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Runnin' Wild

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション

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原題:”The Hunger Games: Mockingjay – Part 1” ”The Hunger Games: Mockingjay – Part 2

ある意味正しい終わり方かなと思う。このシリーズが成功したのはひとえにジェニファー・ローレンスという人がカットニスだったことにある。最後まで手抜きなしで素晴らしかった。

えーと、前半はどーだったっけ?と検索したら、なんと記事を書いてなかったことが判明!き、きっと2015/06/05で台湾から帰ったばかりで疲れてたんですよ……。( ꒪⌓꒪) ということで前半、後半合わせて書こう。

前半:第75回ハンガー・ゲーム記念大会のドームを破壊し、反乱軍に救出されたカットニスたち。彼女の行動はTVでゲームの動向を見守っていた民衆に火を付け、政府に対する反乱は盛り上がりつつあった。一方、反乱軍のリーダー コイン首相は、カットニスに「マネシカケス(Mockingjay-彼女がつけてたブローチの鳥)」として、反乱軍を鼓舞する象徴になれという。迷っていた彼女が決意した理由は、彼女の行動によって滅ぼされた12地区の現状を見たときだった……。

後半:反乱軍はいよいよ最終決戦へ向けて活動を活発化し、政府軍の要塞への攻撃を計画していた。しかしカットニスは自分が宣伝活動に利用されていることを決して快くは思っておらず、また反乱軍の中にも不穏な空気があることを知る。そして彼女は、まだ洗脳から完全に回復していないピータたちとともに首都決戦に自ら赴くースノー大統領を自らの弓で暗殺するために。

この手の話としてはガーっと盛り上がって終わ「らなかった」のが、逆に新鮮だった。いや盛り上がるんだけど、最後はとても「静かに、平和な日々が過ぎていった」という描写が、今思うと正解だったなと。それはあれだけ運命に翻弄されたカットニスが、こんなにも平安な心を手に入れられたんだということに心を動かされる。

そしてジェニファー・ローレンスという女優が、10代の女性にありがちな不安定さを持ちながら、それでも決して流されず自分の意志をはっきりと表したカットニスを演じたということはやはりこのシリーズの鍵だったなぁと。「トワイライト」シリーズは2作目くらいで挫折したけどこっちは最後を楽しみに観に行ったもんね。「ハンガー・ゲーム 2」のときには「好みじゃないからパス」と書いてるんだけど、もうこの演技力は認める以外にないと。ああ、でもそりゃ好みかと言われればやっぱりそーじゃないので。(酷い)

他のキャストも前作と変わらず、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウッディ・ハレルソンにエリザベス・バンクス、スタンリー・トゥッチ。ドナルド・サザーランドはキーファーと本当にそっくり。コイン首相にはジュリアン・ムーアが、そして今回こそ最後の映画のフィリップ・シーモア・ホフマン。幾つかのシーンで出ていなかったり、おそらくここは変更されたんだろーなーってところもありました。合掌。
監督は2から引き続いてフランシス・ローレンス。最後までお疲れ様でした。

キャストも豪華でシリーズを通して緊張感もあり、よくできたシリーズでした。てか壁は実は1作目を見て続きを見ようと思うかどーかなのかも。

Written by ei

11月 26th, 2015 at 1:58 am

Posted in Movies,Roadshow

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