若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

スタートレック

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原題;”Star Trek

いつの時代でも、やっぱりスタートレックはスタートレックだったという。というかこの映画は新しいスポックを探し出せたことが成功の鍵だったと思う。

宇宙嵐とそこから現れた謎の宇宙船に父を殺されたジェームス・T・カークは、抜群の適性を持ちながら素行不良のため士官学校にも行かぬままだった。しかし父のことを研究したというパイク大佐によって、ようやく連邦艦隊に所属。公約通り3年で士官になる道を歩んでいた。
例の「コバヤシ丸テスト」ののち、処分されそうになっていたカークたちの元に、ヴァルカン星から救助信号が届く。パイク大佐を艦長に擁した新造艦「エンタープライズ」とともに現地に赴いた彼らを待っていたのは、先行していた艦隊の全滅した姿だった。宇宙嵐とともに現れたその船こそ、カークにとって父の敵であるロミュラン人だったのだ!果たして若きカークと乗組員たちの運命は?  

今回は前知識一切なしで観に行ったのであの人が出てきたのにはとても驚いたのだが(笑)、ホントの意味で「仕切り直し」ができるように作られたこの映画。タイムパラドックス的にどーなのってところは時間軸が違うってところでいいのだろう。つまり、これから語られる物語は我々が知っているカークとエンタープライズの物語でなくてもいいということだ。
この映画の主人公は一応カーク……なのだが、いつも鍵を握っているのはスポックであり、そーいう意味でも正しいスポックを見つけられたというだけでこの映画は成功することになっていたのであろう。もちろん他のクルーたち、お馴染みのカトー(スールー)、チェコフ、ドクターにスコット、そしてウフーラまで皆登場するところはワクワク。それぞれを知っているからこそ面白い部分もあるし、知らない人にもそれなりに楽しめるはずだ。

ということでカークにはクリス・パイン。スポックにはザッカリー・クイント。この人、HEROESであのサイラー役をやって一躍有名になった人です。ドクターにはカール・アーバン。LOTRのエオメル役でしたね。スコッティにサイモン・ペグとか持ってきてたりもして、クルー一同ひとくせありそうな人たちばかり。俺はこのキャストでTOSが見たい気がしてきた。他にエリック・バナとかも出てます。ああ、あの人はもう神ですね。w
監督はLOSTのJ.J.エイブラムズ。そろそろ正統派の腕を見せていきたいところですな。

観終わって思ったのは、「やっぱり俺はTOS(The Original Series)」が一番好きだぁってこと。小学生の頃、土曜日の13時という時間にやっていたドラマをかじり付いて見ていた俺は、いつまでたってもこの世界に生きているんだなと。(成長しろよ>俺w) いやぁ、楽しかった。(^-^)

Written by ei

5月 29th, 2009 at 11:54 pm

Posted in Movies,Roadshow

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