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Runnin' Wild

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

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原題:”Rogue One

これは新世代のスター・ウォーズじゃなく、大人になった我々のためのスター・ウォーズ。ルーカスが喜んだ理由も理解できる。悲しいながらも希望へと繋がる物語。

帝国軍の強制収容所に捕らえられていた女性が救出された。彼女の本当の名前はジン・アーソ。帝国が開発している秘密兵器の設計者 ゲイレンの娘で、幼い頃に両親と生き別れてしまっていたのだ。反乱軍は彼女なら帝国軍の秘密兵器を封じる手がかりをつかめるかもしれないと考え、何年も行方不明な父を探すというミッションを託す。

7を酷評した(のちに撤回)ルーカスが、観終わったあと喜んで監督に電話したという本作。エピソード4の色を濃く残して、よりスター・ウォーズらしいというか、旧シリーズを知ってる人の方がこの映画の意味を知っているというか。シリーズを見ている人はこのあとどーなるか知ってるわけで、そういう意味でも世界観には入りやすかったかもしれない。

ある意味、J.J.エイブラムズは器用すぎるんだと思う。世界観を壊さないよう前のシリーズを踏襲しつつ、新しい世代への架け橋を作ろうとした……んだけど、完成してみるとスカイウォーカー家の動乱が続いてるという、銀河を股にかけた家族の争いの物語、スペース・“ソープ”オペラになってしまった。

対するこの映画は、すでに過ぎた時間軸だけにどこに繋がるか皆知ってる。その枠の中であれば何をしてもスター・ウォーズになるという自由度の高さと、ギャレス・エドワーズ監督らしい(これは「Godzilla」ではなく「モンスターズ/地球外生命体」の方)暗めの展開が上手に噛み合って、大人向けのいい作品に仕上がった。時間軸も我々が熱中したあの時代、ところどころに懐かしいものが見えたりもする。そりゃ思い入れが強い人ほどハマります。

本来、ルーカスが持っていた今後のスター・ウォーズ構想は、続きを作ることじゃなくこんな風にサイドストーリーを充実させることだったんだろうなと。実際、小説とかアニメ(こっちは本編として認められてるんだっけ)とかあるんだし、スター・ウォーズの壮大な世界観はどんな形にも収めることができる。小道具もたくさんあるし、いくらでも作りようがある。確かにこの手の話ならもっと観てみたいかもしれない。

もう一つ、映画が終わったと同時に「怖いわー」とつぶやいたのは登場人物のこと。そーいえばすでにTシリーズとかで登場してたなぁとか思い出してみたりもするんだけど、あれがあんな風にできてしまうとこれから先、映画俳優はいらなくなってしまう。というか今のハリウッドスターはもう全身スキャンしてるかもなー。将来的にデータが数億円で「出演料」としてもらえるようになるだろうし。
#すげー分かりにくいですね、すいません、まず観てください

てことで主演はフェリシティ・ジョーンズ。あの前歯がー(酷)とか思うけど、娘時代の子役も同じ口だった(そこかよ!)行動を共にするキャシアンにはディエゴ・ルナ。盲目の戦士 チアルートに香港が生んだアクションスター ドニー・イェン。他にはマッツ・ミケルセン、フォレスト・ウィテカー、ピーター・カッシングなどなど。
監督はギャレス・エドワーズ。大出世だなぁ。

ラスト近くの海岸はスター・ウォーズ史上でも屈指の美しく、悲しく、素晴らしいシーン。ギャレス・エドワーズらしい、とても良い作品です。スター・ウォーズファンは安心して観に行ってください。

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Written by ei

12月 16th, 2016 at 4:56 pm

Posted in Movies,Roadshow

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2 Responses to 'ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー'

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  1. 先日観てきました.最後の白い服の人はデータなのですかね⁉️「ざわちん」並みのメークの人が上手くやったら似てる人作れそうですか…見当違いですか⁉️

    Kankarara

    19 12月 16 at 20:52:01

  2. なんかそんな話もあるみたいですねぇ、一応どちらも俳優が演じてると。
    でもまぁあれは反則だと思うのです。w

    ei

    20 12月 16 at 2:03:52

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