若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

ブルックリン

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原題:”Brooklyn

ある意味洋版「おしん」。(笑)主演のシアーシャ・ローナンの青い瞳がとても印象的です。

アイルランドの田舎に住むエイリシュは姉 ローズに勧められ、遥か遠くアメリカはニューヨークへ。何もかもが違う摩天楼に戸惑い、友達もできないままホームシックにかかったり。しかし大学に通い始め、さらにイタリア系移民のトニーと恋に落ちたことで自信を持った彼女は美しく変わっていく。そんなとき、最愛の姉の訃報が届く……。

田舎から東京に出てきたとき、この街は一体なんだ?と思ったのを覚えている。街に溢れる人、人、人。ホントにたくさんの人が、触れ合うこともなく流れていくさまは、俺を含む地方から出てきた人たちにとって驚きだろう。この映画の主人公も遠く数千キロも離れたアメリカで一人で道を切り開いていく……のだが、後半がちょっとなー。年老いた母のことや安定した生活を考えれば、確かにそうしたくなる気持ちもわかるんだけど、やっぱりそこは「女だから」(というのはあまり使いたくないけど)なのかなとか。

そして田舎の「怖さ」もまた実感としてあるわけで、うちの姉が実家の周りの町内を語るともー酷いもんです。(笑)でもそれが地方の人にはふつーだったよなと。

主演はシアーシャ・ローナン。ああ、「ザ・ホスト」で見たのか、この人。今回のオスカーノミネートで今、一番ノってる女優の一人に。今年公開の2本の後、さらに2本が製作中。他にはこちらも最近ノってるドーナル・グリーソン。イギリス人といえばこの人なのかと。
監督はジョン・クローリー。アイルランド生まれの彼には合った映画ですかね。

決してすごく美人というわけじゃないけど、意思の強そうな顔と青い瞳は魅力がありますな。今後の活躍に期待しよう。

Written by ei

7月 2nd, 2016 at 3:57 am

Posted in Movies,Roadshow

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