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Runnin' Wild

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ちっとも怖くないホラー映画。原作は良い出来だし、キャストもいいのになぁ。脚本かな。エンタメ方向に振り過ぎ。

幸せな結婚をしたはずだった秀樹と香奈。子供も産まれ、家庭は円満に見えるのに、その中には色々な感情が渦巻いていた。常に何かが来ることに怯えていた秀樹だったが、ある日部屋中に置いてあったお守りが裂けてしまう怪現象に見舞われ、友人で民俗学者の津田に相談する。彼が連れてきたのは、「なんでも書く」というフリーライター 野崎だった。

原作は「ぼぎわんが、来る」という角川の日本ホラー大賞を取ったもので、発売当時に読んで「ふーん」と思ってそのままって感じだった(読み直したら面白かった)。で、なぜかその「ぼぎわんが」抜けてしまい(まぁあまり本編には関係ない)、ストーリーは本筋は合ってるんだけど細かなところが違うんだよなぁそれっていうか……。原作は結構怖いのに怖くないってどーよ。一番怖いのが妻夫木のイクメンぶりってのはどーよ。(笑)お祓いシーンとかそれはないだろうっていうか、お祭り?

この「ぼぎわんが、来る」の登場人物、原作の方は「比嘉姉妹シリーズ」として続いていて、すでに「ずうのめ人形」「ししりばの家」「などらきの首」が既刊。事件が身内の間だけで起こってるのはちょっとって感じだけど、内容はどんどん良くなり、しかも筆が上手くなっている。それだけに、この最初の映画がこんな形になってしまうのは非常に惜しい、勿体無い。(ま、シリーズを映画化していくかどーかはわからんが)

てことで主演は一応、岡田准一になるのかな、メインで活躍はしないけど。秀樹と香奈の田原夫妻には妻夫木聡と黒木華。比嘉真琴には小松菜奈、姉 琴子には松たか子と豪華な布陣。ああ、それだけに今作がダメなのが重ね重ね残念な……。他にも青木崇高、柴田理恵、伊集院光など。
監督は中島哲也。「渇き。」の人か。そっちの方が良かったなぁ。

たとえ映画をシリーズ化するとしてもこの路線だとダメだと思うので、もう映像化作品は諦めて続刊を待つことにします。

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Written by ei

12月 15th, 2018 at 4:00 am

Posted in Movies,Roadshow

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