若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

のだめカンタービレ 最終楽章 前編

without comments

nodamemovie1.jpg

公式サイト

ん〜、やっぱりテレビの中だけで良かったかなぁ。映画になってより漫画的になってしまった。

パリで最初の1年を過ごしたのだめと千秋は次のステップへと進み始めた。千秋は180年以上続くマルレオケの常任指揮者として選ばれるが、その演奏内容は酷いものに。マルレ再生のために奔走する千秋。一方のだめは相変わらず千秋のあとを追いかけていたが、ちょっとしたことですれ違いが続く。新年度を迎え、新生マルレが大成功を収めた後、千秋は別のアパートに引っ越し、のだめは再びピアノを弾くことの意味を見失っていく……。

ということでパリ編の前半を駆け足で見せる映画前編。映画化によってお金をかけられるようになったからか、いろいろとCG加工やアニメ加工を加えられることになったよーだけど、これが逆効果というかちょっとおふざけが過ぎない?って感じになっていて残念。TVシリーズではその手のお金のかかる演出が無かった分、ふつーにのだめな世界をよく表していたと思うんだけど。

というか最近の日本映画は復活した!なんて騒いでいるけど、結局TVシリーズを安易に映画化したり(きっと次は「ブラッディ・マンデー」に違いない。どこから見ても24だがな!w)、またその宣伝方法もTV局を使って非常に阿漕な感じで、商業的な作品が多すぎて見る気にならないものばかり。 しかも製品として消費する「サイクル」がある程度決まってきて(TVシリーズ→スペシャル→映画化→映画シリーズ化→公開前にTV放映→映画公開で相乗効果→ビデオ化)、そーいうのもなんだかなぁと思ったり。別に儲けることが良くないとは言わないが、TVシリーズから安易に映画化という流れは果たして良いのかと。もっと練った脚本で面白い映画が観たいと思うのは、TVではなく映画ファンの単なる願望でしかないのか。

ま、そーいうのは置いといて、この映画はとりあえずのだめファンなら見て問題ない。ストーリーはちゃんと原作に忠実。

主演は上野樹里と玉木宏。他の人たちもいつものメンバーで、前回顔が出てきてなかった松田さんには谷原章介。孫Ruiの山田優はイメージ通りですなぁ。

最終回は少し違う展開になるのかな?個人的には原作にもなかったのだめと千秋の競演を実現させてあげて欲しい気はするんだけど。ま、TVで放映されるのを待って見ても問題ないレベルと思われます。(笑)

Written by ei

1月 24th, 2010 at 10:45 pm

Posted in Movies,Roadshow

Tagged with ,

Leave a Reply