52Hzのラブソング
原題:”52赫茲我愛你”
台湾初のオリジナルソングで作られたというミュージカル。主人公がアンバーならもっと感情移入できたろうになぁと思うとちょっと残念。
バレンタインデーの台北。30を過ぎても彼氏のいない花屋を営むシャオシンは、多くの愛が送られるその日も仕事に勤しんでいた。音楽の夢を追いかけるダーハーと、その夢に10年も付き合ってきたレイレイ。そしてレイレイに想いを寄せるパン屋のシャオアン。バレンタインデーはそれぞれの想いが交錯しながら過ぎていく。
2010年にゲイリー・マーシャル監督で作られた「バレンタインデー」という映画とほぼ同じと言ってしまっていいストーリーだけど、違うのは内容がミュージカルになっている点。17曲の映画のための書き下ろし楽曲を使って、楽しく仕上がってる。歌い出しがちょっと唐突だなーと(昔タモリがミュージカルが嫌いな理由に挙げてたような感じ)ところはあるけれど、そこはまぁ始めてのミュージカル作品ということで多めに見てやってほしい。
やっぱり音楽の力って偉大だなぁと思うのは、これなら言葉が分からなくても楽しく見られるなということ。ま、もちろん字幕はあるんだけど、曲調は感情も表すわけで、明るい曲なら明るい気持ち、暗い曲なら悲しい気持ちなんだなというのがわかる。そして群像劇のいいところは、必ず誰か感情移入できる人がいる。年齢にもよるし境遇にも寄るんだろうけどね。そして登場人物皆がハッピーに終わるので、最後まで楽しく観られます。
演技陣はまー解説しても分からないと思う(笑)ので、日本版の公式ページを参照してください。皆ミュージシャンで俳優。主演のシャオチョウがアンバー・クォだったら、俺もっとノリノリだったと思うんだけどなぁ。ちょっと可愛くない(失礼)のがねぇ。
監督は ウェイ・ダーション。「海角七号 君想う、国境の南」が大ヒット。その後、「セデック・パレ」を制作、「KANO 〜1931 海の向こうの甲子園」でプロデューサーと、大ヒット作品を世に送り出す台湾映画界の大立者。68年生まれってことは俺より若いのか!
台北の街並みも楽しい映画。台湾好きならぜひ。
あけましておめでとうございます。今年も楽しみに読ませていただきます。
さて、12月に初めて台湾へ行ってきました。二泊三日の慌しい旅でしたが、台湾、気に入りました。また行きたいですねぇ。
というわけで、この映画も大いに気になるところですが、例によって地方は公開の予定が、、、、。
あ、地下鉄の構内には「スターウォーズ」「ジュマンジの新作」「マンハント」の広告が目立ちました。「マンハント」は 呉 宇森 はめたので、お、ジョンウーの新作か!と。福山主演だとは知らなんだ。似てるなぁ、とは思ったんだけどねwww
biomax
11 1月 18 at 21:52:53 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
今年もよろしくお願いします。
台湾、いいところですよね!映画も日本より早いし(そこかよw)、日本語もある程度通じるし。今年はいつ行けるかなぁ。
「マンハント」、原作は日本の小説「君よ憤怒の河を渉れ」なんですよね。ジョン・ウーがどんな味付けで見せるか楽しみです。
ei
12 1月 18 at 10:51:36 edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>