010 at 11:52 am

Posted in Movies,Roadshow

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