デイライト・エンド
原題：”Daylight’s End”(2016)
マッド・マックスにゾンビとヴァンパイアを足してみました、みたいなハードボイルド・アクションホラー。
世紀末、正体不明の疫病に見舞われ、人類は滅亡の危機にあった。感染したものは死して立ち上がり生者を襲い、さらに仲間を増やしていく。流れ者のロークは、警察署に立てこもる生き残りの集団と合流。女子供も入れて40人ほどの集団は、飛行機で隔離地区があるという場所を目指そうとしていた。
陽の光が弱点なゾンビ？ヴァンパイア？を撃って撃って撃ちまくるB級映画の見本のような作品。アイデア的にもシナリオ的にも実に落ちるべきところに落ち着くのだが、回収されてない伏線があったりもして（なんでαは死なないんだ？というかあれは知性があるのか？）、まさか２作るとか言わないよねーと。他の怪物はどこを撃っても死んでくれるので、ただただ撃ちまくる映画を見たい向きには良いかもしれない。
主演はジョニー・ストロング。「ワイルド・スピード」とか「ブラックホーク・ダウン」とかに出てたらしいんだけど、知らんなぁ。他の人たちもまぁB級映画らしくTVシリーズだったりあまり有名じゃなかったり。ただ一人、ランス・ヘンリクセンはここにも出てますね。もーB級映画にはこの人あり、でいいんじゃないかという感じで。
監督はウィリアム・カウフマン。今までの映画も基本、ガンアクション映画っぽいので、設定は違えど撮ってる方向は同じってことでしょーか。
WOWOWでやってる映画なので、日曜の昼下がりになーんにも考えずにぶっ放す映画が見たいときにどーぞ。細かな設定とか考えて見る映画ではありません。w