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Runnin' Wild

EPSON MOVERIOイベント

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このふたを開けた瞬間の「スパイグッズ」感がたまらない。w

EPSONの新製品ウェアラブル「MOVERIO BT-200」のイベントに参加してきました。CEATECで発表したら皆が驚いた!そーで、まぁ確かに作ってるのあまり知ってる人いないよねと。なので今回のイベントはエプソンさんも気合いが入っていて、開発スタッフさんがたくさんきてあれこれと。でもイベント慣れしてないんだろうなぁという印象(すいません)。

MOVERIOはシースルー、つまり付けててもガラス越しに向こう側が見えるタイプのスマートグラス。Googleグラスは片眼だけなのに対して両眼になることで見やすくなる。そしてSONYのアレみたいに密閉式じゃないので自由度が高い。AR的な使い方が似合いそうな感じ。

まず頑張ったのは軽さ。実はエプソンはこれが2台目のスマートグラスで、初代BT-100は240gもあった。でもBT-200は88g。これは軽い。SONYのアレは本体320g。1/3.5は立派。3Dにも対応する画面は最大320型相当(20m先)だそーで、これはひょっとして映画もプロジェクターより大きく見えるんじゃね?っていう期待。バッテリーも6時間もつという。これは期待感高まりますなー。

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さてでは本体を見てみよう。グラスの前に置かれてるスマホみたいなの、これが操作部。ええ、立派にスマホです。(笑)本来画面が付いてるところが覆われていて、ここが全面タッチパネル。ここを指でぐりぐりやって操作するんだけど……ちょーっと使いにくくね?操作は指先を見てる、でもカーソルはグラス内の画面にあるのでなんかイメージが違う。ま、これは慣れの問題かもしれないけど。

あと入力用にカメラが付いてるんだけど、これが真ん中じゃなく右側に付いてて、これが難しさをさらに助長してる。グラス内に映ってる映像と、操作してる部分の位置がずれてしまうので感覚的に違って感じる。うーん、他はともかくこの部分はなんとかならなかったものかと。他の何より「感覚」の部分がずれると気持ち悪さを感じること間違いなしなんだよね。開発の人曰く「真ん中に付けるとどーしてもグラスのリム〜ブリッジの部分が厚くなって重くなるんですよー」ってことなんだけど、ここは他の何より妥協してはいけない部分だと思う。感覚的なずれは「自然さ」を失わせ、それは使いにくさに繋がり、製品としての難しさになる。

シースルーである利点を活かせてないのは対応アプリが少ないので仕方ない部分かと。例えば目で見てるものに戦闘力が表示されるスカウターのような使い方ができるアプリがまだない。マップでも道案内ができるアプリあればなーとか(でもグラス着けたまま歩くのは危険なのでやめましょう)。そう、Ingressみたいなね!(一同うんうんとうなずくw)

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実はマルチコプターのdjiがすでに対応アプリを作ってるらしく、Phantom 2のカメラ映像をMOVERIOで見ながらってのを動画で公開してる。こーいう使い方ができてくると面白くなってくるよねと。GoProと繋いで猫視線を体験するとかもできるんじゃないかとか。いずれにしろこのへんもアプリ待ちですかねぇ。あ、開発キット出てるのかとか聞き損ねた。w

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最後はパネルディスカッションで、iOSとの連携とかできないのー?なんて話も。まぁアップルさんですからねぇ。あ、うちではそのへんきっちりやります(すでに試したので次回の記事あたりで)。あとは東京オリンピックまでに、スポーツ観戦時にグラスに選手のデータを表示するような機能付くといいよねーなんて話も。

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いずれにしろまだまだ改良の余地がたーくさんある製品だなというイメージ。とりあえず1ヶ月貸してもらえるので、原稿の合間を縫っていろいろ試したいと思います。iOSとかiOSとかiOSとか(しつこいw)。つーてもまぁそのままじゃ無理なんだけどねぇ。

つーことでありがとうございました。

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Written by ei

11月 18th, 2014 at 12:42 pm

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