ロスト・バケーション
原題：”The Shallows”
美しい海を舞台にしたサーフィン映画かと思いきや、あの「JAWS」をも超える？サメ映画だった。
医学生のナンシーは、かつて母が自分を妊娠していたときに訪れた、名前も知らないビーチへやってきた。闘病していた母を救えず、医学の道にも絶望を感じていた彼女は、美しいビーチで時間を忘れてサーフィンに興じる。最後の一本と沖へ出ると、そこにはクジラの死体が浮いていた。そして彼女の下に巨大な影が蠢く……。
まずこの美しい、ホントに美しいビーチ。そこに目を奪われる。海の美しさ、寄せる波の美しさ、大きな波に乗る楽しさ。そしてブレイク・ライブリーの美しさにもとても魅かれる。本格的にサーフィンやってるのかなぁ、特撮なのかなぁ。でも波に乗る彼女の姿はそれはそれは美しい。そんな楽園に訪れた脅威といかにして対峙するか。彼女の強さもまた、美しい。
主演はブレイク・ライブリー。1987年生まれの28歳、いやぁとても美しいですな。TVシリーズ「ゴシップガール」を見てなかったので知らなかったけど、これからは注目したいですなー。他のキャストはサメくらい（笑）。「JAWS」から40年、CG技術はホントに進化したもんです。
監督はジャウマ・コレット＝セラ。「エスター」とかのホラー映画や、「ラン・オールナイト」などリーアム・ニーソンの映画を多く手がけてるよーです。あ、次の映画 “The Commuter“もリーアム・ニーソン。
まー、海に入るときは必ずバディを連れて行きましょうねという教訓映画ですね。（違います） 小品ながらとてもよくできているので、オススメできます。