若旦那の独り言wp

Runnin' Wild

CURE

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さてこの映画、どう解釈すべきなのか……。

各地で起こる殺人事件は事件当事者同士には何のつながりもないものの、ある一つの共通点があった。それは首を大きく割いた「X」の切り傷。どの事件の加害者も相手を殺す理由もなく、ただそのときはそうすることが正しいと思ってやったという。事件を追う刑事 高部はどこかに事件の関連性があるものとして調べていたが、何件目かの事件の犯人が精神病院に移送した男 間宮こそが全ての鍵を握っていると確信し、取り調べを行うが……。

ホラーというよりサイコサスペンスで、「セブン」などの影響もありそーなタッチ。怖くないけど色々わからないまま終わってしまう。ポイントは「催眠」。でも催眠術は人の倫理観を超える行動を命令できないので、殺人を犯させることができるは言えないんだけどなぁとか。

Webで見た人たちの感想を読むとそれもすべてまちまちで、決まった答えは得られない。ただ高部はどこかの時点で奥さんを殺しているし、間宮の催眠の能力は彼が受け継いでいるというのはわかるんだけど。うーん、もう1回見直すか、本読んでみるか。

主演は役所広司。18年前だと若いですな。わけのわからない間宮には萩原聖人。ああ、こっちの方がもっと若い。他にはうじきつよし、中川杏奈、洞口依子など。
監督は黒沢清。

とりあえず解釈のしようがないのでノベライズを読んでみることに。でも映画ってのは感じ方は人それぞれだしなぁ、読んだからといって意味があるかどうかもわからない。

Written by ei

11月 1st, 2015 at 3:58 am

Posted in Movies,Roadshow

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