若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

アイアムアヒーロー

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実に正しい映画化って感じですかね。なんだろ〜な、こーいう感じで映画化できない人たちって。「進撃の巨人」とか「テラフォーマーズ」とか……。作品に対する愛の差か?
#あ、テラフォはまだ観てないから評価はそれからか
#でも予告で見る限り笑いしか出てこない……ってテラフォはギャグ漫画だからいいのか(笑)

漫画家(のアシスタント)の鈴木英雄。15年前に漫画賞で佳作を取り、その後もネームの持ち込みを続けているものの、ちっとも芽が出ない。とうとう長年一緒に住んでる彼女からも追い出されてしまう始末。しかしその日から、世界は大きく変わろうとしていた。謎の感染症によって人ならざるもの=ZQNになった者たちが他の人を噛み、さらに感染を拡大させていく。

世界各国のファンタスティック映画祭に正式招待され、観客賞やついにブリュッセルでは大賞まで取って堂々の凱旋という本作。ま、原作を読んでる人にはご存知の通りのゾンビもの。まー世界はどんだけゾンビ好きなんだって感じですが。今回良かったなぁと思うのは、R15指定取ってまで徹底的にやりきったことじゃないかと。日本だと興行収入とかを気にするとR15をかけるのさえ憚られるところを思い切り、その分徹底的に血しぶき飛びまくり。世界基準から見ればそんなに目新しいことはしてないんだけどね。きっとクライマックスシーンは海外で拍手喝采だったことは想像に難くない。

こうして見ると日本の映画界の基準は一般受けを狙うかどーかってところにあるのかもしれないなぁと。「できない」んじゃなくて「やらない」。そりゃ一番ダメなパターンだと思うけど、今の日本映画界はそこに全てがあるよーな。できるんだからさー、やればいいんだよ。そしたらこんなちゃんとした映画が撮れるんだから。

主演は大泉洋。イメージ違うなーと思ってたけど、映像で見たらまさに鈴木くんでしたね。JKヒロイン比呂美には有村架純、そしてつよーい女 藪には長澤まさみ。あ、ついでにコロリ先生はやっぱりギリジン(片桐仁)でした。
監督は「図書館戦争」の佐藤信介。原作ありなものを映画化するのは上手ってことでしょうかね。

原作は最近、迷走してるけど映画本編はいいところで終わってます。さて続き作るのかなー。コロリ先生にもっと活躍して欲しいしなー。でもそーなるとあれがあーなって……。あ、無理か(アレだしw)。

あとこの使いにくいFlashサイト、そろそろやめよーぜ。ローディングとか面倒臭いったらありゃしない。

Written by ei

4月 24th, 2016 at 3:16 am

Posted in Movies,Roadshow

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