若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ハドソン川の奇跡

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原題:”Sully”(2016)

実話が一番面白いという……。不謹慎だけどこの場合は全員助かったってことで、しかもニューヨークで、飛行機絡みでのいい話だし。

2009年1月15日、ニューヨーク、ラガーディア空港を飛び立ったUSエアウェイズ1549便は、離陸直後のバード・ストライクによって両エンジンが停止。機長のチェスリー・“サリー”サレンバーガーはとっさの反応で、機をハドソン川に緊急着水させ、155人の乗員全員が無事という奇跡を成し遂げた。しかし国家運輸安全委員会は、1549便は近くの空港に降りられたはずだとし、サリーと副操縦士のジェフの責任を追及していた。

wikiを読むとほぼ実際に起こったことをなぞっていて、英雄を素直に英雄にできないのはなんというか世知辛い世の中だなぁと。ま、最終的にはその判断に間違いはなく、サリーの40年の経験とたまたま居合わせたフェリー、色々なものが重なって起こった奇跡だったんだなぁと。アメリカは好きですよね、こーいうの。

サリーは2010年にはパイロットを引退、その翌年には1549便はカロライナズ航空博物館へ移送され、そこで元乗員、乗客を集めたパーティが開かれたそーで、この映画のエンドロールで流れている映像がそのときのもの。同じ苦難を乗り越えて生き残った人たちの笑顔が眩しい。そしてサリー本人がトム・ハンクスによく似てるなぁと。

てことで主演はトム・ハンクス。実は苦手なんですよ、トム・ハンクス。(笑)「スプラッシュ」のが一番好きだなぁ(ってそれ出世作w)。ダリル・ハンナが……(しつこい)。副操縦士のジェフにはアーロン・エッカート。あとはサリーの奥さんにローラ・リニー、ホルト・マッキャラニーなど。
監督はクリント・イーストウッド。

奇跡、というか皆が正しい行動をすればちゃんと神様は見てるというお話ですね。

Written by ei

7月 16th, 2017 at 9:57 am

Posted in Movies

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