若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

パワー・ゲーム

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原題:”Paranoia

やっぱり大物二人の迫力が圧巻でしたかね。つーかドレイファスが一番印象的だったなぁ。

ケータイ会社で開発をしていたアダムは、新しく開発したアイデアが不採用になりチームごとクビに。しかしプレゼンの席で噛み付いた社長 ワイアットに呼び出され、使い込んだ金を払うか産業スパイになって働くかを選べと脅される。この相手会社こそワイアットがかつて共に働いた天才と言われた男 ゴダードが率いるアイコン社だった。ワイアットが欲しかったのは、ゴダードが新たに世に送り出そうとしている画期的なスマートフォンの情報。アダムは仕方なく、アイコン社に潜入するが、そこにはある日一夜を共にしたエマが勤めていた……。

原題の”Paranoia”よりも邦題の「パワー・ゲーム」の方がストーリーに良く合ってる気がするなぁ。上流階級、持てる者たちが這い上がろうとする下層階級……というか若者を使って謀略戦を繰り広げるお話。確かに一瞬垣間見える上流の生活は凄いし憧れるよーに思う。でもそのウラを知ってしまうと、なんかイヤーな気分になりますよ。

ハイテクなスマホ会社の話なのでその辺のネタも興味ある人には面白い。プライバシーと便利さを天秤にかけて、最終的にどっちを選ぶかなぁなんてことも考えたりする。俺?プライバシーを探られても金にもならんから、便利な方がいいや。(笑)

この映画のもうひとつの見どころはキャスト。主演はリアム・ヘムズワース。「マイティ・ソー」な兄、クリスよりも甘いマスクだけどよく似てる。ヒロイン エマにはアンバー・ハード。ジョニデとの仲が噂された彼女、もう別れたらしい。そしてハイテク企業の二大巨頭にゲイリー・オールドマンとハリソン・フォード。アタマはいいけど小者な感じと、尊大でいけ好かない天才の激突はやっぱり大スター。そしてアダムの父に久しぶりにみたリチャード・ドレイファス。別に仕事を辞めてるわけじゃなくてTVシリーズとかに出続けてるみたいだけど、今回の父役はなかなか印象的だった。
監督はロバート・ルケティック。なんと「キューティ・ブロンド」の監督。

そーいえば俺にもそんな上流を夢見た時代があったなぁ……とかしみじみ。(笑)まぁ、合わなかったですね、やっぱり。

Written by ei

11月 17th, 2014 at 12:05 am

Posted in Movies

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