ザ・ブリザード
原題：”The Finest Hours”
酔う。これは酔う（船酔い）。3D上映とかしてるけど絶対無理。w
1952年、ブリザードが吹き荒れる冬の海。T2 タンカー、SSペンドルトン号は出航前に溶接した箇所からまっ二つに裂け、前部が沈没。エンジンを含む後部に33人が取り残されたまま漂流し始めた。沿岸警備隊は12人乗りの小さな救助艇で現場に向かうが、そこはたどり着くことさえ困難な大時化の海。果たして彼らはペンドルトン号までたどり着き、乗員を救助できるのか？
実話だというから恐ろしい。数階建てのビルを一気に登って降りるよーな波を越え、時には潜って、エンジンが止まっても寒さで凍えそうになっても救助を待つ人たちのところに向かう姿は確かに素晴らしいが、一歩間違えば二次遭難になるわけで、現代だと決して褒められる行動ではないとも言える。ま、それでもこれが美談として残るのは、乗員32名を無事に救い出せたから。そうでなきゃ教訓として残ってるはずです。
映像がリアルで、マジで酔いそうになるところがまたなんとも。最寄りの映画館では3D上映のみとかになってて何でだろーなーと思ってたんだけど、つまりそーいう効果を狙ってるってことなのか。4DXでやるべきだよね。（笑）俺、絶対行かないけど（てか無理w）。
主演はクリス・パイン。今年は勿論”Star Trek Beyond”が控えてるけど、その次の”Wonder Woman”も見逃せませんなぁ、何せワンダーウーマン役にはあのガル・ガドット。ちなみに公開は2017年だけど、一足お先に今年の”Batman v Superman: Dawn of Justice”にも登場！共演はケーシー・アフレック。一時期は変な役が多かったけど、最近いいところを押さえるよーになってきた感じ。他にベン・フォスター、エリック・バナ。そしてホリディ・グレンジャー。「あら、クマ」（マテ って思うけどこの勝気な感じはなかなか好感触。
監督はクレイグ・ギレスピー。「ミリオンダラー・アーム」とかの人です。
とりあえず船酔いしやすい人は3Dで観ないようにー。危険危険。w